走りながら考える。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


龍馬です。


めちゃめちゃ寒いですね。


皆さん、風邪に気を付けてくださいね。(^-^)


さて前回、


「ところが残念ながら、ほとんどのラーメン屋は失敗するのです。


最初は集客出来たとしても、その効果は驚くほど短期間の成功に終わります。


そして、その後は以前より深刻な稼動不振に陥ります。」と書きました。


どうやら私は、たまに続きを書かないことがあるらしいのですが


(恐らく私は、もっとずっと先の未来を見据えて書いている。


目の前の細かいことは気にしないぜ。)、


第二営業部堀川教授 より「必ず続きを書くように」とのご指摘を受けましたので、


書いていこうと思います(笑)。


さて問題を整理してみます。


問題は2つに分けられます。


①ほとんどの場合、成功は短期間に終わる。


②その後、以前より深刻な稼動不振に陥る。


さて上の理由ですが、極めて短い言葉で説明できます。


それは・・・


「見かけはラーメンだが、味はうどん」だからです。


「味がうどん(例えば競合4店舗)」なら「まずいラーメン(競合ナシ)」の方が売れるのですが、


3番店は、それすら作ることが出来ていません。


またそれを作ったとしても、競合店がメニューにラーメンを加えたらそれでおしまいです。


ラーメン屋さんを始める場合、その後に競合店が簡単には追随出来ない仕掛けをしておくことが


不可欠になります。(その方法については以下に書きとめておきます)


単なるラーメン屋さんなど、誰にでも出来るのです。


「味がうどんとまったく同じラーメン」を「ラーメン屋開店!」と謳えば、


最初の頃はラーメン好きな客が集まります。


しかし2回目の来店はないでしょう。(①の理由)


そして、「どうせうどん味を食べるなら、普通のうどん屋」へ行きます。(②の理由)


要は、「コンセプト」を打ち出したまでは良いが、


「コンセプト通りの営業がまったく行なえていない」ということです。


「ラーメン屋」の看板を出すことがゴールとなっていて、そこからスタートするものがないのです。


結局、「特に独自性があるわけでもなく、どこにでもあるような、


あまり新台が入らない店」としての認識しか得られないのです。


ここからは「ラーメン屋」を「自店のコンセプト」に置き換えて進めていきます。


セミナー2の中で「コンセプトの創り方」についてお話させて頂きましたが、


それ自体はそんなに難しいことではありません。


問題は、「コンセプトに沿った店創りをどう行なうか」です。


いえ、「どう行なうか」という言葉にも語弊があります。


正しくは・・・「行なえるかどうか」です。


・・・


さて、ここから少し専門的な話になります。


営業を行なって行く上では、主に以下の6つの機能が必要不可欠になります。


①フィロソフィーの構築(哲学。店舗運営で言うと理念、ビジョンなどが含まれる。)


②関わる全員のリーダーシップの発揮


③そのモチベーションの維持


④組織体系の構築


⑤コンセプトの立案


⑥実行、確認


マーケティングは主に⑤と⑥を担当します。


そして皆さんが最も関心のある⑥は、①から⑤によってもたらされます。


コンセプト型営業で最も重要なのは、「一貫性」だからです。


これをひとつの文章で表わすと以下のようになります。


「私たちの使命は何であり、それを行なおうとする私たちの目的は何であり、


その実現のために私たちはどのような立場を貫き、


具体的には何を、どのような方法で行なうのか」です。


言うまでもなく、コンセプトの立案は、


「何を行なうのか」にしか焦点を当てていません。


⑥は、①②③④⑤があって初めて機能します。


なので先ほど、「行なえるかどうか」と書かせて頂きました。


「行なえるかどうか」は、店長の覚悟のことです。


・・・


さて、このブログの中で、「コンセプト立案の重要性」について度々書いてきました。


なぜ①から順序を追って説明しなかったのか。


ここで2つの理由を説明します。


理由その1。


「パチンコ店舗営業で最も重要なのは理念である。」・・・


おそらく誰も見ないでしょう。(^-^)


なぜなら理念とはそれらしくて立派だが、退屈で意味のないものだと思っている方が多いからです。


実際、そのような退屈で意味のない理念も多く見かけますが・・・


しかし、会社、店舗の方向性を明確に示す理念があるかないかで、


その会社、店舗の長期的な展望が大きく変わることは間違いありません。


理由その2。


「考えて走る。」のではなく・・・


「走りながら考える。」のが実務者の仕事の行ない方だからです。


前者は論理的、後者は実務的な仕事の運び方です。


コンセプトを決定し、実行を行なっていけば色々な壁にぶち当たりますが、


その壁を越えようとする気力が大きければ、短期的には何とかなります。


それを繰り返すうち、私がここで書くまでもなく①~④が欠落していることが


真の原因だと悟るようになり、そこに力を注ぐようになります。(言うまでもなく私自身の体験談)


現に私がお世話になっているホールの店長も、


「チームを作り替えなければ、お客さんに価値は提供できないということを


身をもって感じています」と仰っています。


走りながら考えた場合の修正は、非常に大きな効力を発揮します。


なぜなら、「その前に失敗しているから」です。


なので①②③④を飛ばして⑤⑥から始めることは間違いではないのです。


いえ、逆に「正解である。」と言えます。


「持続的な成功」のために「必然的に起こる小さな失敗」など恐るるに足りません。


・・・


ここでひとつ補足をしておきたいことがあります。


それは「論理を知らずに闇雲に走る行為」は、失敗する可能性が高いということです。


「論理を知っている」から、走りながら「これは間違っているかも知れない」と判断が出来ます。


言ってみれば「物差し」ですね。


セミナーなどを聞いた後に、「あれは論理だよ。実務を分ってないよ。」などと言う方が多く居ますが、


それはとんでもない間違いです。


「論理」が成功に導くのです。「論理を実践する」のではなく、「論理を知る」ことが重要です。


・・・


さて前回、「程度の違い」と「種類の違い」と書かせて頂きました。


コンセプト営業を成功させるためには、この問題について深く考える必要があります。


この問題を解決するのが、上記で言えば⑥になります。


ちょっと書きすぎてぜーぜーしてきましたので、


次回に繋げたいと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/


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株式会社 ノウズ

パチンコ店舗コンセプター 金村龍馬

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