こんにちは!
ロイです。
沖海2。既に導入日まで決まってるホールもあるかと思えば、
まったく納品の見当すら立たないホールもありますね。
後者の店長さん・・・
わくわくしますね。( ´艸`) 腕の見せ所だと思います。
がんばりましょう。
・・・
今回から【第二章】に入るワケですが、
ここでは「新興ホール77の原則」として、
新興ホールを創りあげる為の具体的な方法と考え方について書いていこうと思います。
前回書きましたが、1つ目のグループは「新興ホールブランディングの必要性」です。
今なぜブランディングなのか。それは必要なのか。
・・・
さて、ブランディングと聞いて私たちは何を思い浮かべるでしょうか。
「ネーミング」?
「ロゴ」?
「キャラクター」?
「シンボル」?
「スローガン」?
もちろんそれらもブランディングの一環に含まれますが、本質とは若干異なります。
1991年のバブル崩壊後、それまでの「良い商品を作れば売れる」という考え方は、
市場で通用しなくなりました。(以降、若干能書き入ります。)
企業は「良い商品」を作ると同時に、「自社の宣伝」に以前より力を入れるようになりました。
その理由は、多くの商品カテゴリーを扱う一般企業においては、
その商品ひとつ一つを単品で売っていくための施策を行うより、
「自社の宣伝」をし、そのイメージで全ての商品カテゴリーを売っていく施策を取る方が
「売れない時代」としては効率が良かったからです。
様々な企業が「ネーミング」「ロゴ」「キャラクター」「スローガン」などを発表し、
「自社」をアピールするようになりました。
これが「商品の時代」から「イメージの時代」へ変化した背景です。
パチンコ業界でもまさに同じ時代に、同じ事が行われていました。
大手チェーン店さんが急成長した歴史を調べて頂ければお分かりになると思います。
正直、さすがと言わざるを得ません。(私の競合でもありますが・・・)
・・・
先程「イメージの時代」と書きましたが、
現在、この「イメージ」が「ブランド」として認識されている部分があります。
なぜなら、「イメージ」と「ブランド」は、見た目に相違はないからです。
しかし、現実には、「イメージの時代」は終わりました。
それはなぜか。
「消費者が賢くなった」からです。
「一番良いモノ」を選ぶ目が養われてきたのです。
しかし現に私たちはまだまだ「作り上げたイメージ」で来店してもらおうと思っています。
今日の折込チラシを見てください。
「自分で勝手に作り上げた自店のイメージ」を強烈に押し売りしているように思います。
プッシュ!プッシュ!のオンパレードです。
未だに「イメージ」を押し付けようとしています。もはや妄想の域です。
賢いファンは、それを信じるでしょうか・・・
パチンコ遊技人口を減らしている原因は決してメーカーの機械代の高騰だけではありません。
(返す刀で・・・メーカーさん、機械代値下げして。お願いします。<(_ _)>)
では、「イメージの時代」の次に来るのは何でしょうか。
「ブランドの時代」です。
ブランドを構築できた店だけが勝ち残ります。
・・・
では「ブランド」とは一体なんでしょうか。
ブランドとは・・・
「愛される企業文化の創造」です。
「ちょっと待ってくれよ。向こうの世界の話かい?」なんて声も聞こえてきそうですが、
決して「向うの世界の話」ではありません。
実際、「ブランドが付された場合のサービス」と「ブランドが付されなかった場合のサービス」には、
どれ程の差が出てくるのでしょうか。差というのは「売上、粗利」です。
以降ブランドについて書いていく目的は、この「差」を獲得するためです。
もうひとつ付け加えておきたいのは、
「マーケティング発想のない会社でブランドは育たない。」と言うことです。
では、「マーケティング」とは一体何でしょうか。
「ブランド」に入る前に「マーケティング」を理解しなくてはなりません。
いろいろ難しく考える必要はありません。簡単です。
「マーケティング」とは、
「物々交換」です。これだけです。
すなわち「マーケティング発想を行う。」とは「物々交換の方法を見つける。」ことです。
その方法をたくさん見つけた店にお客様は来店します。
見つけられなかった店には来店しません。
「ブランディング」の土台に「マーケティング」があります。
・・・
次回は「マーケティング」についてもう少し詳しく書いていこうと思います。
今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
※風邪が流行っているので気を付けましょう。(・∀・)