東京ゲームショウ2016(その142) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
近藤みやびさん=KONGZHONG(コンゾン)ブース。





KONGZHONGさんは、中国でトップクラスのオンラインゲーム開発・運営会社。
PCオンライン用ゲーム・スマホ用ゲーム・その関連サービスを手掛けていて、
2014年に日本でKONGZHONG JPを設立、日本での事業を本格化させました。
同社の公式サイトを見ると、事業内容は大きく分けて下記の3つ。


大規模なゲーム開発体制
中国国内でもトップクラスを誇る開発・運用体制を最大限に活かして、
日本のゲームを中国マーケットに導入する際のローカライズをフルサポート。
中国マーケットの特性・実状に合わせたカルチャライズにもきめ細かく対応。


大規模なプロモーション運用体制
自社開発・海外ゲームを中国マーケットで数多く手掛けて来た経験を活かし、
数多くの提携メディア・広告媒体を効果的に活用したプロモーションを展開。


大規模なプラットフォーム提携
中国国内のプラットフォーマ―と幅広く提携、マーケットの90%以上をカバー。
複数のプラットフォームを効率良く活用して中国全土での事業展開が可能に。


保守的な日本市場で既存の枠組みがほぼ固まっている現状を踏まえて、
日本国内のビジネスではなく日本企業の中国市場進出をサポートする立場で、
スケールがケタ違いの中国市場は日本のゲーム企業にとっても極めて魅力的。
ゲームショウへの出展が両者のビジネス機会拡大の一助になっているようです。



同社が東京ゲームショウに本格的なブースを出展するのは3年連続となります。
今回は年内に日本市場へリリース予定の新作ゲーム2タイトルを発表すると共に、
現在配信中の人気ゲーム「三国志タクティクスデルタ」の試遊も楽しめたようです。
その一方、同社の本来の出展目的であるビジネスパートナー開拓にあたっては、
日中間ビジネスの「パブリッシング」「ライセンス」「アライアンス」それぞれについて、
各事業に関するビジネスモデルを同社日本法人の社員さんが分かりやすく紹介。
土日の一般公開日も、ゲームビジネスに興味を持つ来場者達が多数いるらしく、
その道のプロに気軽に声を掛けて知識を深められる絶好の機会だったようです。




昨年の出展ブースと見比べると、基本的なデザインや雰囲気は共通していて、
おそらく、他の展示会に出展する際にも共通したフォーマットに則っている筈。



公式サイトの出展告知ページで事前段階のイメージスケッチをUPしているので、
ゲームショウ開催前の時点で、或る程度の概要を把握できるメリットがあります。
ほぼ正方形の出展小間の背景に当たる部分全体に高さ制限一杯の壁面を建てて、
前面と左右から来場者達が自由に出入りできる空間的な抜けの良さを確保しつつ、
前面の左右2本の支柱と壁面の存在感が強い為、ボリューム感を感じる仕上がり。
背景の壁面に設置した大型映像ディスプレイから流れる様々なゲームのPR映像や、
壁面や支柱等に配した企業カラーのオレンジ色がコンゾンさんらしい雰囲気を演出。
そのままビジネス系の展示会に出展しても馴染みそうな、カチッとしたブースでした。




そんな出展風景にイベントらしさを加えていたのがコンパニオンさん達の存在。
ユニフォームは過去の出展でお見掛けしたデザインと配色を踏襲していますが、
昨年はトップスのインナーが白だったのに対して、今回は鮮やかなオレンジ色。
連日数回ずつ行われたステージラインナップの際は、それを強調したコーデで、
昨年と全く同じノリの良い選曲と併せて、来場者達の目を釘付けにしていました。
近藤さんを初めてお見掛けした今年のオートサロンでは撮影に大失敗したので、
今回はステージとブース周りそれぞれでお見掛けする度に撮らせて頂きました。
キリッとした表情と雰囲気が、シンプルなユニフォーム姿に似合っていました。



最後に、ステージラインナップの様子を短い動画でUPしておきます。