次女と、市内のイタリアンに行ったときのこと。

 

おねいさんに「2名様でしょうか?」と声を掛けられた次の瞬間、オーナーと思われる男性にキッチンから

 

 

 

「予約されてますか?」

 

 

 

と訊かれ、「いえ・・・」

 

と答えると、その男性は、ホールのおねいさんに「じゃ・・・そこの3人席で」と小声で指示。

 

 

 

 

言い方!!

 

 

 

これじゃ、予約せずに来たのが悪いような気持になるじゃないか。

 

その後、どう見ても予約の客が来た様子がないが、オーナーはその都度「ご予約は?」と訊き続けた。

 

それを確認したいなら

 


「ご予約いただいたお客様ですか?」

 


とか、他にも訊き方があるだろうに。

 

それとも”うちの店は予約なしではなかなか入れないんですよアピール”だったのか?

 

料理もワインも旨いだけに惜しい。

 

宝くじのCMを見るたびに、「8億円当たったら・・・」と考えずにはいられない。

 

いられないけど、もし当たっても今の生活が一変するようなことにはならない気がする。

 

とりあえず、「家を買う」「車を買う」というのはないなと。

 

子供の頃から「大きな家に住みたい」とか「高級マンションに住みたい」と思ったことがないせいか、今の2LDKのアパートで次女と三女の3人暮らしに不都合はまったくない。(元夫と暮らしていた家が8DKだったというのも過去の記憶でしかない)

 

車も、現在乗ってるお気に入りのBMWが一日も長く動いてくれることを祈るだけで、新型の高級車に乗り換えたいとも思わない。

 

その他、「投資をする」「クルーザーを買う」「豪遊する」というのもまるでピンとこないので、きっと相変わらず保育士の仕事をして、たまにレストランでバイキングの食事をしたり、ホテルに泊まったりするのを楽しみに・・・あ、思い出した。

 

私の夢は「ホテル暮らし」でした。

 

その夢を叶えましょう。

 

京王プラザホテルのプレミアグランの部屋を、年間契約で借ります。

 

そして、そこから歩いて通える保育園で仕事する。

完璧です。


京王プラザホテル【プレミアグラン】

 

 

​​​本当に出席することになった懇親会。

他の店舗から”パート歴20年越え”というベテランが来ている中、一年未満の新人が放り込まれるという悲劇。

しかも、誰の差し向けか、私の目の前に社長の席が設けられていた。

震える手でビールを注ぐも、社長の手にビールをこぼすという失態。

そんなことはお構いなしといった社長と二言三言交わすうち、話題は店舗の改善課題に。

すると、社長の顔つきが変わり、胸のポケットから紙を取り出して私の言葉を書き留め始め、近くにいた社員に声をかけて「ちゃんと聞いといて」と私を指さした。

慌てて社長の横に座った社員がメモを取り始めると、社長はすっと他のテーブルへ移動していった。

その社員とは店で会ったことがあったので、つい緊張が緩んでしまい、日ごろ感じていることを思いつくままに喋り倒す新人。

すると、



「貴重な意見だと思うから、店長に伝えといてもらえる?こっちからもあなたの提案を吸い上げるようにプッシュするから」




まずはあの店長が、ちゃんと本社に伝えてくれるかが一番の課題。