東京オートサロン2017(その66) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

1月上旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2017にて。
宮瀬七海さん=DIXCELブース。





モータースポーツに無縁の自分でも耳にした事がある企業の中で、
DIXCELさんはオートサロンへのブース出展で記憶に残っている一社。
2003年6月に大阪で創業した、決して歴史の長い企業ではありませんが、
一般車・チューニングカー・レーシングカー向けのブレーキパーツを、
企画・開発から製造・販売まで一貫して手掛けて確固たる地位を確立。
「優れた(Excellent)」と「減速力(Deceleration)」が社名のモチーフで、
社名のディクセルをそのまま英語表記の「DIXCEL」としてブランド化し、
SUPER-GT等のチームスポンサードを通じて知名度を高めて来ました。




今回の出展ブースでは「R35GT-R」「ポルシェ911」の2台を展示。
クルマに全く無知なので事後にネットのニュースサイトで調べてみると、
前者がホットな現在進行形の、後者がヒストリックカーという位置付け。
後者のような旧型車種向けのブレーキパーツも積極的にリリースしていて、
そんな需要に応えるメーカーである事を来場者達に伝えたかったようです。



一方、パーツの展示で目を惹いたのが「カーボンセラミックブレーキ」。
現時点で市販化の予定は無く、あくまで参考出品ながら鋭意開発中との事。
メイン通路沿いから見えやすい位置に、出展車両と並べて展示されていて、
壁面を飾っているイメージビジュアルを背景に、雰囲気を盛り上げました。
ブース全体を白でまとめ、壁面を中心にメリハリのある照明を施していて、
オートサロンというよりもモーターショーのブースのような雰囲気も漂い、
DIXCELさんが目指しているブランドイメージが伝わって来る光景でした。




出展ブースにはDICCELさんが毎年起用しているレースクイーンさんの姿も。
宮瀬さんは、その「DIXCEL GIRL」さんを昨年~今シーズン継続して務めて、
車両の傍らにモデルさんであると同時に、同社のレース活動の象徴的存在。
過去に何度かお見掛けした「DIXCEL GIRL」さん達のコスチュームデザインは、
シルバーをベースカラーにした、オーソドックスな上下セパレートタイプ。
スポンサードのイメージアイコンである事を思えばイメージの継続が大事で、
今回の宮瀬さんが着ていたコスチュームも、いかにもDIXCELさん!だった筈。