陰謀と事件 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


昨日は次男坊、次女の運動会でした。


二人とも去年まではずーっとリレー選手だったのですが、今年は落選。(笑)


負けることを覚えなければ成長はありませんよね。


まー二人ともガッカリしてましたが、


親としては、少しホッとしているというのが正直なところです。(笑)


・・・


前回の続きです。前回の最後の部分は、


「今まで3番店の主なイベント準備は、


①イベントを計画する


②イベント名を考える


③POP、その他準備物を作成する


④告知を行なう


⑤開始


このような順序ではなかったでしょうか。


しかし『イベントは初日がすべて』だとすると、①~④までがすべてを決定付けることに


なります。」でした。


さて、まずは「①イベントを計画する」ですが、そもそも前回書いたように、


「イベントの目的」を理解していない場合が多い現状では、この時点で


有効なイベントを行なうことは不可能になります。


なぜなら多くの場合、「今のイベントは弱いから、新しく変えて仕切りなおしをしよう。」との


動機が多いからです。


「イベント名を変える。」「日にちを変える。」などがこれにあたります。


その行為自体が「一番店のアシスト」になっています。


お客様は果たして、イベント名が悪いから来ないのか・・・


日にちが合わないから来ないのか・・・


まー、それも少しはあると思いますが、「根本的な原因ではない。」事は、


計画を立てている店長が一番よく理解していると思います。


では、「なぜそれを分っていながらやっているのか。」については、ここでは取り上げませんが、


「①イベントを計画する」の段階から、もはや間違っていることだけは事実です。


一概に「イベントを計画する」と言っても、これには3つの行ない方があります。


①ひとつのイベントを計画する。


②複数のイベントを計画する。


③全イベントの一新計画。


さて、3番店が業績向上を果たすためには、何が正解なのか。


結論から言えば、どの効果も同じです。


強いて言うなら、準備期間が最も長いであろう「③全イベントを一新する。」が最も


自店の成長を妨げているのではないでしょうか。


以前、「時間マネジメント」の中でも書きましたが、


3番店の場合、「効果の出ない施策準備を延々と行なう」こと程、


自店成長にマイナス効果を与えるものはありません。


反面、「イベントを行なわず、毎日ある程度の調整で還元する。」という手法が取り上げられますが、


その手法は今の3番店に破滅をもたらします。


シミュレーション等を組みながら、いかにもそれらしい検証を行なっても意味はありません。


答えはひとつ。


「店内における事件の数=来店動機の数」、


また、「来店動機の数=稼動数」だからです。


「イベントは事件」に成りえます。


言い換えれば「イベントは事件でなければならない。」のです。


なので「①イベントを計画する」の段階では、


「そのイベントを使って、自店にどのような事件を起こすのか。」に


焦点を当てなければなりません。


所謂・・・「陰謀」ですね。(笑)


この「陰謀」がうまく進めば、初日からイベントを成功させることが出来ます。


・・・


私たちはよく勘違いをします。


「何かを変えれば、お客様は喜ぶ。」・・・


しかし、その認識は「顧客は現状不満を持っている。」との認識の下に成り立っています。


本来は、「何かを変えれば、顧客は違和感を憶える。」です。


イベントも同じです。


一度始めたイベントを長期間継続し、リファイン(微修正)を加えながら、


自店の武器とすることが理想です。


それにより、


①イベント機種の稼動アップ


②イベントによる、その他機種の稼動アップ


③下値支持線の向上


④口コミ効果による広告宣伝費の削減


⑤新規客のお試し来店促進


⑥新台経費の削減


(結果的に一番店のシェアの一部獲得)


などが実現することになります。


・・・


さて、「①イベントを計画する。」ですが、その基本となる考え方とは、


一体何なのか・・・


次回、続きを書いていこうと思います。


なかなか「+α」に行けませんねー(笑)


もう少しお付き合いください。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/