稼動数とインプット戦略① | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


前回「インプット」についてイベントの告知などの例文を挙げてみました。


その例文について少し補足します。


その例文は「コピー」の部分にあたります。


以前このブログの中でも書いた通り、


販促POP、チラシ、DM、その他の告知ツールは、


「キャッチフレーズ(見出し)」「タグライン(サブフレーズ)」、「コピー」の3つの要素で


構成され、それを通してお客様とのコミュニケーションを図ります。


よくあるイベントタイトルとキャラクタービジュアルだけのイベントPOPは、あまり意味がありません。


前回の例文を見ていただいてお分かりのように、

それは特にクリエイティブな文章でもなければ、奇をてらった文章でもありませんが、


お客様に意味が伝わらなければ、ただの飾り物です。


ただの「カッコいいPOP」です。


したがってクリエイティビティーはコミュニケーションを行なう上で、時に邪魔になります。


デザインで目を引き→キャッチコピーで興味を抱き→


タグラインでそれを確実にし→コピーで理解させる。と、お客様の行動を発展させた場合のみ、


お客様に、自店が意図する方向へ動いてもらえる可能性が出てきます。


3番店は、「新台、イベントが弱いから、お客様が自店へ来てくれない。」と考えるのではなく、


「自店が、お客様に取ってほしい行動を起こさせるような工夫をしていないのでお客様が来ない」と、


考えるべきです。


極端に言うと、自店が後者のように考え実行し、お客様がそれに共感すれば、


いくら古い中古機種でも、お客様に遊技していただくことは可能になります。


・・・


今回は、「稼動数」と「インプット戦略」の関係について書いてみようと思います。


さて、この駄ブログを見てくれている店長に質問があります。


以下に、今年1月の競合同士3店舗のデータがあります。(環境、条件は全て同じとする。)


どの店が一番理想的だと感じますか?


A店→40,000稼動 玉利0.10円


B店→30,000稼動 玉利0.14円


C店→20,000稼動 玉利0.22円


どの店が店長にとって一番理想でしょうか。


恐らくA店が一番多いのではないでしょうか。


なぜなら、稼動が一番高いので、例えば翌月に玉利0.2円で営業し、1月不足分のカバーを


することも可能ですし、圧倒的一番店なので、何より目先のことに慌てる必要がありません。


1月に一番台粗利の高かったのはC店ですが、


翌月にA店と同じ利益を得るためには0.4円が必要となってしまいます。


それを2~3ヶ月も繰り返したら、ちょっと厳しいと感じてしまうのが普通の感覚だと思います。


その間、稼動差による出玉感の差異も大きくなっていきますので、


その先の稼動差も更に広がっていきます。


・・・


では、この問題にひとつの条件を付け加えてみます。


「一生、ずーっと、死ぬまで、永久に、毎月そのデータ通りだとしたらどの店を選びますか?」


この問いに対しての答えは様々だと思います。


ある人は、「多くのお客様に支持されることを目的としているのでA店」と言うでしょうし、


また、ある人は「A店よりは利益がほしいし、C店よりは賑やかなB店」というでしょうし、


またまた、ある人は「利益が一番残るC店」と言うかも知れません。


この問いに正解はあるのでしょうか。


・・・


ここまで引っ張っといてなんですが、正解はないとおもいまs)`Д゚).・;'∴


しかし、3番店に限って言うなら、正解はあります。


それは、


「C店(最も低稼働、高玉利)を選ぶ。」ことです。


3番店にとって「すべては稼動向上のために!」の合言葉は、もはや必要ではありません。


続きは次回書いていこうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/