王様と家来の条約。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


龍馬です。


たばこやめるかって?やめないよ。(・∀・)(誰も聞いてねーよ。)


久々の更新です。とにかく忙しい。


前回、「店が何を行なうかによって自店の稼働数が決定する」は間違いだと書きました。


その部分での質問を多く頂きましたので、その辺りをもう少し書いてみようと思います。


・・・


まず、3番店店長に質問です。


「何かを行なって、稼動が上がったことがありますか?」


我ながらバカバカしい質問ですが、(笑)


ここでの「稼動が上がる」とは、「下値支持線の向上」のことです。(セミナー資料P112)


(短期的な稼動アップなど、何の価値もないのでここでは考えません。)


もちろん「あるよ。」という店長も多いと思いますが、


ほとんどの場合、「何か」を行っても、下値支持線は上がらないのではないでしょうか。


店長は、毎日常にお店で「何か」の計画を立てていると思いますが、


(例えば接客なり、イベントなり、サービスなり、機種構成なり・・・)


それが100%下値支持線を上げることに結びついていれば、


今はもう50,000稼動を達成しているでしょう。


しかし、そうはなっていないですね。


なので、「店が何を行なうかによって自店の稼働数が決定する」は間違いだと書いたわけです。


こう書くと、こんな返事を返してくれる方々も多いと思います。


「店は、お客様が望むことを提供する。そうすることによって自店の稼動は向上する。


要は、お客様とお店の信頼関係だ。」・・・


間違いではありません。


「信頼関係」という言葉を覆すほどの知識は持ち合わせていません。(笑)


さて、では「信頼関係=稼動数」なのか。


「ノー」と断言しないまでも、その方法によっては「ノー」と言わざるを得ません。


「薄利で営業して信頼関係を築く」


「接客を強化して信頼関係を築く」


「サービスを強化して信頼関係を築く」


これらの要素で信頼関係を強化し、集客に結びつけたお店はないと思います。


それには理由があります。


色々な理由があるのですが、今回はその内の1つを挙げてみます。


・・・


「王様と家来の条約」。


それは、お客さんが「来てあげている」という錯覚を起こすほど、


店側が「来て下さい」と頭を下げ続けた場合に起こってしまう現象です。


この場合、怖いのは、


「お客さんは以前、その店が気に入って来店していたにも関わらず、


自店の過度なお願いによって、いつの間にか『来てあげている』と思い込んでしまうこと」です。


お店がお客さんと「王様と家来の条約」を結んでしまった場合、


店側が「信頼関係を結ぶ」ために行っているすべての施策は、


お客さんにとってみれば「ごく当たり前のこと」になります。


何をどんなに頑張っても、今までより更に質を上げても、


「王様と家来の条約」である以上、「ごく当たり前」なのです。


なぜなら、「王様」と「家来」ですから。(笑)


しかも、あるサービス(接客など)の質が落ちると、お客さんは激高するようになります。


「私に対してその扱いはなんなの?!」となるわけです。


他の店(競合店)では、そんな風に感じないことまでも、


「王様と家来の条約」を結んでいる店では、激高する材料になるわけです。


「王様と家来の条約」を結んでいる以上、3番店に未来はありません。


私はそれを「信頼関係の罠」と呼んでいます。


まずはその条約を解除することを行わなければなりませんが、それは可能です。


「王様と家来の条約解除」を行ってこそ、自店の施策は効力を発揮します。(後述。)


・・・


この問題(施策と来店客数の問題)は、かなり複雑で、


とても1度の更新では書き切れません。


しかし、この問題をしっかりと認識することが、今後来店客数を増やしていくためには


非常に重要になってきます。


なぜなら、「来店客数を増やしたい」のなら、「来店客数が増える方法」しか、


とってはいけないからです。


前回書いた「ヤマ勘の域」から脱却しなければならないのです。


少し長くなりました。


次回続きを書いていこうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/


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龍馬