一番店の「逆」 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


ロイです。


最近は、簡単な挨拶文すら省略してしまってますが、


いつも読んでくださってるみなさん、ありがとうございます。


コメント、ペタ返しなど遅れていますが、何卒ご容赦ください。<(_ _)>


それから23日付けの記事が切れていました。


理由はまったく分りませんが、付け加えておきました。(笑)


・・・


前回、簡単な例を挙げて「一番店の逆」について書きましたが、


「逆」とは例で挙げたように、色とか形、表現の方法を変えるだけではなく、


「お客様が抱くイメージそのものを一番店との逆に位置付ける。」事が重要です。


そこから自店の「ストーリー系の3項目」を導き出していく手順になります。


今日はその辺りを書いていこうと思います。


・・・


さて、そもそも一番店は、どういった店なのでしょうか。


まず、一番店の特徴、宣伝文句、ファンが抱くイメージなどを思い当たるだけ挙げてみます。


(いろんな一番店があると思うので、「架空の一番店」として見てください。)


①新台大量最速導入


②豪華な設備


③出玉感のあるイベントの開催


④地域最大設置台数


⑤MAXタイプが人気


⑥マニュアルに基づく統一された接客


⑦若年層向け


⑧赤と白


⑨有名芸能人イメージキャラクター


と、挙げてみると・・・すごいですね。さすが一番店です。


しかし、ここに落とし穴があります。


「すごい。」と思うから、「勝てない。」と思ってしまうのです。


・・・


では次に、


上の「一番店の特徴」に、「イジワルな解釈」を加えてみたらどうなるでしょうか。


①無駄な経費を掛けて、実はお客様を苦しめている。


②上辺だけの豪華さ。中身がない。


③通常営業時の出率が低い。常連さんには厳しい。


④自己満足。


⑤「危険な遊び」をお客様に薦めている。無責任。


⑥フレンドリーさに欠ける。表面的な親切。


⑦年配客に不親切。


⑧いたって平凡。


⑨他力本願。


かなりイジワルな解釈をしてみました。


ですが、実際どうでしょうか。


あながち、的外れでもないような気もしますが・・・


・・・


さて、では一番店を「一文」で表したらどうなるでしょうか。


「見た目は良いが、親切さに欠ける、金儲け主義。」


・・・ちょっと、言いすぎでしょうか(笑)


※余談ですが、「金儲け」を否定する訳ではありません。


ですが「金儲け主義」は否定させて頂きたいと思います。


なぜなら「金儲けが動機になっているから」です。


3番店以下が目指す新興ホールは、「結果的にお金が儲かった。」という型を作らないと失敗します。


「売上は、玉単価、稼動による。」と考えると「金儲け主義」に陥ります。


「売上は、来店客数による。」と考えると「お客様主義」になります。


したがって、売上の計算式を変える必要があります。


「お客様主義の売上」=「来店客数」×「一人当たり遊技金額」です。


売上の計算式を変えると、すべての業務に対する姿勢が変わります。


日常の会話が「遊技台の話」から「お客様の話」に変わります。


・・・


では、「一番店とは逆の店」とは、一体どんな店になるでしょうか。


ここで注意すべきは、「一番店の一文を、そのまま逆にする必要はない。」という事です。


上の例で言うと、「見た目は悪いが、親切な、お客様主義の店。」になってしまいます。


面白くも何ともない店。になってしまいます。


「フィーリング」、「ニュアンス」が大切です。


なぜなら、お客様は直接的に一番店の事を「見た目は良いが、親切さに欠ける、金儲け主義。」とは、


思っていないからです。


しかし、自店の「一文」を作り、お客様に認識してもらう過程で、お客様に「一番店はそういう店だよ。」と、


教える必要があります。


なので、自店の「一文」を作る上で最も必要な要素は、


お客様が、「一番店と逆の店なんだね。」と認識してくれる「一文」にする事です。


これが最終的に自店を「一番店VS自店」の構図へと導きます。


何度も書いている「既存ホールVS新興ホール」です。


では、自店の「一文」は、どんな感じの「一文」にすればいいのでしょうか。


それが「ストーリー系の3項目」と関連してくることになります。


・・・


次回は、「3番店の一文。基本イメージの創造」について書いていこうと思います。


今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。