しびれるね~ | 士は己を知る者の為に死す

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2014年12月06日 別府観光港






全国数名の読者の皆様、大変長らくおまんたせいたしやした。






日本全国を強烈な寒波が襲っているのと言うのに、釣りに出かけると言う能天気な親父であります。


いや、九州のチヌ愛好家にとっては、これからが本番。砂漠の三月に入るまで、ビッグママ(巨チヌ)に出会える確率が最も高い時期に突入したのであります。


とは言え、本日の岸壁の寒さと言ったら、もう筆舌に尽くしがたい。おまけに木枯らしピュ~ピュ~。


○玉も縮み上がるほどでございます。






寒波襲来 冬総軍登場 お山は白くなりにけり




水温15度




先週から4度下がりました。





しかし、先週、間違って河豚パラダイスに足を踏み入れ、絶望の8時間を過ごした身としては、なんとしても御チヌ様の顔を拝みたいのであります。



北側に建造物がある通いなれたポイントがこれからの主戦場。


先日、大物を釣ったポイントは、沖の一文字拡張工事のための生コン積み出し場になっていて、釣り人進入禁止なのであります。 まぁ、これからの季節、風が吹けば吹きっ晒しになるポイントなので、大陸性高気圧が真上に鎮座した無風の時にしか竿を出せないのでありますが、それでも立ち入り禁止は、気分が悪い。



さてさて、通いなれたポイントとは言っても、久し振り。 夏は、ここでファミリーに囲まれたら最後。 狭い場所で餓鬼が吼え、主婦は仕掛けをまともに投げられず、亭主はこっちの迷惑なんて知らん顔で雑魚と戯れる。



よって、ファミリーフィッシャーが冬眠する冬だけがまともに釣りができる季節。 寒いけど、邪魔者がいないこの場所で、のんびりチヌを釣るのです。



が、今年は、いたる所が鳩の糞で覆われている。どうしたことか?



謎解きをしても無意味なので、鳩の糞が無い場所を探して道具を置き、釣り座の糞は海水で流す。



どっかの、らしくないロックミュージシャンじゃないが「来たときよりも美しく」



そうそう、釣具メーカーのダイコー(大丸興業株式会社)がフィッシング事業から撤退・・・って、他の事業あったけ?
http://www.f-daiko.com/iso/index2009/index.html


まぁ、それはいいとして、大分の地場企業がまたひとつ、全国ブランドに負けて消えて行く。


オリムピック、マミヤOP・・・消えていったメーカーは数知れず・・・って、おい! 二社だけやないかい。


底が浅くて、すんまっしぇん。



2020年3月末までは修理等のサービスを継続するそうなので、御利用がお早めに。 それ以降は、壊れたら終わり。



釣竿も穂先が折れたらただの棒



身売り先を探しているらしいので、釣り仲間で「金を集めて買おう」なんて、馬鹿話をしておりますが、年末ジャンボが当ったら買えるかしら?




さて、釣りを始めて1時間。何度か、オキアミを齧られたものの、浮子が沈む事も無く、ほぼ砂漠状態。準備で発した熱もそろそろ放熱してしまい、時々ブルっと体が震えます。



と、そこへ、沖の一文字の拡張工事に行っていた台船が帰って来ました。 釣りの邪魔にならない埠頭の先端に係留することを確認していたので、のんびり構えていたら、がんがんこちらに近付いて・・・まぁ、竿出しできないことはないけど、結構、鬱陶しいくらいの近くに。


スクリューで海水を掻き回し、進んでは後退、進んでは後退を繰り返す。


浮子も仕掛けも流されて釣りにならないので、仕掛けを上げ、暫く係留作業を見ていたが、係留索を伸ばしたり縮めたりを繰り返す。何と下手糞なことか。



されども、あちらはお仕事、こちらは遊び。 文句など言えるはずもなく。ただ、ひたすらに終わるのを待つしかありません。



ようやく渓流位置が決まり、甲板を洗い始めたので、こちらも釣り再開。



もちろん、これまでに撒いた撒き餌は、スクリューに掻き回されて何処へやら。 また、いちからポイントの作り直しです。 まぁ、それもある程度は覚悟していたので、怒りもショックも無く、ただ黙々と仕掛けを打ち返し撒き餌を投入するのみ。


が、台船の係留が終わると同時に、浮子を沈める餌取り登場。


釣り針が大きい(カワセミ チヌ3号)のでしょう。 何度か突っ突かれて餌を取られることの繰り返し。それでも「砂漠よりはいっかぁ」と、釣りを楽しむ親父が一人。



薄暗くなり、点灯間近の夕暮れ時に、餌取りに遊ばれたせいで早合わせ。チヌを待っていたならば、じっくり飲み込むまで待ったものを。河豚の場合は、待ち過ぎると針を飲み込まれ、ハリスが切れる。重量感を感じたものの、数回の突っ込みで針外れ。痛恨のバラシとなりました。



点灯式が終了すると穴子が三連荘。 去年の私なら、タナを上げ、仕掛けを遠目に投入してかわそうとするところですが、先日、穴子、ゴンズイのポイントにやがてビッグママが来ることを知って以来、何本針を無くそうとも、そのポイントを攻め続けるようになりました。



穴子、ゴンズイは針を飲み込みます。穴子は口が小さくて、針の回収は不可能。 ゴンズイは大きな口なのでペンチを突っ込み針を掴むことは出来ますが、過去に二度、刺されて痛い目にあっていますので、ハリスをチョキン。


なので、穴子とゴンズイが食いつく度に針を失い、ハリスは短くなるのです。




そして、ついに主役の登場なのであります。



数十センチ沈んだ浮子がじっとして動きません。「いち、にぃ、さん、しぃ、ご!」 竿を立てると結構な重量感。 が、走りません。暴れません。 まったくチヌらしくありません・・・ってか、こんな引きの魚初めてです。



右に左に泳ぐものの、竿を動かして操作すると、すぐにその方向に泳ぎ始めます。


が、重量感はある。


先日の年無ほどではないけれど、竿がギ、ギっと軋みます。



慌てず騒がず、魚が疲れるまで待って、タモに入れ・・・「おもっ!」


かなりの重量感でしたが、スリムなチヌ。 計ってみたら48センチ。 痩せていても重いはずです。
18:30 48センチ







これ、夕方のチヌ?


確かめようが無いのでおその疑問は捨てました。



二匹目の泥鰌を夢見て、仕掛けを打ち直しますが、その後は穴子とカサゴとゴンズイのオンパレード。



粘れば、もう一枚出そうな雰囲気でしたが、人間の方がガソリン切れで、撒き餌を放逐して納竿しました。





結果論ですが、居酒屋の大将が喜びそうな魚が沢山釣れた今日。キープして持っていけばよかった。






それにしても、寒さに耐えた結果のビッグママ、しびれるねぇ~





また、来週!





竿     宇崎日新 INGRAMチヌ 0.8号

リール  ダイワ インパルト磯


道糸   2.5号

ハリス  2.0号


ウキ   AURA アウラ GLAIVE 【グレイブ】 1.0号