「意識」と「無意識」。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


ロイです。

前回、「顧客の認識を80%一致させること」は可能と書きました。


「80%」と言う数字には、それなりの根拠があります。


「80%」の反対側には「20%」があります。


ここで言う「80%」は「人間の行動における無意識の領域」です。


反対の「20%」は、「人間の行動における意識の領域」です。


これを合わせると、こうなります。


「人間の購買活動においては、20%は理由が明確であり、


それ以外の購買活動は、80%の無意識に任せて行う。」


ここでの「20%の意識」とは、何を指すのでしょうか。


例えばAさんが、明日パチンコを打ちに行こうとしています。


「ほー、A店は明日、新台入替なんだ。。。」


「ほー、B店は明日、イベントなんだ。。。」


「ほー、C店は明日、芸能人が来るんだ。。。」


これらは全て「20%の意識」での思考です。


考えて見てください。


お客様の「たった20%の領域」に訴えるために、私たちはどれ程の労力、


お金、時間を費やしているでしょうか。


競合店全てが、「20%の領域の奪い合い」をしていると考えて、


間違いないのではないでしょうか。


・・・


では、「80%の無意識」とは、何でしょうか。


もう一度、上の例を思い出してみてください。


自店が、A、B、Cの何処にも該当しない店(催しなし)だったとします。


このAさんが、


「いろいろ悩みながら、知らず知らずのうちに、


自店に向けて車を走らせてしまっている状態」。


これが「80%の無意識の領域」の行動です。


自店に到着後、すぐに思い直して(20%の意識に目覚めて)、


A店に車を走らせるかも知れません。


しかし一旦、自店までは来てしまいました。


遊技には結びつかなかった訳ですが、そこには明らかに「引力」が存在した訳です。


自店の「引力」です。


「80%の無意識」の正体は、「自店の引力」なのです。


・・・


「80%」は、遊技者全体(100%)の中の、「80%の人達」ではなく、


「遊技者全体100%」-「20%の意識に誘惑された客数」=「80%」なのです。


なので、あくまでも「自店に来店する可能性のあるお客様全員(100%)」を、


まずは全員、自店のファンにする必要があるのです。


・・・


繰り返しますが、「20%の領域」のシェア争いは、日に日に増していきます。


ところが、


「80%の領域」のシェア争いは、まだ始まっていません。


真っ先にこの問題に取り組んだホールが「顧客マインドシェア」を獲得します。


そこで必要になるスキルは、「左脳から来るカイゼン(改善)」ではなく、


「右脳から来るソウゾウ(創造)」なのです。


次回は、「80%の無意識」について、もう少し具体的に書いていきたいと思います。


今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。<(_ _)>