2014年06月14日 亀川にて
先々週に年無を上げ、先週ハリスを切られた海へ、欲望と期待を胸に、いざ出陣!
しか~し、オキアミは仕掛けが馴染むまで持たず、練り餌は全く人気無しの状況に、少々困惑気味。紀州釣りをするまでもなく、練り餌は底まで届きます。ってか、全く食われることがありません。
ただ、ひたすらに流れた仕掛けを回収し、練り餌が食われていないことを確認して打ち直す事の繰り返し。
ビッグママの登場を、今か、今かと待ち侘びて、とうとう日没。
「ま、先々週の年無は、夜の8時だったし」
その事実に一縷の望みをかけるも、時刻は夜の10時前。
なんとな~く、緊張の糸が解けて、ドラマティックな切欠もないまま、撒き餌を散布。
失意の帰路につくのでありました。
先週の敵討ちどころか、返り討ちにあって、すっかりしょげる僕・・・
2014年06月15日 別府観光港にて
昨日の釣りが、あまりにも不甲斐ない結果に終わり、体内に溜まったフラストレーションが、日曜日であるにも関わらず「釣りに行け」と叫び続けるのであります。
日曜日に釣りに行くと、心行くまで夜釣りを楽しむことができず、また、月曜日はぐったりして仕事にならない。それに、日曜日は主夫の日。家の掃除やら、庭の草むしりやら、色々とやらなければならない事もあるのです。
が、どうにも、昨日の釣りが不甲斐ない。
ワールドカップ?
日本戦は、ドキドキして心臓に良くない。結果を見て、勝っていたら録画した映像を楽しみます。負けていたらダイジェストで十分。
そろそろ、ドキドキが負担になる・・・いや、病気と興奮の区別が付き難くなるお年頃。気を付けないとポックリ逝っちまいます。介護してくれる家族がいないので、ポックリ逝った方が、自分にも身内にもベストではあるんですがね。できればロクマルを釣ってから死にたい。
さて、意地でも亀川に行く自分と、合理的に確率の高い港に行く自分。どっちが自分らしいかなんて、迷う余裕も無いほど打ちのめされた僕は、別府観光港へ一直線。
釣具屋では「最近、釣れてない」と評判の観光港ではありますが、場所と時間を選べば、それなりに釣れるのであります。
そう、時は夜釣りの季節へと移り変わっているのです。
それを知りながらも、気持ちが焦り、一刻も早く竿を出したいと、いつもより早い登場に、釣具屋の店員も吃驚仰天、驚いた・・・った、いや、そんなに驚きゃあしませんよ。実際。
釣具屋で「最近、釣れてない」と評判になっているだけあって、岸壁には人影もなく、熱い日差しとかなり濁った海水があるだけ。
先ずは、偵察。オキアミを付けて流すと、何かしらの反応があり、足元では、可愛いお客様。
もちろん、「大きくなって、戻って来いよ」と、海へと返す。
撒き餌を始めると、それまで通っていたオキアミは、途中で雑魚に取られるようになり、練り餌は全くの不人気。
「何だか、昨日と似ているなぁ」
嫌な予感と言うのは的中するもので、オキアミは持たず、練り餌は食われない、すっとこどっこいな状況に、ただただ呆れるおいら。
そこに、スクーターに乗った、ニーチャン登場。なんちゃって釣り人かと思ったら、バッカンに竿スタンドと、それなりの装備を広げ、相方のニーチャンとぺちゃくちゃやりながら釣りを始めた。こっちを意識している視線を感じるが、挨拶して来ないので、こちらも沈黙。
やがてニーチャンの竿が曲がり、チラチラとドヤ顔でこちらを見るので、それなりのアイコンタクトでエールを送る。バキバキに竿を曲げていたのは、この辺にしてはナイスな方のクロ(メジナ)。「先に釣ってやったぜ」的なアピールをしていたが、そこはスルー。それをリスペクトする義務はない。
やがて夕暮れが近付き、練り餌を突っ突く餌取り登場。少し苛っとして、早掛けすると、意表を突いた手応えで吃驚。稲穂00号は、とっても柔らかい。草河豚でさえ満月のように曲がる竿。この時点で魚のサイズを予測するのは禁じ手の御法度ではあるが、そこそこのサイズではないかとニンマリ。
しかし、稲穂00号のポテンシャルを舐めていた。タモに収まったのは30センチに満たないメイタ(小型の黒鯛)。スクーターのニーチャンにドヤ顔もできない。
そして、スクーターのニーチャンは、当然の事ながら、スクーターに跨って帰っていった。
再び、一人の防波堤。黙々と仕掛けを打ち返すも二枚目が出ず、そそり立った遣る気が萎えかけた頃、禁断のアベック登場。散歩かと思ったら、しっかり釣り道具を持っていて、僕のすぐ近くで店を広げた。ドボン!鯵のサビキ釣り。ジャンボの臭いは強烈で、集魚効果抜群!その臭いにチヌも寄ると考えられるのだが、いかんせん、あの音である。ジャンボを入れた籠が着水する音に、臆病なチヌは逃げ出してしまうのではないかと思うのである。
こんなに広い岸壁で、どうして、わざわざ、俺の隣に来るのだ。しかも、釣りそっちのけでいちゃついてやがる。困ったモンチッチ!
さて、だいぶ暗くなりました。「細い棒浮子は、そろそろ厳しい」と、思ったその時、かろうじて確認できていた浮子が消えたような・・・で、道糸を見ると、張り詰める直前。やにわに竿を立てる、魚が乗る、猛烈に引っ張る。沖に走る魚、レバーを使って糸を出す俺。
かなりの大物を踏んだが、何せ稲穂00号である。
アベックが見守る中、岸に寄せ、ヘラを打った瞬間「赤け~」
しかも「こめぇ~(小さい)」
食べ頃、御手頃、35センチ。
「練り餌の這わせやぞ!」
真鯛は、あまり海底に沈んだ餌を食わない。これまでも、チヌも餌取りもいない海を不思議に思って、少し刺し餌を浮かせたら、でっかい真鯛が食ったってことが何度もあったし、一般的には中層の魚だ。
喜ぶ人もいるが、おいらは興味無し。しかし、思った「馴染みの居酒屋なら喜ぶかも?」ってことで、スカリにキープ。
ケミを点灯して「さぁ、本番」「さぁ、これからだ」と張り切ったものの、釣り人の張り切りで魚が釣れるのであれば苦労しない。
かなり、餌取りに遊ばれた後に、ようやく浮子が消しこんだ。こちらもまぁまぁの手応えだったが、先ほどの真鯛ほどではない。浮いてきたのは35センチの御チヌ様でありんした。
もちろん、アベックはじっと見てる。が、アベックに魚はあげない。スカリに入れてドボン!
次に浮子を沈めたのは夜の常連、穴子様。これも、居酒屋の大将が喜ぶのでキープ。
やがて、海は砂漠に戻り、次の群が来るまでって感じでしたが、今日は日曜日。しかも居酒屋まで魚を持っていかなければならない。
8時半、宇和島運輸フェリーの乗船案内が始まると同時に納竿。
居酒屋へ一直線。魚はかなり弱っていましたが、取り敢えず生簀に入れて様子を見ることに。今頃、捌かれているかも?
昨日の敵討ちを果たし、御機嫌で帰路についたとさ。 めでたし めでたし