東京ゲームショウ2016(その16) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
佐藤あやかさん=インテルブース。





スマホやタブレットでゲームを気軽に楽しむライトユーザーが増えつつある中、
ハイスペックなゲーミングPCで大作ゲームに挑む本格派ゲームファンも健在で、
PCメーカーやパーツメーカーにとって安定した需要が見込める重要顧客達です。
それらの需要を主に支えているのが対戦型オンラインゲームのプレイヤー達で、
ゲーミングPCに力を入れている企業の多くが、オンラインゲーム大会をサポート。
インテルさんも、秋葉原のイベントスペース等で競技会型イベントを開催していて、
例えば、昨年末に「Intel CLUB EXTREME GAMERS WORLD」なるイベントを開催。
いわゆる「e-Sports」の楽しさをPRする事でゲーミングPC需要を喚起する狙いで、
「ファイナルファンタジーXIV」「機動戦士ガンダムオンライン」がテーマのイベントや、
各種ゲームの体験スペース等を設けて来場者が自由にプレイする事もできました。
インテルさんに加えて、直接競合しないパーツ・デバイス企業も多数出展していて、
秋葉原界隈のパーツ量販店とコラボする事で購入需要も喚起していたようです。



今回はインテルさんの単独ブースで、東京ゲームショウでは久々の出展風景。
PCゲームの楽しさやPCゲームならではの快適なプレイ環境をアピールすると共に、
一般公開日の来場者に対してゲーミングPCの購入促進を直接訴求する絶好の機会。
例えば「ゲーム推奨PCによる試遊コーナー」「インテル ソリューションコーナー」では、
スクウェア・エニックスさんやBlizzard Entertainmentさんと大々的にコラボレートして、
「ファイナルファンタジーXIV」「フィギュアヘッズ」等のタイトルを最新PCで楽しめました。
又、一般公開初日には「W2BF Official Clan Tournament Season2」の決勝大会を開催。
2016年度の「最強クラン」がゲームショウで誕生!という話題性のある仕掛けでした。
日本でも盛り上がりを見せているs-Sportsを集客に上手く活用していたようです。




今回は、ALIENWARE(DELL)さんブースで大々的にコラボしていた事も相俟って、
ゲーミングデバイス関連の出展におけるインテルさんの存在感を強く感じました。
ブースの構造は極めてシンプルで、頭上にオーバル(長方円)状の屋根を掛けて、
出展小間全体の高さとボリューム感を表現しながら、ブース内はフラットな空間に。
そこにe-Sports大会も開催できる大型映像ディスプレイ付きのイベントステージや、
同社が推奨するPCを使って楽しめる試遊体験コーナーをバランス良く配置していて、
オーバル状の屋根や、それを支える支柱に組み込んだ照明がブースをライトアップ。



「ファイナルファンタジーXIV」「フィギュアヘッズ」コーナーはブースの左右に。
それぞれのゲームに登場するキャラのコスプレイヤーさん達が華を添えていました。
そんな中、ひときわ目を惹いたのが「フィギュアヘッズ」コーナーの「スケルトニクス」。
スケルトニクスは日本のベンチャー・スケルトニクス社が開発した動作拡大型スーツ。
人間の上半身を約2倍、下半身を約1.5倍に拡大した、ダイナミックな動きが可能です。
来場者が乗り込んで体験できる特別仕様で、順番待ちの待機列が絶えませんでした。
ブース全体を見渡すと、ゲームを本格的に楽しむファン達が集まった硬派な雰囲気で、
秋葉原等で定期的に開催されている同社のイベントも思い出すような出展風景でした。




全体の運営も、ビジネス系展示会を思わせるような極めてオーソドックスな雰囲気。
その大きな理由の一つがメイン通路沿いにずらりと並んだコンパニオンさん達の存在。
佐藤さんの写真で分かる通り、オーソドックスな展示会向けのワンピーススカート姿で、
ゲームショウである事を特に意識せず、ビジネス系展示会にもそのまま使えそうです。
デザイン的には、左右に大きく配したロゴカラーと同じブルーと白のコントラストが、
ブース全体の白と青の配色に自然に馴染んでインテルさんらしさを際立たせています。
コンパニオンさん達も、そんなユニフォームに相応しい落ち着いた雰囲気の方々が多く、
(だからこそ、キッチュなコスプレイヤーさん達との対比が鮮やかな印象だったのかも)
今回初めてお見掛けした佐藤さんのユニフォーム姿で、それが良く伝わると思います。



こちらのブースではコンパニオンさん達による終了時刻のラインナップは最終日のみ。
どうやらあるらしい…と知って足を運んだのですが、蛍の光が流れ出しても始まらず、
半ば諦めかけたところでコンパニオンさん達が登場するという成り行き任せの状況で、
こんなに大勢いたのか!とびっくりしながら撮った映像も、オマケ的にUPしておきます。