アニメジャパン2016(その9) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
一瀬優美さん=フィールズブース。




一瀬優美さん


アミューズメント(パチンコ・パチスロ)企業とアニメは親和性が高く、
人気アニメとのコラボが(射幸性を高める)魅力的な演出にも繋がります。
そんな経験値を高めた企業の中には、自らコンテンツ制作に進出する例も。
パチンコ・パチスロ機の(他社への提案を含む)企画開発~販売を手掛け、
業界大手の中で独自の存在感を放っているフィールズさんが、その代表格。
本業で蓄積したキャラクター等のコンテンツビジネスに関するノウハウを、
多数のグループ会社を通じてエンタメコンテンツの製作に活かしています。
(特撮ドラマの草分け的存在である円谷プロダクションも同社グループ)
2011年には、小学館クリエイティブと共同出資して(株)ヒーローズを設立。
ヒーローモノに特化した異色のコミック雑誌「月刊ヒーローズ」を発刊して、
(全国のセブンイレブンやホールのみで販売というユニークな刊行方式)
そこから派生し得る様々なマーチャンダイジングをも見据えているようです。


フィールズ


前回の初出展に続いて、今回も様々な展示やアトラクションを用意。


「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」
「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」
「天元突破グレンラガン」


という、フィールズさんが携わった新旧3作品を中心にした展示に加えて、
制作が進められている新作アニメ「ベルセルク」が注目を集めていました。
(同グループのルーセント・ピクチャーズさんが製作に参加しています)
本編中で主人公が持っている武器「ドラゴンころし」を原寸大で再現展示。
アニメイベントでお約束のノベルティ(ポストカード)も好評だったようです。
「月刊ヒーローズ」関連では、お試し読みコーナーに加えて小冊子を配布。
(「Infini-T Force ~未来の描線~」という連載作品の第1話を収録)
ブース内ステージで行われた各種イベントはニコニコ生放送でシェアされ、
こうした配信については、他社ブースでも数多く行われていたようです。



一瀬優美さん


【初日の朝一の様子。最初の撮影が、右側に立っていた一瀬さんでした】

フィールズ


ブースは第5ホールの出入口に近く、来場者達の目に付きやすい好位置。

4面が通路に面している為に非常に使い勝手の良い、いわゆる「島小間」で、
イベントステージ以外の3面を、今回のおススメ3作品それぞれのコーナーに。
それぞれの作品毎に、趣向を凝らした展示装飾が施され、見応え充分でした。
人間と同サイズぐらいで再現したロボットの大型フィギュアが展示されていたり、
着ぐるみのロボット&コスプレイヤーさんと記念撮影できるコーナーがあったり、
同社がロボットをテーマにしたコンテンツに力を入れているのが伝わる光景。


フィールズ

フィールズ

フィールズ

フィールズ


一瀬さんをお見掛けした「天元突破グレンラガン」コーナーは上写真の通り。
ロボットの頭部の模型や絵コンテ等に加えて、コラボしているパチンコ台も。
これまでのイベントではフィールズさん=「ウルトラマン」のイメージでしたが、
今回は(おそらく)敢えて「ウルトラマン」以外のコンテンツを主役にしていて、
同社が扱っているコンテンツの幅広さを強調した出展風景と言えそうです。



一瀬優美さん


各作品の展示コーナーには、キャラに扮したコスプレイヤーさん達が登場。
一瀬さんは「天元突破グレンラガン」の「ヨーコ・リットナー」だったようです。


グレンラガン


同作は2007年に全27話が放送されて好評を博したロボットアニメの代表作。
(ガイナックス、ANIPLEX、コナミデジタルエンタテインメントによる製作)
その後、2008年と2009年に劇場版「紅蓮篇」と「螺巌篇」が公開されました。


遥か未来。
人類は何百年もの間地上での生活から追いやられ、
地下に穴を掘って共同体を形成して細々と暮らしていた。
そんな辺境の穴倉ジーハ村で暮らしていた少年シモンは、
いつものように穴掘りをしていると、小さなドリルと巨大な顔を見つけた。
それを兄貴分と慕うカミナに見せようとしたその時、村の天井が崩れ落ち、
巨大なロボットとライフルを持った美少女が舞い込んできた。
これは、一人の男の運命を描いた一つの物語である。


生命と宇宙の進化を描いた巨大ロボット作品というベースを踏まえつつ、
過去の特撮・アニメをモチーフやパロディにしたメカデザインや描写が頻出。
本作品に登場するロボットは全編通して「ガンメン」と呼ばれ(由来は顔面)、
「顔を中心に手足が付属する」という独特のデザインを採用しているとの事。


ヨーコ


一瀬さんが扮していた「ヨーコ」は本作に登場する2名のヒロインの内の1人。
主人公が暮らす村の隣の集落・リットナー村の出身で、超一流のスナイパー。
抜群のプロポーションに上半身ビキニをまとった容姿端麗で聡明な美少女で、
獣人のガンメンに対抗する為、身の丈ほどもある超電導ライフルを常に所持。
基本的には優しくて世話好きながら、過酷な境遇ゆえに気丈でシビアな面も。
一瀬さんのコスチュームは、おそらくほぼ全てが手作りのオリジナルの筈で、
SEXYなヨーコのビキニ姿を、ほぼ忠実に再現しているのが分かると思います。
現場では気付かなかったのですが上半身に肌色のアンダーウェアを着ていて、
家族連れやお子さん達が多数来場するアニメイベントらしい対策だったかも。
一瀬さんは、展示会用ユニフォーム姿のイメージが強く(→こちらこちら )、
今回は、レアなコスプレ姿をお見掛けできた数少ない機会だったようです。