こんにちは。
龍馬です。
我が家の年末チャリ銭争奪戦が、あと2ヶ月後に迫ってきました。
私が1年間貯めたチャリ銭を子供達がゲームで争奪するのですが、
かなり盛り上がります。(笑)
みなさんも一度お試しください。おもしろいですよ。(・∀・)
・・・
今回は、パチンコ店舗コンセプト事例ですね。
前回、いくつかのあまり効果的でないコンセプト例を挙げました。
①お客様が安心して遊べるパチンコ店
②元気と笑顔のパチンコ店
③なつかしのパチンコ店
④昭和を感じるパチンコ店
ひとつずつ見ていきます。
まず①。
ここでのポイント(ヘソ)は、「安心」になるのですが、
「安心」というワードと、「パチンコ」というワードはかけ離れ過ぎていて、
説得力を持ちません。
私たちのお客さんは「パチンコユーザー」であり、「一般の人」ではないことを認識すべきです。
また、「安心」という言葉は普段から使われすぎていて、
関心を引けない可能性が非常に高いワードです。
店舗コンセプトとは、それを基に店の施策ストーリーを描いていけるものでなければならず、
「安心」というワードから、それは不可能です。
「当店の牙狼は安心です。」
どうですか?打つ気にはなれないのではないでしょうか。
次に②の「元気と笑顔」ですが、これも同様の理由でオススメ出来ません。
③と④はそれぞれ「なつかし」「昭和」がヘソですが、
それらのワードに反応する客層は、私たちが思っているより随分高齢な客層になります。
おおよそ60才代以上の客層です。
なので、現状かなり稼働状況が厳しく、かなりの高齢の方々が主たる客層である以外の場合は、
使わない方が無難かと思います。
さて、上の4つのコンセプト例は、実は謳い方を変えれば、
そのままの意味で使える店舗コンセプトになります。
ここでは①と③についての例を挙げてみます。
①「お客様が安心して遊べるパチンコ店」
→負けたくない人コミュニティー~知ることの出来ない情報、ここにあります。~
→アドバイザー型パチンコ店。~勝つためのお手伝い、出来るのは○○だけ。~
(施策キーワード:両面提示、選択肢の用意、独自化プロモーション)
③「なつかしのパチンコ店」※主に高齢者対象、低稼動店。
→最近のパチンコは、つまらん。~古き良き777がここにある~
(施策キーワード:低交換、ドット、7セグ、低玉貸し、独自化プロモーション)
・・・
上で幾つかの例を挙げました。
度々言っていることですが、コンセプトを明確にしたところで、
「店の中に入ってみたら、他の店と何も変わらない」ということでは、
何の意味もありません。
コンセプトとは、「自店はこのような方々に向けて、自店のオリジナルな営業方針の下、
このような営業を行っています。」を説明しているものであり、
それ自体(コンセプト文自体)が集客ツールには成り得ません。
コンセプトの役割は、
①お客さんに提供するものを明確にし、
②自店内で、「しなければならないこと」、「してはいけないこと」を明確にすることです。
それが出来てこそ、お客さんはその店を「自分のために存在する店」と認識するようになります。
あ、くそ、
さっきからハエが私のまわりを。(-公-;)
次回は、久々に「遊技機運用」について書いてみようと思います。
今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/
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株式会社 ノウズ
パチンコ店舗コンセプター 金村龍馬
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