店舗コンセプトにおける錯覚と誤り。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


龍馬です。


久々に帰ってきて、アメブロを開き、


「検索ワード」を見てみました。


「お父さん」「私のやきとりさん」「佐藤徹さん」「ハロウィン」、


極め付けは・・・


「パチンコ店長の次女」(--;)


なんじゃこりゃ。(--;)


普通に「パチンコ店長の右脳。」で検索願いたい。(--;)


(ハロウィンの話した憶えないし。ん?したか?(--;)


・・・


さて、今回は「パチンコ店舗コンセプト事例」ですね。(^-^)


3番店店長がよく錯覚する問題を取り上げてみたいと思います。


同じような相談をよく受けます。


「ウチの店は年配の、特に女性のお客様が多いので、その客層をターゲットに


コンセプトを設定して営業を行なっていこうと思います。」・・・


3番店の2~3店舗に同じ質問を受けます。


結論から言いますと、上記のような思い込みは非常に危険です。


誤解があるかも知れないので先に書いておきますが、


その客層(年配女性客)を大切にし、再来店を促す施策は重要です。


なぜなら、来店客数アップが見込みにくい昨今、


現状の主たる客層を無視した営業施策は「衰退を早め」るからです。


上で敢えて「衰退を早める」と書きました。


主たる客層だけに集中し営業を行なったら、逆を言えば「延命出来ます」が、


遅かれ早かれ「衰退」します。


なぜなら以前も書いたように顧客の年間離脱率は20%だからです。


これを15%にすれば、客離れのスピードが遅くなり、


また、新規客獲得においても有利なのですが、あくまで「延命」にすぎません。


では次に、なぜ3番店には「年配女性客」が多いのか。


これははっきり言ってしまえば、「当たり前の現象」であり、


そうなるべくしてなっています。


全人口におけるパチンコ遊技者数は、男性で24%、女性で8%程だと言われています。


(2008年度のデータなので現在はもう少し減っているかもしれませんが。)


24:8=3:1です。


健全な状態であれば、女性客は男性客の1/3程しか居ません。


3番店にとって明らかなのは、「女性客が多い」のではなく、「男性客が少ない」のですね。


では、もう一歩踏み込んで、「なぜ男性客が少ないのか?」


パチンコファンにおけるイノベーター、オピニオンリーダー(普及の16%)は、


圧倒的に男性客の方が多く、逆に女性客はアーリーマジョリティー、レイトマジョリティー比率が


圧倒的に多いのです。


分りやすい言い方をすると、


「男性客は新台、設備、イベント」などに走りやすく、


「女性客はそれらに走りにくい」のです。


ただ、「走りにくい」だけで、その数はジワジワ減っていきます。


そこで3番店はこう考えます。


「これ以上の稼動低下は避けなければならない。


取り敢えず現状の主たる客層である年配女性客にターゲットを絞ろう」・・・


そこにかかる時間、労力、費用の全部とは言いませんが、半分は無駄です。


・・・


現在の男性パチンコユーザーの主たる年齢層は30、40、50代。


女性ユーザーの主たる年齢層は40、50代です。


ほとんどの3番店の方向性は、「最もパイの大きなこの年代の客層をどう取り込むか。」に


なります。(地域特性により一部除外)


さて、コンセプトを考えてみましょう。


主に40代以上の客層を取り込みたい場合、多くは以下のようなコンセプトを設定しがちです。


「お客様が安心して遊べるお店」


「元気と笑顔のお店」


「なつかしのパチンコ店」


「昭和を感じるパチンコ店」


3番店は、上に挙げたこれらのコンセプトではまったく集客は期待できません。


しかし、これをやってしまいます。


ここには重大な錯覚と誤りがあります。


今回はコンセプト事例まで行けませんでした。(゜д゜;)


次回、続きを書いて行こうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/


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