自店の限界稼動数の把握 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


この寒さに耐え切れず、私の周りの人もバッタバッタと倒れてしまってます。


忙しい年末なので特に気を付けたいですね。


と、言っている私もクシャミが止まりません。(T_T)


地球温暖化だって?なんか怪しいぞ、こりゃ。利権の匂いがする・・・(-公-;)


・・・



さて、今回は「具体的な会員獲得目標」と「ポイントになる数値」ですね。


今、頭の中の引き出しをおさらいしているのですが、


書かなければいけない事が多すぎて、うまく説明出来るかどうかワカリマセンが、


ご了承ください。(・・・と逃げて見る。)


前回、「年間離脱率から見た会員獲得目標数」について書きました。


ひとつ書き忘れたことは、「競合店の成長率」を考慮に入れた場合の自店会員獲得数が、


前年を上回った場合、前年の同月稼動よりも稼動は上がる。と書きましたが、


これは、自店会員の来店レスポンス%が前年と同じだった場合であり、


従って、例え自店会員獲得数が目標通り行われても、レスポンスを獲得する施策の


質が低ければ、当然稼動は前年を下回る事になります。


んー・・・(-公-;)


まーいっか。そういうことです。(爆)


さて、では具体的に自店の会員獲得目標数は何人になるのでしょうか。


細かな玉貸し別、タイプ別のシミュレーションをやっていくとキリがないので、


ここでは大まかな感じで説明していきたいと思います。


例えば、月全体平均稼動が15,000、台数が500台、1人当りの平均稼動が8500、


一人当りの遊技機種が1.5機種、競合店数2店舗(自店除く)だったとします。


その場合、推定来店客数は、


(15,000÷8500)×500÷1.5=588人になります。


588人の振り分けは、


588人×20%=118人。


588×80%=470人。になります。


前回書いた通り、「118人」は、年間112回来店します。


「470人」は、年間7回来店します。


ここで、競合2店舗を考慮に入れると以下のような数字になります。


3店舗が同等の稼動だった場合、


自店がすべての「20%の客」を獲得した場合、


118人×3=354人。


同じようにすべての「80%の客」を獲得した場合は、


470人×3=1410人。


354人+1410人=合計1764人。


ここから、競合店から移動しないであろうラガード比率16%分を差し引きます。


1764人×(100%-16%)=1481人。


新興ホール(新台、イベントに左右されない店)を創ろうとした場合、


ここから更に既存ホールの新台、イベント客層を差し引きます。(合計16%。過去記事参照)


1481人×(100%-16%)=1244人。


1244人×20%=249人。


1244人×80%=995人。


上の仮定から、自店が新興ホールを創るにあたっての集客可能人数は、


一日あたり平均1244人であり、現在の集客%は、


588÷1244=47.2%と仮定することも出来ます。


また、稼動限界数は、15,000×(1244÷588)=31734稼動となります。


計算は省きますが、既存ホールの中での戦いなら37780稼動になります。


一見、限界稼動数が多い方、すなわち、「31734」より「37780」の方が、


営業を行っていく上で条件上有利かと思いがちですが、これは数字の罠です。


「31734」は、競合店、競合施策に左右されない稼動であり、


「37780」は、外的要因の影響をもろに受けながら上乗せして行かなければならない稼動です。


「長期安定的な経営」を目指す新興ホールは「31743」を選ばなければなりません。


・・・


上の仮定の中で、もうひとつ注意しておきたい事は、


上の例では「競合2店舗と自店が同じ稼動だった場合」でシミュレーションしていることです。


競合との力関係が大きく開いている場合は、


まず(競合店舗の稼動数)÷(自店の稼動数)を出した後、適正な割合で計算する必要があります。


ただひとつ言えることは、競合店が圧倒的に強かった場合でも、


今から自店が新興ホールを創るにあたって、不利な要素はひとつもなく、


結果的に自店の「限界稼動数」が数倍にも上がる可能性があります。


以前書いた事ですが、新興ホールは既存ホールの売上ソースを獲得する方法を用いるため、


「競合店は強い方が良い。」のです。


既存ホールの中での競争では絶体絶命でも、自店が新興ホールになれば、


それは大チャンスになるわけです。


もうひとつ言える事は、


上の数字は正確ではない。と言うことです。


以前にも書きましたが、これらの数字は正確である必要はありません。


なぜなら、どう足掻いても正確に把握することは不可能だからです。


大事なのは、「ひとつの指標」です。


ちょっと長くなりましたので(いつもですが)、次回この続きを書いて行こうと思います。


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今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/