ドラゴンボールSA 第2話「それぞれの日々!地球で生きていた奴・・・」 | DRAGON BALL SA

DRAGON BALL SA

DBGTの続編小説を連載します

前回のDBSA・・・一星龍との闘いから一年の月日が流れた。地球は平凡な日々を送っている。ベジータは存在しないカカロット(悟空)を目標に修行を重ねる。一方悟飯とパンも修行に励んでいた。



パン
「じゃあ、続きやろうよ!」



悟飯
「ああ」



その時、二人の前に悟天が現れた。



悟天
「やってるね!!」



悟天は近くにあった、大きな岩に座った。



悟飯
「悟天、お前も組み手するか?」



悟天
「いや、僕は見てるよ!」



悟飯
「そうか!パン、やるぞ!!」



パン
「うん」



二人は互いを見合い、笑みを浮かべた瞬間、姿を消した。



暫くの間、悟飯とパンの姿が無い・・・。



その時、「ド~ン!!」という音と共に、二人は上空に現れ、互いの顔に拳を放り込む。



パン
「ぐ・・・ぐっ!!」



悟飯
「ぎ・・・ぎっ!!」



互いに距離を取り、物凄い速さで突進する。



互いの拳と拳・・・蹴りと蹴り・・・が激突し、激しい格闘の打ち合いが起こる。



パン
「はぁぁぁぁ・・・!!」



悟飯
「だぁぁぁぁ・・・!!」



悟天
「(心の中)わぁ~・・・二人共凄いな!!」



激しい大声と共に、激しい打ち合いの影響で大きな突風が走る。そして打ち合いは止まる。



悟飯
「やっぱり、強くなってるな!パン」



パン
「へっへっ・・・!」




場面は、カメハウスへ・・・



クリリン
「悟空の奴・・・一体何処に行ってしまったんでしょうね?」



亀仙人
「・・・・・ああ」



亀仙人は少し分かっているような表情を浮かべる。



18号
「死んじまったんじゃないの?」



クリリン
「そ・・・そんな事言うなよ!・・・・・ご・・・悟空なら」




「・・・・・」



クリリン
「だ・・・だってさ、フリーザとの闘いの後も、死んだと思ったら、生きてただろ・・・?」



18号
「フリーザ?誰なの・・・そいつ?」



クリリン
「(心の中)あ・・・そうか!18号はフリーザの事、知らないんだ・・・」



クリリンはナメック星での激闘を18号に説明した。



18号
「へぇ・・・そんな事があったんだ!でも、弱いんだろ?」



クリリン
「お・・・お前なら楽勝だろうな・・・」





場面は、神殿(天界)へ・・・



デンデ
「さっきから、嫌な予感がします・・・」



ポポ
「?」



デンデ
「また、この地球・・・いや宇宙全体が大変な事・・・に!」



ポポ
「!?」



デンデ
「も・・・もう少し様子を見ましょう!」



ポポ
「うん」




デンデの予感は当たっていた。地球で、消滅したはずの奴が目覚めてしまった。



「お・・俺は死んだはずじゃ・・・」



?は起き上がり、周囲を見回した。




「なぜだ!俺はあの時・・・」



?の正体は、悟空に恨みを持ち、悟空を殺そうと戦士達を苦しめた敵戦士・・・。



そう、あの伝説の超サイヤ人・・・その名はブロリーであった。



ブロリー
「カカロット~~!!!」



ブロリーは両方の拳を握り締め、周囲に黄金のオーラを纏い、どんどん膨れ上がる筋肉と共に、伝説の超サイヤ人に変身する。




SSJブロリー
「すぐに楽にしてやるぞ!カカロット~~!!!」



SSJブロリーは猛烈な速さで、飛んで行ってしまった。





そのSSJブロリーの気に・・・気付いた戦士達。



悟飯
「こ・・・この気は!?」



悟天
「ま・・・まさか!?」



悟飯
「パン、家に戻ってなさい!」



パン
「あ・・・うん」



悟飯
「悟天!お前は着いて来い!!」



悟天
「分かってる!」





平和な地球に生きていた伝説の超サイヤ人ブロリー。


悟飯と悟天・・・二人はブロリーに対抗出来るのか?


地球の運命を掛けた闘いが、始まろうとしている。





第2話完!