東京オートサロン2016(その84) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

1月中旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2016にて。
安田七奈さん=日本グッドイヤーブース。





昨年、自動車業界で大きな話題になったのがグッドイヤーさんの動向。
住友ゴム工業とのワールドワイドにおけるアライアンスを10月を以って解消。
日本市場でのビジネスも、現在は日本グッドイヤーさんとして展開しています。
今回は、いわば新生グッドイヤーさんとして初の東京オートサロン出展でした。


グッドイヤー


その出展テーマとして掲げていたのが「The Spirit of GOODYEAR」。
アメリカ最高峰のカーレース「NASCAR」の世界観を全面的に展開する事で、
グッドイヤーブランドが持つ力強さ・情熱・闘争心・自信を表現していたようです。
「NASCAR」にフォーカスした華やかなステージイベントやトークショーに加えて、
ドレスアップ用タイヤ、スポーツ用タイヤをメインに同社の最新製品を多数展示。
昨年同様、屋外会場で開催された「D1GP Kick off Drift」をスポンサードしていて、
D1マシンのデモランを通じて同社製品の性能を目の当たりにする事ができました。




いかにもアメリカ発のモーター系ブランドらしさこそ変わらないものの、
「NASCAR」がテーマの今回はオーソドックスなモータースポーツの雰囲気で、
レースマシンに加えて、アウトドア用のワンボックスカーも展示していました。


グッドイヤー

グッドイヤー


前回までに比べると車両展示ステージが来場者とほぼ同じ視点まで低くなり、
必然的に、そこに立つモデルさん達との距離感もそれなりに近くなった印象。
(前回まではディスコのお立ち台のような、イベントらしい雰囲気でした)
ワンボックスカーを展示したコーナーはアウトドアの1シーンのような構成で、
安田さんの写真で分かる通り、リラックスした空間として演出していた様子。
あくまで自分の記憶の範囲では前回まで以上にユル~い雰囲気が漂っていて、
安田さん達も、タイヤのPRというより被写体に徹していたという印象でした。




ユル~い雰囲気の理由の一つが、安田さん達のカジュアルなコスチューム姿。
前回までは、ウェイトレスやアメリカンポリス等のコスプレ風なコスチュームで、
ステージでダンスを披露するといった、イベント性を帯びた演出が名物でした。
今回はモータースポーツのイメージアイコン、或いは盛り上げ役といった感じで、
ロゴと同じブルー&イエローの配色が、グッドイヤーブランドのイメージも体現。
この2色の組み合わせはアメリカの大学等でもイメージカラーに使われていて、
安田さん達がステージに立つとアメリカンカレッジのチアガール的な雰囲気に。
グッドイヤーさん的にも、そんなイメージ訴求を狙っていたのかもしれません。