こんにちは。
龍馬です。
今日は長女の17歳の誕生日です。
長女は今日、某大学のオープンキャンパスに行っています。
早い・・・時が経つのはとてつもなく早い・・・(-公-;;)
・・・
さて、地域毎に温度差は以前あるものの、
広告宣伝規制においてのホールの影響は大きくなってきた感があります。
県警というより、所轄により対応は様々で、
現在毎月9県のホールとお仕事をさせて頂いてますが、
その対応の違いによってホールの運営も変わってきますので、
個人的には面白くもあり、大変でもあります(笑)
しかし、これからのことを考えると、その差は徐々に縮じまってくることが予想されますし、
何よりこの業界に限らず、時代の変化により、今までの営業を変えていかなくてはならないので、
大局的に見ると「少々の解釈の違い」などは、さほど問題にならないと思います。
今まで「イベント以外に稼動を上げる方法が思いつかなかったホール」は、多いのではないでしょうか。
そのようなホールは、今まで比較的ポテンシャルに恵まれていたホールに多いような気がしますが、
だからと言ってそのようなホールも、今から新台を大量に購入出来るわけでもありません。
少し厳しい言い方をすると、今後、世の中で必要とされ続ける店は営業が継続でき、
そうでない店は、営業をしていくことが出来ません。
それを決めるのは「ホール側」ではなく、「お客さん側」です。
自分の店が今後営業していけるのか、売上を上げるのか下げるのか、
粗利をいくら得られるのかは、すべてお客さんが決めます。
広告宣伝規制がきっかけになり、今までの「説得という名の武器」が使えなくなった今、
ホールが発信出来るコミュニケーションの量、質(あくまで射幸性喚起の質)が格段に下がることは事実です。
世の中の商売はすべて需要と供給のバランスで成り立っています。
「需要」を創るのは、大きくは景気、マーケティング、イノベーション、コミュニケーションです。
パチンコ店は、今まで御世辞にもマーケティング発想が豊かな業界だと言えず(一部企業を除く)、
イノベーションを第三者に依存し、コミュニケーションは、「マス」と「プッシュ」を中心に行なってきました。
言い換えると、「自己(ホール)の努力によって需要を拡大してこなかった」し、
「そのような経験もない」のです。
今から22年前のサラリーマンの平均お小遣い金額は75,000円でした。
しかし今の時代は、35,000円です。
現在も22年前とさほど変わらない考え方で営業が成り立っているホールがあること自体が、
「奇跡に近い」と言えます。
正直、昔のこの業界がどれほど良かったのかが分りますね。
・・・
さて、次女が早くコンビニへ連れて行けと騒がしいですが、
無視して書き進めます。
なぜ、私たちは変わろうとしないのか。
答えは3つです。
ひとつは、「何とかなっている」から。
もうひとつは「今のやり方で、もっと頑張ればきっと業績は上がる」と思っているから。
そして最後のひとつは、「結局、現状が心地よいから」です。
しかし、それらはひとつも間違ってはいません。
現状「何とかなっている」のなら喜ばしいことだと思いますし、
「もっと頑張ること」も良いことです。
そして、人の心は「不安を最も恐れる」ので、「現状が心地よい」と感じるのも
人間の本質から言えば、ごくごく当然のことです。
しかし、会社の未来、従業員の未来、社会における今後の役割を考えたとき、
今変わらないことは、破滅を意味します。
「破滅」とは、業績が悪化し事業を続けられなくなることですが、
それは「昔は必要とされていたが、今は必要とされなくなった」ことを意味します。
私たちは、今のこの不確実な時代において、「時代と運命を共にする」のではなく(それは破滅を意味する)、
「新しい価値(需要)の創造」に向かって進まなくてはならないと感じます。
会社のためにも、そこで働く従業員のためにも。またその家族のためにも。
最後にもう一度、店長に質問をさせてください。
「あなたの店の顧客は誰ですか?」
「その顧客に何を提供していますか?」
「それは独自性、競争力のあるものですか?」
「それは自店に強い引力をもたらすものですか?」
もう「有効なコンセプト」がなければ営業など不可能な時代です。
※「有効なコンセプト」と書いたのは、「有効でないコンセプ」トが多くみられるからです。
広告宣伝規制をきっかけに、一旦立ち止まり考えてみましょう。
『追記』
今回もセミナー4へのお申込みを沢山頂きありがとうございます。
また皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。
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株式会社 ノウズ
パチンコ店舗コンセプター 金村龍馬
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