東京ゲームショウ2016(その108) | 私的PORTRAIT専科

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9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
広岡杏奈さん=KONGZHONG(コンゾン)ブース。





KONGZHONGさんは、中国でトップクラスのオンラインゲーム開発・運営会社。
PCオンライン用ゲーム・スマホ用ゲーム・その関連サービスを手掛けていて、
2014年に日本でKONGZHONG JPを設立、日本での事業を本格化させました。
同社の公式サイトを見ると、事業内容は大きく分けて下記の3つ。


大規模なゲーム開発体制
中国国内でもトップクラスを誇る開発・運用体制を最大限に活かして、
日本のゲームを中国マーケットに導入する際のローカライズをフルサポート。
中国マーケットの特性・実状に合わせたカルチャライズにもきめ細かく対応。


大規模なプロモーション運用体制
自社開発・海外ゲームを中国マーケットで数多く手掛けて来た経験を活かし、
数多くの提携メディア・広告媒体を効果的に活用したプロモーションを展開。


大規模なプラットフォーム提携
中国国内のプラットフォーマ―と幅広く提携、マーケットの90%以上をカバー。
複数のプラットフォームを効率良く活用して中国全土での事業展開が可能に。


保守的な日本市場で既存の枠組みがほぼ固まっている現状を踏まえて、
日本国内のビジネスではなく日本企業の中国市場進出をサポートする立場で、
スケールがケタ違いの中国市場は日本のゲーム企業にとっても極めて魅力的。
ゲームショウへの出展が両者のビジネス機会拡大の一助になっているようです。



同社が東京ゲームショウに本格的なブースを出展するのは3年連続となります。
今回は年内に日本市場へリリース予定の新作ゲーム2タイトルを発表すると共に、
現在配信中の人気ゲーム「三国志タクティクスデルタ」の試遊も楽しめたようです。
その一方、同社の本来の出展目的であるビジネスパートナー開拓にあたっては、
日中間ビジネスの「パブリッシング」「ライセンス」「アライアンス」それぞれについて、
各事業に関するビジネスモデルを同社日本法人の社員さんが分かりやすく紹介。
土日の一般公開日も、ゲームビジネスに興味を持つ来場者達が多数いるらしく、
その道のプロに気軽に声を掛けて知識を深められる絶好の機会だったようです。




前回同様、事前に描いたブースのイメージスケッチを公式サイトにUPしていて、
実際に会場に足を運ぶ前に、出展風景を或る程度イメージする事が出来ました。



ブース全体の基本デザインは、初めて本格的に出展した前回とほぼ変わらず、
背景となる面全体に大型映像スクリーン付きの壁面を立ててブースの核を作り、
メイン通路沿いの左右に、ロゴや映像ディスプレイを配した太い支柱を建てて、
ほぼ正方形の出展スペースの立体感とボリューム感を手堅く視覚化しています。
背景の1面以外は全て導線になっているので空間的な抜けがそれなりに感じられ、
ゲームショウの中では比較的コンパクトなブースながら、存在感は充分でした。




広岡さん達のユニフォームも、前回を踏襲した基本デザインと配色でしたが、
昨年は白だったトップスのインナーがオレンジ色になってインパクトもアップ。
もともと強い色ですが、光沢を帯びたサテン調の生地の発色がひときわ鮮やか。
ブース周りで配布を担当している時は白いビキニジャケットを重ねていましたが、
連日数回ずつ行われたステージラインナップはオレンジ色を強調した見せ方で、
ラインナップのお祭り感を高めるモデルさんとしての存在感を高めていました。
(このラインナップは昨年と同じ演出・選曲で、今後も名物企画化して行きそう)



最後に、ステージラインナップの様子を短い動画でUPしておきます。