ドラゴンボールSA 第73話「残っていた邪悪戦士!!悟飯vsクウラ&コルド大王!!!」 | DRAGON BALL SA

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DBGTの続編小説を連載します

前回のDBSA・・・フュージョンが成功し、ゴテンクスが誕生する。ゴテンクスの力はフリーザを圧倒する。闘う意思を無くしたフリーザに止めを刺したゴテンクス。だがクウラ&コルドを・・・悟飯が向かう。


場面は再び戻り、クウラ&コルドが存在する東の都へ・・・


悟飯が東の都に到着する。
クウラ&コルドと対面した悟飯。互いに顔を見合う。

「貴様は、孫悟空の息子・・・」
静かに呟いたクウラ(最終形態じゃありません。)
微笑みを溢し悟飯が首を縦に振る。

「ああ」
一方、クウラの横に大きく立っているコルド。
クウラの言葉に悟飯の事が分かった様だ。

「闘う前に一つだけ言っておく!!」
悟飯の表情にクウラ&コルドは顔を向ける。
互いに「何だっ?」と悟飯に問い掛ける。

「・・・今なら逃す!さっさと地獄へ帰れ!!!」
悟飯の強く告げた言葉にクウラ&コルドだ・・・。

「私達・・・最強の親子に逃げろだとっ!?」
「身の程知らずの・・・馬鹿だ!!!」
悟飯の言葉を馬鹿にするクウラ&コルド。
だが悟飯の表情は変わらない・・・。

「馬鹿で悪かった!・・・なら闘おう!!!」
悟飯は戦闘の体制に入り、全身から力を開放する。
周囲に纏う黄金・オーラ。悟飯の変身へ・・・。

「父上・・・超サイヤ人の登場ですよ!!」
クウラが父親であるコルドに伝える。
「父上」と呼ぶかは不明ですけどね・・・。

「分かっておる!!」

髪が逆立ち、悟飯の姿が超サイヤ人へと変わる。
伝説の戦士vsクウラ&コルドの激突が始まる。

「私が闘います!父上は後という事で・・・」
悟飯との決戦の初戦はクウラへとなる。
コルドは一歩後ろに下がり、闘いを見る事に・・・。

「二人で来ないのか・・・自信だな!!」
互いに顔を見合い、微笑するのだ。
先手を取る様に、クウラは悟飯に突っ込む。

「来い!!!」
クウラは硬く握り締めた右手の拳を前に突き出す。
悟飯は紙一重の所で首を横に曲げる。

曲げた軌道と共に、クウラへと左手の拳を繰り出す。
クウラも左手の拳を掴み、拳を受け止める。

拳を離すと、二人に格闘の打ち合いが起こる。
交互に拳を突き出し、狙いを定める二人。

打ち合いと共に、徐々に上空へと浮き上がるのだ。
最後に出した拳が、互いの顔に直撃する。

「ぐっ!!」
「がっ!!」
拳が直撃した事で、互いに後ろへ下がり距離を取る。
ほぼ互角の闘いを見せる悟飯vsクウラ。

「超サイヤ人・・・流石だと言いたいな!!」
クウラは悟飯の超サイヤ人を褒める。

「闘いは始まったばかり・・・勝負は今から!!!」
悟飯の言い出す言葉にクウラは微笑する。
両方の拳を前に突き出し、全身から力を振り絞る。

「おっ!?」
地上で二人の闘いを観戦するコルド。
クウラのやる事が分かった表情を見せていた。

「(心の中)気が充実する・・・変身かっ!?」
クウラの戦闘力が徐々に膨れ上がる。
身体全体も数倍大きくなり、戦闘力も上がり続ける。

クウラの全身が輝く光に包まれる。変身完了・・・。
光が晴れると、最終形態・クウラの姿があった。

「やはり変身か・・・」
小さく呟いた悟飯。その表情にクウラは?

「最終形態の私だ!今の貴様が勝てると思えない!!」
今の悟飯の力じゃ勝てないと指摘するクウラ。
悟飯は不敵な笑いを見せ、右手の指をクウラに向ける。

「超サイヤ人を超えた・・・姿を・・・見せてやる!!!」
悟飯の目付きが鋭くなり、周囲に電撃が流れる。

「はぁぁぁぁあ~~!!!」
更に逆立つ悟飯の髪・・・黄金・オーラと電撃が纏う。
そして、悟飯の姿が超サイヤ人2となる・・・。

「これが超サイヤ人を超えた・・・超サイヤ人2だ!!!」

「超サイヤ人2だとっ!?」
クウラの頬から汗が垂れる・・・。変身に驚きを隠せない。
変身同士の決戦。互いに顔を見合い、地上へと降りる。

「第二ラウンドと・・・行こうか!!!」
悟飯は戦闘の構えに入り、クウラに問い掛ける。

「ああ」
微笑みながら悟飯の言葉に頷いたクウラ。
二人の超バトルが開始するのだ・・・。


超サイヤ人に変身し、クウラとほぼ互角に闘う悟飯。

クウラは最終形態へと変身する。

それに応じ、悟飯も超サイヤ人2へ・・・闘いの行方は?

第73話完!