ニコニコ超会議2016(その26) | 私的PORTRAIT専科

私的PORTRAIT専科

イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

4月下旬に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2016にて。
白石ゆうかさん=SANYOブース。





ニコニコ超会議の企業出展エリア(1~3ホール)で目にする出展社の中で、
毎回、大規模なスペースと派手な演出で注目を集めるのがアミューズメント企業。
煙草と同様、パチンコ・パチスロは年齢制限を含む様々な制約が設けられていて、
(自治体毎の規制や、業界団体・メディア等が定めた自主規制が挙げられます)
広告宣伝も、射幸性の高い娯楽である事を踏まえた手法や表現を採っている様子。
遊戯台の魅力を高める上でアニメや人気タレント等とのコラボが不可欠とされる中、
例えばコミックマーケット(の企業出展エリア)やアニメジャパンにブース出展したり、
秋葉原等のイベントスペースで(試打を含めた)一般向けイベントを開催するなど、
エンタメコンテンツを足掛かりに新規顧客を獲得しようと試行錯誤しているようです。


SANYO


前回に続いて出展していたSANYOさんは、名古屋に本社を置く業界の最大手。
業界NO.1の大ヒットを飛ばして現在も同社を支えるドル箱シリーズの「海物語」や、
グラビアアイドルをいち早く起用した新台等、企画力・開発力には定評があります。
今回の出展ブースでも、エンタメテイストが満載のイベントやアトラクションを用意。
様々なジャンルのゲスト達が登場する「アイマリンプロジェクト SPECIAL LIVE!!」や、
超大食いタレント3名が全国の名物を食べ尽くす「ご当地大食いバトル IN JAPAN」、
最新機種をいち早くお披露目する「最新機種実機バトル」等々、盛り沢山の内容。
加えて、グラビア美女&マッチョと共に楽しめる「スペシャル試打コーナー」も用意。
理屈抜きに楽しめるメニューを詰め込んだ、或る意味、異空間という趣きでした。




SANYOさんがオーソドックスな展示会ブースを出展するのはニコ超ぐらいの筈で、
(業界向け展示会もあるかもですが、部外者の自分にとっては縁がありません)
企業出展エリアの中で有数の大規模なスペースを、或る意味で贅沢に使った構成。
平面レイアウト図で分かる通り、来場者達の目に触れる部分は全体のごく僅かで、
(壁面で覆われたブースの内部は、バックヤードとして使われていたようです)
メイン通路沿いにイベントステージを、左右2面の通路沿いに試打コーナーを設置。
遊戯台の派手な映像と音響は、通路を行き来する来場者達の目を惹くのに充分で、
全ての出展要素を通路沿いに設ける事でブース全体が大掛かりなイベント空間に。


SANYO

SANYO

SANYO

SANYO

SANYO


もう一つ、イベントらしさを盛り上げていたのが「スペシャル試打コーナー」で、
ステージイベントの合間時間を埋めるイベント的な役割と、新台のPRの役割。
アミューズメント企業の出展ブースは「説明」より「娯楽性」が求められている筈で、
今回のブースレイアウトがSANYOさんにとって必然であるのが分かると思います。




コンパニオンさん達は、試打コーナーのサポートとブース周りでの配布を担当。
(前回と同様、「アイマリン」ちゃんを描いた超大型のショッパー等を配布)
大人数に加えてシフトも不明でしたが、ブース周りに常時ずらりと並んでいた為、
ブースを通り掛かる度に、お見掛けした方々を取り敢えず順番に撮るという感じ。
ブースと同様、ユニフォームのテイストも、いかにもアミューズメント企業っぽくて、
肌の露出部分を大きく採った上下セパレートスタイルの随所に装飾的要素を加味。
もう一つ、装飾的要素として目を惹いたのが、左胸に貼ったロゴのボディシール。
白石さんを含めて、カメラを向けるとシールを貼った胸元を強調する方々が多く、
ユニフォームにプリントした「SANYO」の文字よりも効果を発揮していたようです。
白石さんはポートレートモデルの活動がメインで、お見掛けできた数少ない機会。

自分にとっては、コミケのコスプレ姿(→こちら )のイメージが強い被写体さんですが、
コンパニオンさんのお仕事もきっちりとされている姿に改めて感心したのでした。