東京オートサロン2017(その29) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

1月上旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2017にて。
はるかさん=Weed(ウィード)ブース。





拡大しつつも限られた市場ゆえに競争が激しいカスタマイズ業界において、
中小規模のカスタマイザーさんは、自社ならではの優位性を確立するべく、
例えば、特定の人気車種を対象にしたトータルサービスを提供しています。
その対象は「BMW」「VOLVO」といった海外の老舗ブランドが多いようですが、
関西(兵庫)に本拠を置く(株)ウィードさんは4WDを専門にカスタマイズしていて、
同社公式サイトによると「ハイラックスサーフ専門プロショップ」という位置付け。
(ただ、実際には4WDベースの新旧モデルを幅広く手掛けているようです)
オートサロンには、同様の4WD専門カスタマイザーさんが複数出展していて、
こうした車種を好むカーオーナーさん達は趣味を極める傾向にあるのかも。




ウィードさんはオリジナルブランド「MCLIMB(エムクライム)」を展開。
今回のオートサロンでは新作アルミホイールの発表が目玉だったようですが、
当然ながら、ブースを盛り上げる為に同社がカスタマイズした完成車も展示。



「FJクルーザー」と「ランドクルーザープラド」を全面ラバーディップして、
(ラバーディップとは?と調べてみると、塗り替え可能な塗装方法との事)
ブース内に「ハ」の字型に展示した光景は、4WDならではのワイルドな雰囲気。
正方形のブースは、その為のフラットで広々した展示スペースという感じで、
背景となる壁面に「Weed」の英文字ロゴを描いて、ホイールの展示台を設置。
それらをフロアカーペットを含めて黒で統一しているので重厚感が感じられ、
シンプルな展示内容ながら、それ故にオートサロンらしい仕上がりでした。




自分が展示車両の傍らに立つモデルさんの姿をお見掛けできたのは1回のみ。
モデルさんは何名だったのか?日替わりでコスチュームを替えていたのか?
は全く分かりませんでしたが、はるかさんのコスチューム姿はインパクト大で、
コスプレっぽさとモーター系のテイストが合体したようなユニークなコーデ。
ただ、黒で統一したブースや展示車両とのイメージ連動は手堅く図れており、
車両が大きい為に無機質なイメージが強調された出展風景に変化も加わって、
来場者達の足をブースに止めるアイキャッチの役割を充分果たしていました。