DRAGON BALL SA

DRAGON BALL SA

DBGTの続編小説を連載します

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前回のDBSA・・・苦戦を思い知るがクウラを「超かめはめ波」で倒した悟飯。その父親であるコルドは最強の変身・最終形態へ変身する。応じ悟飯もアルティメットへ・・・。どうなるのだろうか・・・?


「馬鹿げた冗談だ・・・まあ良い!闘おうか!!!」
悟飯の言葉に信用を見せないコルド。
仕方ないだろう・・・超サイヤ人が伝説なのだから・・・。

「冗談じゃない!闘えば・・・俺の力が分かる!!!」
「ニヤッ」とした表情でコルドに告げる悟飯。
本当に冗談じゃないのか・・・闘いで決まるのだ。

互いに開いている距離から猛スピードで突進する。
右手の拳を構えて、前に突き出した二人の戦士。

「ド~ン!」と爆発音が響き、互いの拳が激突する。
拳を離すと、互いの蹴りが激突し、周囲に煙が起こる。

煙の中でも戦闘は続いている。
拳の打ち合い。蹴りの打ち合い。二人の打ち合い・・・。

「はぁぁぁぁあ~~!!!」
悟飯の透明の気合により周囲の煙は吹き飛ばされる。
互いに顔を見合い、軽く笑みを交わし、戦闘の構えに入る。

「だぁぁぁぁあ~~!!!」
人差し指からエネルギー(光線)を溜め始めるコルド。
悟飯の方に人差し指を向け、紫色の光線を放つ。
(技名・・・デスビーム)

「おりゃっ!!!」
左手を上空に突き上げ、紫色の光線を弾き飛ばす悟飯。
油断しているとコルドが真上へと移動していた。

「何っ!?」
コルドは両方の拳を頭の上に構えて、微笑んでいた。
勢い良く振り下ろし、悟飯の後頭部に直撃させる。

「ぐがぁぁぁぁあ~~!!!」
地面へと叩き付けられた悟飯・・・。
更にコルドは上空へ浮き上がり、両腕を前に突き出した。

両腕で交互に気功弾を放つコルド。
地面に倒れ込む悟飯の周囲は煙に包まれていた・・・。
「もう終わってしまったかな?」
コルドの表情は自信に満ちていた・・・。
徐々に晴れ始める周囲の煙・・・。悟飯は大丈夫なのか?

「何だとっ!?」
煙が晴れると倒れていた悟飯の姿が見当たらない。
少し焦るコルドは周囲を精一杯見回す・・・。

「ここだ!!!」
・・・と聞こえる悟飯の大きな声・・・。
コルドは真上を見ると両手を頭の上に構える悟飯の姿が・・・。

「ヤバイッ!!!」
仕返す様に悟飯はコルドの後頭部へ両手を振り下ろす。
両手はコルドに直撃・・・。

「うがぁぁぁぁあ~~!!!」
物凄い速さで地面に激突したコルド。
悟飯は微笑みと共に、地上へと降りる。

「く・・・う・・・が・・・」
コルドは何とか立ち上がり、両方の拳を硬く握り締める。
硬く握り締めると共に、周囲の地面が割れ始める・・・。

「ん?」
悟飯の近くの地面もコルドの高める力に割れて行く・・・。
最終形態・コルドは戦闘力を増す事が出来る。

「さあ・・・続きを始めようか!!!」
コルドは左手から気功弾を生み出し、悟飯に放つ・・・。
悟飯は首を横に曲げて、すんなりと気功弾を避ける。

「その程度の技じゃ・・・意味無いな?」
悟飯が真正面を見ると、コルドの姿が消えていた・・・。
「ちっ!!」と悟飯は舌打ちを鳴らし周囲を見る。

暫くすると悟飯の背後に人の気配が感じている・・・。
後ろを振り返る悟飯・・・。コルドが立っていた。

「気付かなかったか?私の方が増したかな?」
コルドは姿を消し、同時に悟飯の前に現れる。
右膝を構えて、悟飯の横腹へと振り上げる。

「くっ!!!」
悟飯は右膝を左手で掴み、気合でコルドを吹き飛ばす。
コルドは地面に両手を付け、軽く体制を整える・・・。

再び互いの距離は開く・・・。

「ほぼ互角らしいな!!」
コルドの言葉に表情を変え微笑する悟飯。
その表情にコルドは悟飯に問い掛ける。

「何が可笑しい!?」
焦る表情で悟飯に問い掛けたコルド。
悟飯の微笑する理由が明らかに・・・。

「俺が本気でやってると思うか?遊んでいたんだ!!」
悟飯の強気なセリフにコルドの頬から汗が垂れる。
コルドは「有り得ん・・・」と自分に言い聞かせる。

「有り得るさ!たった一発・・・貴様は終わる!!!」
「たった一発・・・」の言葉にコルドに怒りが包まれる。
コルドの抵抗?悟飯の脅威に焦る表情は消えない。

「い、一発等で・・・ふざけるな!!!」
焦る表情のコルドを見た悟飯は更に微笑する。
表情が変わる事が無いのだ・・・。

「さあ・・・終わりにするか!!!」



最終形態・コルドvs悟飯の闘いは互角であった・・・。

だが悟飯は本気で闘っていなかった・・・。

勝者は決まりとなったのか?

第76話完!



一日連載を休みしてスイマセン・・・。
最近色々と忙しいです(迷惑メールwww
次回決着となります。悟飯どうするのかなww
以上です。次回も宜しくです^^
前回のDBSA・・・クウラは最終形態へ・・・。悟飯は超サイヤ人2に変身・・・。二人の真っ向勝負の決戦が続いていた。悟飯の技「超かめはめ波」で決着・・・。最終の敵・コルドは変身が可能と言い出す・・・。


今の姿なら劣るな・・・だが変身すればどうかな?」
コルドの怪しげな言葉に気付いた悟飯。
「まさか!?」と大きく声を上げていた。

「そのまさかだな!!」
コルドは悟飯の方へ右手の指を突き出した。
頬から汗が垂れる悟飯・・・。

「変身か・・・だが不思議とは思わない!!」
悟飯の言葉に「ん?」と聞き出すコルド。
コルドの表情に軽い笑みを溢し、話を続ける。

「貴様の息子であるフリーザ・クウラも変身出来るんだ!!
 父親である貴様が・・・出来ない訳無いだろ?」
眉毛を寄せ睨み付けた表情でコルドに告げる悟飯。
一瞬止まる空気。「ハッハッハッ」とコルドは笑いを見せる。

「確かにお前の言う通りだ!だが息子達と同じにするな?
 私の変身は一度だけ!!!」
その言葉に「何故余裕なんだ?」と問い掛ける悟飯。

「息子達は三度・四度の変身を見せてだろう・・・
 同じ様に力は数段増していた・・・」

「ああ」
悟飯はフリーザ・クウラを思い浮かべているのだった。

「その数段増した力をも超えるのが・・・私の変身だ!!!」
自分の告げる言葉に共に気合の影響で周囲に突風が走る。
更に悟飯の真横を通る冷たい突風・・・。

「超えるか・・・早く見せてみろよ?」
不安・驚きの中、悟飯はコルドに変身しろと言うのだった。
コルドは微笑みと共に頷き、両方の拳を腰の近くに構える。

「後悔するなよ・・・だぁぁぁぁあ~~!!!」
大きく上げる声と共にコルドの力が徐々に高まって行く・・・。
徐々にと言っても・・・超サイヤ人2を超える程だった。

「(心の中)フッフッ・・・もう僕の気を超えたか・・・」
頬から垂れる汗・・・。悟飯の表情は不安だらけであった。
一方コルドは更に力を高め、周囲の地面が割れる程に・・・。

「だぁぁぁぁあ~~!!!」
眩い光に包まれたコルド・・・。
最終形態・コルドの姿が・・・光の中から出て来るというのだ。

「(心の中)一体、どれだけ・・・強くなるんだ!?」
光の中で動く圧倒的力に恐怖を抱き始める悟飯・・・。
晴れ始める眩い光・・・。最終形態・コルドの登場なのだ。
光から出て来たコルド。その姿に悟飯が「おっ?」と出る。

「あの最終形態フリーザに似ている・・・そっくりだ!!!」
コルドの容姿は・・・最終形態フリーザの同様。自らの身体が小さく。全身が白い。見た目だけなら今までの方が強いと予想されるだろう・・・。

「前にピッコロさん言ってた・・・姿だけで判断するな!と・・・」
悟飯のナメック星でのピッコロの言葉を思い出していた。
光から出て来たコルドは静かに悟飯に近付いて来る。

「これが最終形態の私!息子達の同じだと思うと後悔するぞ!!」
コルドの力は・全く高めずに超サイヤ人2を超えている・・・。
今の悟飯じゃ勝てないという事だ・・・。

「分かるだろ?今のお前じゃ・・・私に勝てない!!」
コルドの圧倒的自信・・・。
一方悟飯は軽い微笑を呟き、「どうかな?」と言い出す。

「その表情からだと、もう諦めているのか?」
コルドの言葉に「さあな・・・」と静かに呟いた悟飯。
両方の拳を前に突き出し、全身から力を解放する・・・。

「僕も見せてやる!はぁぁぁぁあ~~!!!」
周囲に膨れ上がる悟飯の静かな広大なパワー。
コルドは「何だっ!?」と少し焦っているのだ。

「うらぁぁぁぁあ~~!!!」
どんどん戦闘力が増して行く悟飯の超パワー。
金髪であった悟飯の髪が徐々に黒髪へ・・・。

「超サイヤ人が消えた・・・」
コルドは悟飯の黒髪に驚きが隠せなかった・・・。
黒髪だが格段に膨れ上がる悟飯のパワー。

「これで完了だ!!!」
金髪は無くなり、逆立つ悟飯の黒髪・・・。
アルティメット戦士・孫悟飯の誕生だ。

「お前・・・何故超サイヤ人を!?」
黒髪に戻した悟飯の考えにコルドの表情は一転・・・。
アルティメット戦士の事を知らないからだ。

「理由か?こっちの方が遥かに強い!!
 そして・・・この力で貴様を倒せるからだ!!!」
大きく・強く告げるアルティメット悟飯の脅威。

「馬鹿げた冗談だ・・・まあ良い!闘おうか!!!」
悟飯の言葉に信用を見せないコルド。
仕方ないだろう・・・超サイヤ人が伝説なのだから・・・。

「冗談じゃない!闘えば・・・俺の力が分かる!!!」


コルドの最終形態・フリーザ同様であった。

だがその力は悟飯をアルティメット戦士にさせる程・・・。

本気同士・悟飯vsコルドの闘いが始まる。

第75話完!


今日も無事連載する事が出来ましたww
でも今回は少し短かったかな?(まあ良いや
次回も待っていて下さいね。
以上!ありがとう^^
前回のDBSA・・・クウラ&コルドの前に現れた悟飯。超サイヤ人に変身しクウラに挑む。闘いは互角。クウラは最終形態へと変身する。一方悟飯も超サイヤ人2へ・・・。決戦が始まる。


「(心の中)クウラが敗れる事になれば・・・この私の出番だな!!」
コルドの表情から微笑が見え、心の中で思っていたのだ・・・。
クウラを超える強さを持っているのか・・・その強さは悟飯をも・・・。

互いに戦闘の構えと入り、相手の隙を狙う為定めている。
だが隙の無い二人。それを見たクウラは先手を取る。

「勝者はこの俺だ!!!」
一瞬にして悟飯の目の前へ移動したクウラ。
驚く表情を見せた悟飯の頬から汗が流れていた・・・。

「隙が出来たな!!!」
クウラは右手の拳を前に突き出し、悟飯の腹へと叩き込む。
悟飯の腹へと直撃する・・・。腹に突き刺さるのだった。

「グハッ!!!」
左手で自分の腹を苦しそうな表情で押さえる悟飯・・・。
右腕をクウラに向けて、気功弾を放つのだった。

「!?」
クウラは首を横に曲げ、悟飯の気功弾を避ける。
と、同時に軌道を戻し、左膝を勢い良く振り上げる。

「ウガァッ!!!」
左膝は悟飯に打ち当たる・・・。痛みの影響で悲鳴を上げる。
一方クウラは怯む悟飯の髪を右手で硬く掴む。

「や・・・う・・・っ!!!」
クウラに髪を掴まれ宙へと上げられる悟飯。
空いている左手で悟飯の腹に連続で拳を繰り出し始める。

「がっ!!!ガハッ!!!」
悟飯の吐き出した血が、クウラの顔に零れ落ちる。
クウラは悟飯の血を舐め、右手を離し悟飯を地面に落とす。

「超サイヤ人2という力は・・・その程度なのか?」
左手を地面に付け、何とか立ち上がる悟飯。
両方の拳を腰の前に構えて全身から力を振り絞る。

「はぁぁぁぁあ~~!!!」
腰の前に構えた両方の拳が悟飯の腰の横に構えられる。
戦士達が武器とする「かめはめ波」の出番だ。

「超・・・か・・・め・・・は・・・め・・・」
腰の横で徐々に溜まる青色のエネルギー。
クウラの表情は「何だっ!?」と驚きであったのだ。

「波ぁぁぁぁあ~~!!!」
放たれた青色のエネルギー「超かめはめ波」。
一直線へとクウラに襲い掛かり、クウラの動きは止まる。

「く・・・くっ!!!」
クウラは「超かめはめ波」を両腕で硬く受け止める。
悟飯vsクウラのエネルギーの押し合いが起こっていた。

「僕のかめはめ波で倒す・・・負けるか!!!」
更に勢い良く「超かめはめ波」を吹き飛ばす悟飯。
一方クウラも全身の力を解放し、エネルギーを押し返す。

「はぁぁぁぁあ~~!!!」
「だぁぁぁぁあ~~!!!」
二人の押し合いの影響で、周囲に妙な冷たい突風が走る。
互いの戦闘を眺めるコルドも砂嵐を右腕で庇う。

「物凄い押し合いだ!!!」
コルドの目に光る悟飯vsクウラの押し合い。
二人の押し合いを見るコルドの表情から微笑が溢れる。



場面は、神殿(天界)へ・・・

「悟飯の奴が・・・ここまで苦戦するとは・・・」
ピッコロが静かに呟く・・・。
その言葉に他の戦士達も唖然となっていた・・・。

「で、でも兄ちゃんなら何とかしてくれるよ!!」
頬から汗が流れると共に、悟天が戦士達に言い出す。
「そうだな」とトランクスも頷くのだった。

「悟飯が敗れれば・・・この俺様が一瞬で倒してやる!!」
ベジータは右手の拳を前に出して、口調するのだ。
戦士達の表情は少し明るくなっていた。

「ヘッヘッヘッ・・・悟飯を信じるしかねぇな!!」
そう言い出し微笑を見せる悟空。
心の中で「頑張れよ・・・悟飯!!」と告げているのだ。



「おりゃぁぁぁぁあ~~!!!」
今までより更にエネルギーを高めて開放する悟飯。
そのエネルギーにクウラも焦りを見せる。

「何っ!?」
互角だった押し合いに徐々に差が出て来た様だ・・・。
悟飯のサイヤ人パワーがクウラを押して行く。

「くそぉぉぉぉお~~!!!」
青色のエネルギー「超かめはめ波」がクウラに直撃・・・。
周囲に大煙が広がる・・・。

「ハァッハァッハァッ!!!」
押し合いの影響で悟飯の息が乱れていた。
未だクウラの周囲は煙に包まれたままであった・・・。

「た、倒せたのか・・・」
徐々に晴れる大煙。煙の中から人影で映っていた。
正体は傷まみれ・・・何とか立っているクウラだった。

「う・・・ぐ・・・あぐ・・・」
「超かめはめ波」の影響で大ダメージを負うクウラ。
悟飯の方を見て、微笑むと共に睨んでいた。

「俺は負けんぞ・・・!!」
再び物凄い速さで悟飯に突進を試すクウラ。
だが思う様に身体が動かず、地面に倒れ込む・・・。

「だ、駄目だ・・・」
その言葉と共にクウラの姿が消えて行く・・・。
消滅し、地獄へと戻ったのだ。

「クウラ!!!」
父親であるコルドはクウラの消滅し怒りを表す。
コルドの表情に悟飯は後ろを振り返る。

「あ・・・後はお前だけだな!!」
体力は十分に落ちているが、「勝つ」という思いで動く。
コルドは悟飯を見て、「殺す!」と呟くのだった。

「殺す?お前じゃ・・・息子であるクウラよりも弱い!!
 って事はこの僕に勝つ事が出来ない!!!」
悟飯の言葉に不敵な笑みを浮かべるコルド。
不敵な笑みに「何が可笑しい?」と問い掛ける。

「今の姿なら劣るな・・・だが変身すればどうかな?」
コルドの怪しげな言葉に気付いた悟飯。
「まさか!?」と大きく声を上げていた。

「そのまさかだな!!」


押される悟飯は力を解放し、「超かめはめ波」を放つ。

「超かめはめ波」の破壊力にクウラは消滅した。

だが敵はもう一人・・・。コルドの変身とは?

第74話完!
前回のDBSA・・・フュージョンが成功し、ゴテンクスが誕生する。ゴテンクスの力はフリーザを圧倒する。闘う意思を無くしたフリーザに止めを刺したゴテンクス。だがクウラ&コルドを・・・悟飯が向かう。


場面は再び戻り、クウラ&コルドが存在する東の都へ・・・


悟飯が東の都に到着する。
クウラ&コルドと対面した悟飯。互いに顔を見合う。

「貴様は、孫悟空の息子・・・」
静かに呟いたクウラ(最終形態じゃありません。)
微笑みを溢し悟飯が首を縦に振る。

「ああ」
一方、クウラの横に大きく立っているコルド。
クウラの言葉に悟飯の事が分かった様だ。

「闘う前に一つだけ言っておく!!」
悟飯の表情にクウラ&コルドは顔を向ける。
互いに「何だっ?」と悟飯に問い掛ける。

「・・・今なら逃す!さっさと地獄へ帰れ!!!」
悟飯の強く告げた言葉にクウラ&コルドだ・・・。

「私達・・・最強の親子に逃げろだとっ!?」
「身の程知らずの・・・馬鹿だ!!!」
悟飯の言葉を馬鹿にするクウラ&コルド。
だが悟飯の表情は変わらない・・・。

「馬鹿で悪かった!・・・なら闘おう!!!」
悟飯は戦闘の体制に入り、全身から力を開放する。
周囲に纏う黄金・オーラ。悟飯の変身へ・・・。

「父上・・・超サイヤ人の登場ですよ!!」
クウラが父親であるコルドに伝える。
「父上」と呼ぶかは不明ですけどね・・・。

「分かっておる!!」

髪が逆立ち、悟飯の姿が超サイヤ人へと変わる。
伝説の戦士vsクウラ&コルドの激突が始まる。

「私が闘います!父上は後という事で・・・」
悟飯との決戦の初戦はクウラへとなる。
コルドは一歩後ろに下がり、闘いを見る事に・・・。

「二人で来ないのか・・・自信だな!!」
互いに顔を見合い、微笑するのだ。
先手を取る様に、クウラは悟飯に突っ込む。

「来い!!!」
クウラは硬く握り締めた右手の拳を前に突き出す。
悟飯は紙一重の所で首を横に曲げる。

曲げた軌道と共に、クウラへと左手の拳を繰り出す。
クウラも左手の拳を掴み、拳を受け止める。

拳を離すと、二人に格闘の打ち合いが起こる。
交互に拳を突き出し、狙いを定める二人。

打ち合いと共に、徐々に上空へと浮き上がるのだ。
最後に出した拳が、互いの顔に直撃する。

「ぐっ!!」
「がっ!!」
拳が直撃した事で、互いに後ろへ下がり距離を取る。
ほぼ互角の闘いを見せる悟飯vsクウラ。

「超サイヤ人・・・流石だと言いたいな!!」
クウラは悟飯の超サイヤ人を褒める。

「闘いは始まったばかり・・・勝負は今から!!!」
悟飯の言い出す言葉にクウラは微笑する。
両方の拳を前に突き出し、全身から力を振り絞る。

「おっ!?」
地上で二人の闘いを観戦するコルド。
クウラのやる事が分かった表情を見せていた。

「(心の中)気が充実する・・・変身かっ!?」
クウラの戦闘力が徐々に膨れ上がる。
身体全体も数倍大きくなり、戦闘力も上がり続ける。

クウラの全身が輝く光に包まれる。変身完了・・・。
光が晴れると、最終形態・クウラの姿があった。

「やはり変身か・・・」
小さく呟いた悟飯。その表情にクウラは?

「最終形態の私だ!今の貴様が勝てると思えない!!」
今の悟飯の力じゃ勝てないと指摘するクウラ。
悟飯は不敵な笑いを見せ、右手の指をクウラに向ける。

「超サイヤ人を超えた・・・姿を・・・見せてやる!!!」
悟飯の目付きが鋭くなり、周囲に電撃が流れる。

「はぁぁぁぁあ~~!!!」
更に逆立つ悟飯の髪・・・黄金・オーラと電撃が纏う。
そして、悟飯の姿が超サイヤ人2となる・・・。

「これが超サイヤ人を超えた・・・超サイヤ人2だ!!!」

「超サイヤ人2だとっ!?」
クウラの頬から汗が垂れる・・・。変身に驚きを隠せない。
変身同士の決戦。互いに顔を見合い、地上へと降りる。

「第二ラウンドと・・・行こうか!!!」
悟飯は戦闘の構えに入り、クウラに問い掛ける。

「ああ」
微笑みながら悟飯の言葉に頷いたクウラ。
二人の超バトルが開始するのだ・・・。


超サイヤ人に変身し、クウラとほぼ互角に闘う悟飯。

クウラは最終形態へと変身する。

それに応じ、悟飯も超サイヤ人2へ・・・闘いの行方は?

第73話完!

前回のDBSA・・・悟飯とパンの修行が続く中、クリリン達は悟空の事を思い続ける。平和な地球に・・・あの伝説の超サイヤ人、ブロリーが目覚めてしまった。戦士達は地球を守る事が出来るのか?



悟飯
「悟天!お前は着いて来い!!」



悟天
「分かってる!」



悟飯と悟天は物凄い速さで、ブロリーの方向に向かう。



二人の速さに、周囲は砂煙に包まれる。



パン
「ハァッハァッ・・・何てスピードなの!?」



パンは、二人の速さに驚いている。向かう方向を見て静かに告げる。



パン
「パパ・・・悟天おじちゃん・・・頑張って!!」



悟飯と悟天は、SSJブロリーの所に到着し、地上を見る。



悟飯
「やはり・・・ブロリーか!?」



悟天
「う・・・うん」



悟飯と悟天は、ゆっくりと地上に降り、SSJブロリーの方を睨む。



SSJブロリー
「き・・・貴様等!」



悟飯
「生きていたんだな・・・ブロリー!!」



SSJブロリー
「俺は死なん!カカロットを殺すまで!!」



悟天
「父さんなら・・・もう居ない!」



SSJブロリー
「な・・・何!?」



強気な表情のSSJブロリーは、そっと下を向く。



悟飯、悟天
「ん?」



SSJブロリーは笑い声と共に、悟飯と悟天を見る。



悟飯
「な・・・何が可笑しいんだ!?」



悟天
「ふ・・・ふざけるな!」



SSJブロリー
「カカロットは死んだか・・・だったら、息子の貴様等を殺す!」



そう呟いたSSJブロリーは、悟飯と悟天に突進する。



急な事に、悟飯と悟天は戦闘の構えに入っていない。



二人のピンチ・・・その瞬間、SSJブロリーの背中にエネルギー弾が当たる。



SSJブロリー
「く・・・くっ!!」



SSJブロリーは、素早く後ろを振り向く。後ろには、あの親子が立っていた。



悟飯
「ベ・・・ベジータさん!!」



悟天
「と・・・トランクス君!!」



あの親子とはベジータとトランクスであった。



ベジータは、腕を組みながら、「ふん!」という表情で一歩前に出る。



ベジータ
「ブロリー!貴様もしつこい野郎だ!今度こそ始末してやる!!」



SSJブロリー
「ふん!始末されるのは、お前だ!」



ベジータ
「ほぉ~!」



ベジータは、全身の気を開放し、黄金のオーラが漂い、超サイヤ人に変身した。



SSJベジータ
「あの時の俺と同じにするな!」



SSJベジータは姿を消し、同時にSSJブロリーの前に移動した。



SSJブロリー
「な・・・な!?」



SSJベジータは、右手でエネルギー弾を生み出し、SSJブロリーの腹に放った。



SSJブロリー
「が・・・がっ!!」



エネルギー弾の威力に、SSJブロリーは少し吹っ飛び、体制を整える。



トランクスは、その隙に悟飯と悟天の方に飛んで行く。



トランクス
「お久しぶりです。悟飯さん!」



悟飯
「ああ」



悟天
「ベジータさん凄いよ!前とは・・・比べ物にならないほどパワーアップしてる!」



トランクス
「ずっと、修行していたからな!」



SSJベジータ
「おいおい・・・早く、かかって来いよ!」



SSJベジータは、左の指をSSJブロリーに突き出し、挑発する。



SSJブロリー
「パワーアップしたようだが、所詮・・・俺の敵では無い!」



SSJベジータ
「そうか~!」



今までの修行で、伝説の超サイヤ人と互角以上の実力のベジータ。


だが、ブロリーにも余裕がありそうだ。


一体、この勝負はどうなって行くのか?



第3話完!
前回のDBSA・・・一星龍との闘いから一年の月日が流れた。地球は平凡な日々を送っている。ベジータは存在しないカカロット(悟空)を目標に修行を重ねる。一方悟飯とパンも修行に励んでいた。



パン
「じゃあ、続きやろうよ!」



悟飯
「ああ」



その時、二人の前に悟天が現れた。



悟天
「やってるね!!」



悟天は近くにあった、大きな岩に座った。



悟飯
「悟天、お前も組み手するか?」



悟天
「いや、僕は見てるよ!」



悟飯
「そうか!パン、やるぞ!!」



パン
「うん」



二人は互いを見合い、笑みを浮かべた瞬間、姿を消した。



暫くの間、悟飯とパンの姿が無い・・・。



その時、「ド~ン!!」という音と共に、二人は上空に現れ、互いの顔に拳を放り込む。



パン
「ぐ・・・ぐっ!!」



悟飯
「ぎ・・・ぎっ!!」



互いに距離を取り、物凄い速さで突進する。



互いの拳と拳・・・蹴りと蹴り・・・が激突し、激しい格闘の打ち合いが起こる。



パン
「はぁぁぁぁ・・・!!」



悟飯
「だぁぁぁぁ・・・!!」



悟天
「(心の中)わぁ~・・・二人共凄いな!!」



激しい大声と共に、激しい打ち合いの影響で大きな突風が走る。そして打ち合いは止まる。



悟飯
「やっぱり、強くなってるな!パン」



パン
「へっへっ・・・!」




場面は、カメハウスへ・・・



クリリン
「悟空の奴・・・一体何処に行ってしまったんでしょうね?」



亀仙人
「・・・・・ああ」



亀仙人は少し分かっているような表情を浮かべる。



18号
「死んじまったんじゃないの?」



クリリン
「そ・・・そんな事言うなよ!・・・・・ご・・・悟空なら」




「・・・・・」



クリリン
「だ・・・だってさ、フリーザとの闘いの後も、死んだと思ったら、生きてただろ・・・?」



18号
「フリーザ?誰なの・・・そいつ?」



クリリン
「(心の中)あ・・・そうか!18号はフリーザの事、知らないんだ・・・」



クリリンはナメック星での激闘を18号に説明した。



18号
「へぇ・・・そんな事があったんだ!でも、弱いんだろ?」



クリリン
「お・・・お前なら楽勝だろうな・・・」





場面は、神殿(天界)へ・・・



デンデ
「さっきから、嫌な予感がします・・・」



ポポ
「?」



デンデ
「また、この地球・・・いや宇宙全体が大変な事・・・に!」



ポポ
「!?」



デンデ
「も・・・もう少し様子を見ましょう!」



ポポ
「うん」




デンデの予感は当たっていた。地球で、消滅したはずの奴が目覚めてしまった。



「お・・俺は死んだはずじゃ・・・」



?は起き上がり、周囲を見回した。




「なぜだ!俺はあの時・・・」



?の正体は、悟空に恨みを持ち、悟空を殺そうと戦士達を苦しめた敵戦士・・・。



そう、あの伝説の超サイヤ人・・・その名はブロリーであった。



ブロリー
「カカロット~~!!!」



ブロリーは両方の拳を握り締め、周囲に黄金のオーラを纏い、どんどん膨れ上がる筋肉と共に、伝説の超サイヤ人に変身する。




SSJブロリー
「すぐに楽にしてやるぞ!カカロット~~!!!」



SSJブロリーは猛烈な速さで、飛んで行ってしまった。





そのSSJブロリーの気に・・・気付いた戦士達。



悟飯
「こ・・・この気は!?」



悟天
「ま・・・まさか!?」



悟飯
「パン、家に戻ってなさい!」



パン
「あ・・・うん」



悟飯
「悟天!お前は着いて来い!!」



悟天
「分かってる!」





平和な地球に生きていた伝説の超サイヤ人ブロリー。


悟飯と悟天・・・二人はブロリーに対抗出来るのか?


地球の運命を掛けた闘いが、始まろうとしている。





第2話完!
孫悟空が、全宇宙の人々から元気を集め、一星龍を倒した。



役目を終えた孫悟空は、神龍と共にこの世を去って行った。



地球の戦士達は平凡な日々を過ごしていた。



場面は、悟空の家へ・・・



悟飯は家の中から外に出て、空をじっと見る。



悟飯
「(心の中)父さん・・・あの闘いから一年が経ちましたね!」



悟飯
「(心の中)今、地球が存在しているのは、父さんのお陰ですよ!」



悟飯
「僕も負けてられません!」



悟飯がそう意気込むと、家の中からパンが出て来た。



悟飯
「ん?」



パン
「パパ・・・組み手でもやらない?」



悟飯は小さく笑みを浮かべて、頷いた。



悟飯
「久しぶりにやろう!」



パン
「やったぁ~!」




場面は西の都・カプセルコーポレーションへ・・・



数ある広大な部屋の一つにベジータの姿があった。



ベジータ
「カカロットの野郎・・・!」



ベジータは室内(重力室)の重力を上げ、修行に励む。



ベジータ
「はぁぁぁぁ・・・!!!」



ベジータは気を高め始め、周囲に黄金のオーラが纏い、超サイヤ人に変身した。



SSJベジータ
「あいつが消えようと、俺の目標はカカロットだけだ!」



SSJベジータは硬く拳を握り締め、その拳を見る。



SSJベジータ
「ふん!」




悟飯
「よ~し・・・かかって来い!パン」



パン
「行くよ!」



パンは物凄い速さで悟飯の目の前に移動し、右の拳を構える。



悟飯
「お?」



パンは、悟飯の顔に右の拳を突き出したが、悟飯は首を横に曲げ避ける。



パン
「やるね~!」



パンの猛攻は続く。左の拳を悟飯の腹に繰り出すが、悟飯は拳を受け止めた。



悟飯
「甘いぞ!パン」



そう強く告げた悟飯は、パンを気合で吹っ飛ばした。



パン
「ぐ・・・ぐ!!」



パンは、すぐ様止まり、姿を消し、同時に悟飯の背後に現れる。



悟飯
「(心の中)スピードが増した!?」



パンは少し宙に浮き上がり、悟飯の背中に強烈なエルボーを打ち当てた。



悟飯
「ぐ・・・グハッ!!」



悟飯は、体制を整えて、後ろを振り向くが、パンの姿が見当たらない。



悟飯
「ど・・・何処だ!?」



すると、パンの姿が悟飯の真上にあり、急いで構える悟飯。



パン
「甘いのは、パパの方よ!!」



パンは、右手から大きなエネルギー弾を、悟飯に放つ。



悟飯も左手からエネルギー弾を放ち、二つの弾は爆発した。



二人の周囲は、煙に包まれた。晴れると二人の姿があった。



悟飯
「ぱ・・・パン!お前、強くなったな!」



パン
「そう?」



悟飯
「(心の中)それか・・・僕が弱くなったのか?」



パン
「どうしたの・・・パパ?」



悟飯
「え・・・いやいや、何でも無い!」



パン
「じゃあ、続きやろうよ!」



悟飯
「ああ」




平凡な日々を送る、地球の戦士達。


ベジータは、存在しないはずの悟空を思い修行に励む。


パンと修行する悟飯は、少し焦り始めているのだ。




第1話完!
初めまして、「ダークん」と申します。今日からブログを開設したいと思います。このブログは主にDBGT続編小説を書いていきたいと思います。僕には憧れの存在の方が四人います。一人目DB作者鳥山明先生。二人目DBAF作者toybleさん。三人目DBST作者大くんさんww。四人目DBAS作者Gokuさん?(嘘です)。この四人が僕の憧れなんです。頑張ってこの四人に追いつける様な作品を作りたいと思います。応援の方を宜しくお願いします。