東京ゲームショウ2016(その111) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
結城あゆみさん=2K/テイクツー・インタラクティブブース。





PCや各種ゲーム機向けソフトを手掛けるテイクツー・インタラクティブさんは、
米国のニューヨークに本社を、英国のウィンザーに国際統括本部を構えていて、
北米に数ヶ所ある開発スタジオで様々な大作・人気シリーズを生み出しています。
「グランド・セフト・オート」「シヴィライゼーション」「マックスペイン」「バイオショック」

「ボーダーランズ」「レッド・デッド・リデンプション」等、充実したラインナップが勢揃い。
「ロックスター・ゲームス」と「2K」の2つのレーベルを擁した流通体制を敷いていて、
1998年に設立された前者は「グランド・セーフ・オート」に代表される人気タイトルを、
後者は「2K Games」「2K Sports」「2K Play」から様々なジャンルのタイトルをリリース。
今回のゲームショウでは、2Kブランドのタイトルがメインの出展であると分かります。



初の本格的な単独出展となった今回ブースでは新作・人気タイトル3本を中心にPR。
(過去にも出展していた記憶があるのですが、公式サイトには初出展!と明記)
「シドマイヤーズ シヴィライゼーションⅥ」「マフィアⅢ」「NBA 2K 17」の各タイトルで、
それぞれの特設サイトを見ると、アメリカっぽいパワフルなグラフィックが印象的。
昨年まで出展していたエレクトロニックアーツさんに通じるテイストが漂っていて、
(エレクトロニックアーツさんも、北米を代表するゲームメーカーの一つです)
グローバルな業界だからこそ地域毎のテイスト(個性)の違いが求められるのかも。
日本のゲームメーカーとは一味違う、様々な点で「濃い」出展社さんの一つでした。




日本の大手ゲームメーカーは、それぞれ独自のテイストやカラーを持っていますが、
海外メーカーの場合、その地域毎に異なる独特のテイストやカラーを感じさせます。
(例えば、欧米とアジアでは、グラフィックのタッチ等に自ずと違いが表れます)
こちらのブースではブースのデザインや構成・運営にもその一端が感じられました。
ただ、これがいわゆるアメリカ的なテイストなのか、自分には分かりませんが…。



初めて足を運んだ時、多くの来場者がメイン通路沿いの巨大なロゴに驚いた筈。
社名よりも「マフィアⅢ」を記憶に残したいという強烈なメッセージになっていて、
当然ながら、ブースに目を向けさせるアイキャッチとしてもインパクト大!でした。
その裏手を左右に貫いて作った街頭のセットを歩くと映画の中にいるような気分に。
「マフィアⅢ」の世界観に相応しい扮装の外国人モデルさん達が随所に立っていて、
映画(演劇)或いはテーマパークの方法論で構成されていたのが分かると思います。
一方、その他のゲームについては必然的にコンパクトなスペースに留められていて、
或る程度のバランスを踏まえてブースを構成する日本のメーカーとの違いなのかも。
いずれにせよ、今回のゲームショウで記憶に残るブースだったのは間違いない筈。




「マフィアⅢ」コーナーのコンパニオンさんはドレッシィなユニフォームでしたが、
結城さんの担当だった「NBA 2K 17」コーナーはスポーツカジュアルなユニフォーム。
ポンポンを手にしているので、試合に華を添えるチアガールをイメージしている筈。
(ポンポンという言葉はフランス語で玉房を表わす「pompon」に由来するようです)
このコーナーは試遊の待機列を整理する為のチェーンパーテーションが置いてあり、
自分がお見掛けした時は、パーテーション越しに撮らざるを得なかったのが残念…。
それでも、「マフィアⅢ」以外のコーナーも記録に残す事ができて自己満足でした。