2015年12月下旬に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット89にて。
岡村真衣さん=raytrek(サードウェーブデジノス)ブース。
秋葉原周辺でお馴染みの店舗・サービスを多数抱えるサードウェーヴグループ。
PCショップチェーンやユニークな通販サイト「ドスパラ」「上海問屋」を始めとして、
「ドスパラ」で販売しているオリジナルBTOパソコン「GALLERIA」の企画・製造等、
1984年に秋葉原の路地裏の小型店舗からスタートした同グループらしい事業内容。
(以前は「じゃんぱら」も関連会社でしたが、現在は独立して営業しているとの事)
2012年、各事業毎に会社分割され、現在はサードウェーブを始めとする6社で構成。
代表格の「ドスパラ」は、PC専門店として日本最大手の1つに数えられています。
コミケには、同グループから(株)サードウェーブデジノスさんが単独で出展。
同社は、コンピューター機器等の製造事業部門を分割して、2012年8月に設立。
サードウェーブグループの国内生産BTO(Build To Order)パソコンメーカーとして、
ハイパフォーマンスなゲームPC「GALLERIA」からベーシックモデルまで幅広く製造。
今回は「raytrek Debut! CLIP STUDIO PAINT 動作確認済みモデル」の体験展示。
コミック作成用のソフト「CLIP STUDIO PAINT」の動作確認を行った最新モデルで、
体験した先着500名に「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」3か月間無料体験プレゼントも。
(自宅PCからネットを通じてアクセスできるシリアルナンバーを提供していました)
加えて、コミケ限定8インチWindowsタブレット「Diginnos DG-D08IWB 32GB」も販売。
漫画家・イラストレーターの美樹本晴彦氏のオリジナルイラストが美しくプリントされ、
イラストの種類は2種類、1種類は今回の為の描きおろしオリジナルイラストとの事。
各50台限定(シリアルナンバー入り)で、本体と同じイラストの化粧箱付きでした。
出展ブースはコンパクトな1小間でしたが、今回の出展内容であれば必要充分。
自社施工だったようですが、細かいグッズの物販が無いので、シンプルですっきり。
頭上の社名表示部分も壁面に見立て、美樹本さんのイラストを大きく掲げていました。
カウンターに体験用のPCや販売用のタブレット等がある光景はビジネス展示会的で、
来場者達に声掛けするスタッフさんや岡村さん達の姿も、そんな印象を強めたかも。
コミック・アニメコンテンツのグッズアイテムが無いので、若干地味な雰囲気ですが、
仕事や趣味で自ら制作している来場者が多いので、一定の需要は確かにあった様子。
ここで購入に結び付かなくても、ドスパラさん等との繋がりを意識させれば成功で、
立ち寄った来場者達が秋葉原に足を運んだ際に思い出す事もあるかもしれません。
そんなブースの雰囲気と同様、運営についても極めてオーソドックスな印象で、
岡村さん達の役割は、コンパニオンさん(というか社員さんと同じ)だった様子。
展示会らしいオーソドックスなユニフォームを着ていたら確実に浮いて見えた筈で、
岡村さん達も社員さん達と同様に、三日間を通してご自身の私服姿だったようです。
自分も連日お見掛けしましたが、何となく「私服姿のコスプレ」のような感覚に…。
ただ、企業出展エリア全体を見渡すと私服姿のスタッフさん達が圧倒的に多いので、
コンパニオンをされている方々だと思わなければ、極めて自然なコーデと言えます。
岡村さん達の私服姿をお見掛けする機会が皆無なので、その点ではレアな記録かも。