アニメジャパン2016(その60) | 私的PORTRAIT専科

私的PORTRAIT専科

イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
多井子さん=電通ブース。




多井子さん


アニメジャパンの前身は同じ会場で行われていた東京国際アニメフェア。
主催者に東京都が名を連ねていた通り、国際コンベンション的な趣きが強く、
おそらく東京都との関係で、複数の大手広告代理店さんも参加していました。
他のエンタメ系展示会・イベントでは完全に黒子に徹している事を踏まえれば、
電通さんや博報堂さんの名前を冠したブースを見る事ができる、レアな機会。
その流れはアニメジャパンにも引き継がれて、大手3社が揃い踏みしています。
ごく一般的な来場者達にとっては、何かとナゾが多い業種の一つかもですが、
コンテンツビジネスにおける広告代理店の役割を知る絶好の機会と言えます。


電通


例年、同社の出展ブースでは製作に携わっている最新アニメの数々が登場。
日本ラグビー協会が今回の展示に特別協力した事でも話題の「ALL OUT!!」や、
前回も主人公の「殺せんせー」の等身大着ぐるみが大人気だった「暗殺教室」、
ブシロードさんが手掛けるトレーディングカードをモチーフにした「バディファイト」、
ユル~い青春モノの「田中くんはいつもけだるげ」等々、話題作をまとめて紹介。
それぞれの作品に携わっている出展各社が同じ作品を別々に紹介しているので、
各社毎の展示装飾や演出を見比べる楽しみ方も、アニメジャパンならではかも。



多井子さん


これまでの電通さんブースと何となく雰囲気が違って見えた理由の一つが、
出展作品が大幅に入れ替わった事によりビジュアル装飾を一新した事かも。
前回の「フェアリーテイル」や「山田くんと7人の魔女」といったラインナップから、
今回は「ALL OUT!」や「カミワザ・ワンダ」といった最新の話題作へと変わって、
(そんな中、「暗殺教室」の「殺せんせー」が、今回も変わらぬ存在感を発揮)
出展作品の大型ビジュアルがブースの雰囲気を大きく左右する事を再認識。


電通

電通

電通

電通


毎回、決して大規模ではありませんが、作品数を絞って紹介するには充分で、
3面が通路に面した開放性を活かして、全ての展示装飾を通路に向けて展開。
大型ビジュアルや映像に加えて、作品にゆかりのグッズも装飾的に展示して、
(一例を挙げると「ALL OUT!」に登場するラグビー日本代表のジャージ等)
3面それぞれで取り上げている作品の違いを分かりやすく視覚化していました。



多井子さん


人気キャラのコスプレイヤーさんを多数起用して賑やかすのもお約束の一つ。
基本的にはフォトセッションですが、女性MCさんがイベント的に盛り上げます。
一方、オーソドックスなコンパニオンさん達については、その年によって異なり、
今年は、多井子さんを含めて5名のコンパニオンさん達をお見掛けできました。
展示会の出展は極めて稀なので、多分、ユニフォームはレンタルアイテムの筈。
(昨年のゲームショウのコーエーさんと同じユニフォームのようです→こちら
いかにもエンタメ系のブースに相応しい上下セパレートのスカートスタイルで、
無機質な雰囲気のデザインがコスプレイヤーさん達との対比を際立たせます。
多井子さんはゲームショウのガルボアさんブース(→こちら )の印象が強く、
オーソドックスな展示会向けユニフォーム姿は、今回が初めてだったかも。