東京ゲームショウ2015(その125) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2015にて。
沖館 唯さん=パオン・ディーピーブース。




沖館唯さん


テクノロジーとネットの進化はゲームのトレンドにも大きく影響していて、
ゲーム専用機やネット上の配信システムといった仕組みを手掛けている企業が、
ゲームソフト企業と同様に、或いはそれ以上に注目される機会も増えています。
その多くは老舗企業に比べると遥かに短いスパンで急成長を遂げて来た企業で、
それらの企業にとって東京ゲームショウは知名度を飛躍的に高める絶好の機会。
例えば、ゲームソフトやパチスロ機のシミュレータ等を手掛けるパオンさんの場合、
昨年は協業していたゲームベンチャーのディーピーさんと合同出展していましたが、
今年は2015年3月の合併に伴い、パオン・ディーピー(株)さんとして出展しました。


パオンディーピー


昨年は「スクラッチパイレーツ」というスマホゲームに特化した内容でしたが、
「斬新体験」をテーマに掲げた今年はバラエティに富んだ出展タイトルを多数用意。
配信中の人気ゲームアプリから、今後の配信を予定している期待のアプリまで、
子供から大人まで気軽に楽しめる、計8タイトルの試遊を楽しむ事ができました。


【出展タイトル一覧】

1.ベーモンキングダム(対戦ベーゴマRPG)
2.エイリアンのたまご(アクションRPG)
3.WONDER ORACLE(RTS)
4.World of Summoners(脳を使うRTS)
5.Knights&Dungeon(アクションRPG)
6.スクラッチパイレーツ(スクラッチバトルRPG)
7.大都技研公式アプリ ドリバト!-DREAM CARD BATTLE-(カードスロットRPG)
8.クリスタル クラウン(真感覚エクストリームRPG) *開発協力のみ


特設ステージでは、8月に配信スタートした「ベーモンキングダム」のPRで、
タレントのおのののかさんをゲストに招いたトークショー&ゲーム対決を実施。
(おのさんは、ゲーム内に登場するヒロイン「シェイル」のコスプレ姿で登場)
イメージガールさん8名の中で予選を勝ち抜いた代表1名とおのさんが対戦する、
ゲームの内容に因んだ「尻相撲対決」も行われてステージを盛り上げていました。



沖館唯さん


長方形だった昨年から、ほぼ正方形になった今年は出展スペースを拡大して、
試遊コーナーに加えて、ステージイベントを大幅に採り入れた運営になりました。


パオンディーピー

パオンディーピー


パオンさんぐらいの出展規模だとステージを真ん中に置くレイアウトが標準的で、
試遊コーナーを背景の壁面に沿って放射状に置いた、二重構造になっています。
ブース内の導線がすっきりするように、装飾的な要素は平面ビジュアルが中心。
イメージスケッチを見るとあっさりした印象ですが、実際に会場で目の前にすると、
多くの来場者がブース内を行き交ってもそれなりに余裕のある構造だと分かります。
同社のロゴやPOPなゲームビジュアルが、明るい照明に照らされて浮かび上がり、
ゲームショウ独特の薄暗い空間の中でブースの存在感が際立つ出展風景でした。



沖館唯さん


今回は「PDPガールズ」という計8名のイメージガールさん達が起用されて、
ステージイベントのお手伝いやブース周りのアイキャッチ役を務めていました。
(オーソドックスなコンパニオンさん達は主に試遊を担当していたようです)
同社の特設サイトで、開催直前に毎日一人ずつ紹介されるという仕掛けもあり、
こうした盛り上げ方は、大手ゲームメーカーさんがよく採り入れる手法の一つ。
過去のゲームショウでは、バンダイナムコさんの「バナッ娘」と同じ手法です。
沖館さん達のコスチュームは、何となくアイドルユニットのようなデザインで、
フワッとした浮遊感が感じられるフォルムとパッと見に目を惹く基調色の赤が、
ゲームに限らず、エンタメ系イベント全般に幅広く馴染みそうな仕上がりです。
沖館さんをお見掛けしたのは、春のモーターサイクルショー(→こちら )以来。
その時はカチッとしたユニフォーム姿で、今回はイメージ一新という感じでした。