東京ゲームショウ2015(その130) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2015にて。
安藤麻貴さん=日本ビジネスシステムズブース。




安藤真貴さん


日本のゲーム業界を代表する総合展示会である東京ゲームショウには、
会期前半(木曜と金曜)に業界関係者を対象としたビジネスデイが設けられ、
ビジネスソリューションコーナーという大型出展エリアが用意されています。
ゲーム開発をサポートする、いわゆるBtoB専業の企業が数多く出展していて、
一般的なゲームショウのイメージと一線を画したビジネス系展示会の雰囲気。
(ただ、集客の動機付けとして賑やかなイベント的演出も多々見られます)


日本ビジネスシステムズ


日本ビジネスシステムズさんもビジネスソリューションコーナーへの出展。
1990年に創業した同社は、様々な企業向けにIT関連サービスを提供していて、
いわゆる「システムインテグレーター」なるカテゴリーに該当するようです。
マイクロソフトが認定するライセンシングソリューションパートナーとして、
マイクロソフトの製品群を統合する様々なソリューションを提供できる事が、
現在のビジネステクノロジーにおける圧倒的強みとして行かされている様子。
今回は昨年に引き続いての出展でゲーム関連のソリューションの数々を紹介。


・高画質 CG 制作用 VDI サービス
・CG 制作用ワークフローサービス
・著作権管理サービス
・ゲーム基盤向けセキュリティサービス


といった出展内容を見ても、門外漢の自分には何が何やらさっぱりですが、
現在のゲームがテクノロジーの塊である事を思えば、同社の出展も納得です。
ゲーム業界に限らず様々な業界のトップ企業を多数顧客に抱えているらしく、
同社の公式サイトの主要顧客一覧には、ナイキやコカコーラといった名前も。
ちなみに、虎ノ門ヒルズの完成で同ビル内に移転したオフィスはオシャレで、
グーグルやアップルを筆頭に、IT系企業の先進性の証しになっているのかも。



安藤真貴さん


同社のブースは、ビジネス向けの来場者のみに特化した構成になっていて、
2小間の出展スペースは、運営側が用意したシステムパネルをそのまま活用。
敢えて奥行きを作らず、ブースというより展示コーナーといった感じの構造で、
ゲーム事業に関する説明パネルをメインに構成したシンプルな出展風景です。
基本的には来場者アンケートで名刺を集めるという一点に集約された運営で、
(こういう場合、どのぐらい集まれば成功なのか自分には分かりませんが…)
ブース前のメイン通路沿いにコンパニオンさん達が常に立って声掛けを実施。
ゲームショウ特有の、映像と音が激しく交錯する賑やかさこそありませんが、
ビジネス系展示会に無縁の自分には、むしろ何となく新鮮な光景だったかも。



安藤真貴さん


自分がお見掛けした範囲では、こちらのコンパオンさん達は3名のシフトで、
海外からのビジネス来場者達の目を惹きそうな「キモノ」姿が印象的でした。
秋葉原等の免税店に行くと、日本のお土産に喜ばれそうな和装が揃っていて、
安藤さん達が着ているようなタイプは、パジャマ代わりに喜ばれそうな感じ。
いかにもビジネス系の(その点では地味な)ブースとのコントラストが際立ち、
安藤さん達が実務的な役割と共にブースの装飾的存在でもあると分かります。
このユニフォーム、この春のアニメジャパンでもUPした事があって(→こちら )、
おそらく、展示会向けユニフォームのレンタルラインナップの一つなのかも。
オーソドックスな展示会向けユニフォームでもなくコスプレでもないという、
それ故に、今回のゲームショウの中では異色かつ目を惹く一着でした。