東京モーターショー2015(その57) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

11月上旬に東京ビッグサイトで開催された東京モーターショー2015にて。
麻里菜さん=三菱自動車ブース。




森麻里菜さん


自動車関連事業は三菱グループさんの収益を支える主要分野の一つで、
今回も三菱自動車さん・三菱ふそうさん・三菱電機さんが出展しています。
三菱自動車さんは、昨年から東京オートサロンへの出展も再開していて、
東京モーターショーは同社が描くクルマ社会の未来をプレゼンする場として、
東京オートサロンは市販車をベースにしたカスタム需要を喚起する場として、
展示会それぞれの特色や来場者属性を踏まえて使い分けているようです。
前回のモーターショーではモータースポーツ寄りの展示が目立ちましたが、
今回の出展風景は、いかにもモーターショーらしい重厚な雰囲気でした。


三菱自動車


今回の出展テーマは「Driving Beyond~SUVと電気の力で、一歩先へ」。
次世代EVシステムを採用したコンパクトSUV「MITSUBISHI eX Concept」を、
現時点ではコンセプトカーながらワールドプレミアとして世界初公開しました。
三菱電機さんを含む三菱グループならではの電動化技術・四輪制御技術や、
コネクテッドカー技術・予防安全技術を組み合わせた自動運転技術を採用。
益々の成長が期待されるSUV市場に向けた電気自動車のフラッグシップです。

出展テーマから分かる通り、電気自動車というプロダクトのPRのみに留まらず、
PHEVシステムとツインモーター4WDの技術特長を紹介するシャシーモデルや、

駆動用バッテリーから住宅等への電気供給をイメージした街のジオラマ展示等、
電気自動車と、それがもたらす身近な社会の変革を分かり易く紹介していました。
それらに加えて「アウトランダーPHEV」クロスカントリーラリー参戦マシンの展示や、
同社の50年に渡る電気自動車研究開発の取り組みを紹介するパネルの展示等、
三菱自動車さんの現在と未来をブース全体で楽しめる充実した内容でした。



森麻里菜さん


前回の西ホールに出展していたブースの記憶が未だに鮮明に残っていますが、
ブースのデザインテイストや足を踏み入れた時の雰囲気に大きな違いは無く、
落ち着いた照明がちょっと薄暗さすら感じさせるス、タイリッシュな出展風景。


三菱自動車


基本的には、フロアに直置きした試乗できる展示車両が主役だと思いますが、
ステージで行われるショー形式のプレゼンやユニークな車両の展示方法等が
ブース全体の賑わい(来場者達がブースに足を運ぶ動機付け)に大きく寄与。
この2つの要素は、基本構造自体が相通じている乗用車メーカーさんブースを、
各社毎の個性が感じられる出展風景に見せる為の重要な構成要素と言えます。
役者さん達の「SUVと電気の力で!」というセリフがインパクト大で今も記憶に…。
(これについては、ステージプレゼンを見た方々ならすぐに思い出せる筈)



森麻里菜さん


森さんは、ステージプレゼンで展示車両に華を添えるモデルさんのお一人。
(数名のモデルさん達のシフト制で、自分がお見掛けしたのは2名でした)
一緒に登場した松永さん(→こちら )はクセの無いニュートラルなコーデで、
シックな秋冬のコーデに身を包んだ森さんとのコントラストが鮮やかでした。
各社のステージを拝見すると必ずしも現実の季節を反映している訳では無く、
例えば、スズキさんブースのプレゼンは夏のリゾートのイメージ(→こちら )。
モデルさんが展示車両のイメージを際立たせるイメージアイコンだと思えば、
三菱自動車さんの場合は、落ち着いた大人の高級感を訴求したかったのかも。
森さんは、東京オートサロンでも三菱自動車さんのモデルさんで(→こちら )、
同社のクルマのイメージを託すのに相応しい個性の持ち主と言えそうです。