お客様の認識。 | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


ロイです。


いきなり本題に入りたいと思います。(亀にエサやったし)


まず、前回までの内容を簡単にまとめてみようと思います。


①戦略と戦術の違い。


②戦略こそが重要。


③「市場シェア獲得施策」の限界。


④しかし、「顧客のマインドシェア獲得」の可能性は十分にある。


⑤「顧客のマインドシェア獲得」とは、「自店のファンの創造」。


⑥「お客様の認識」がすべて。店はお客様を説得できない。


ざっと、こんな感じでしょうか。


今回は、前回も少し書きましたが、「お客様の認識」について触れたいと思います。


・・・


お客様は物事のすべてを、自分の「認識」で判断します。


そのお店に対する評価は、すべて個々のお客様の「認識」から来るものです。


では、「認識」とは、なんでしょうか。


「認識」とは、


「本人が正しいと思っていること。」です。


「正しいこと。」ではありません。


言い換えれば、「本当に正しいかどうかは別問題」なのです。


例えば、嫁さんと二人でこんな会話をすることはないでしょうか。


「おれは、こう思う。お前はどう思う?」


「違うわよ!コレはこうじゃない!!あなた、それ間違いよ!!o(゚Д゚)


((;゚Д゚)ガクガクブルブル・・・


結論から言うと、二人とも正しいし、間違っています。


それがどういう問題について話合われていても。


「認識」は人それぞれ違います。


二人は、自分こそが正解だと思ってるかも知れませんが、


二人の意見は、「世界の全人口数分の2」なのです。


全員の一致した「認識」など100%有り得ないのです。


お客様が、自店について抱いている「認識」も、すべて異なるのです。


あるお客様は「暗くてイヤな店」と感じ、


違うお客様は「落ち着きがあって良い店」と感じていたりします。


・・・


「全員の一致した認識など100%有り得ない。」と書きましたが、


私たちのお客様に対する認識はどうでしょうか。


「お客様は、新台入替が好きに違いない。(新台入替をしないとお客様が来ない)」


「お客様は、イベントが好きに違いない。(イベントをしないとお客様が来ない)」


「お客様は、このチラシを見て来店するに違いない。(チラシを打たないとお客様が来ない)」


私たちは、すべてのお客様がそうであると思っています。


100%なんて有り得ないのに。。。


なぜ私たちは、そう考えるのでしょうか?


今までは、「そう考えて仕事していれば、大怪我はしなかった」からです。


困ったら一部のヘビーユーザー、イベント族に頼ればよかったのです。


「煽れば」ある一定の数のヘビーユーザー、イベント族が来店したのです。


しかし、現状はそうではありません。


新台入替をしても、イベントをしても、チラシを打っても悪くなる一方です。


私たちが今、考えなければいけないことは、


・・・


「どんな方法で、すべてのお客様に共通の認識を植えつけるか」です。


言い換えれば、


「どんな方法で、自店への好意的な認識を全お客様に持たせ、


全お客様を自店のファンにしてしまうか。」です。


これが出来たらすごいことになります。


なにせ、来店するお客様は全員自店に好意的な認識を持ち、


自店のファンなので、そこからネガティブな口コミも発生しないことになります。



結果的に離脱率は激低します。(稼動低下の最大の原因は新規獲得率ではなく離脱率)


その結果、新規客の稼動分が、まるまる稼動アップのかさ上げ分となります。


・・・


「あれ?さっき、全員の一致した認識など100%有り得ないって、言ってたじゃないか。」と、


思われたと思います。


「顧客の認識を100%一致させること」は出来ません。


しかし、「顧客の認識を80%一致させること」は可能です。


次回は、その方法について書いていこうと思います。


※ホント、自分でつくずく思うのですが、とにかく文章の書き方がヘタです。


読み苦しい文章にお付き合いいただきまして有難うございます。


もう少しうまく書けるように勉強します。<(_ _)>