お葬式 | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解




今日は、親戚のおじさんのお葬式でした

母の父方の従兄

満90歳の大往生でした
しかし、やはり人の死は悲しいものです

じいちゃんの実家の当主

子供の頃は、じいちゃんの実家によく行きました

おじさんにも、よく遊んでもらいました


おじさん、さようなら。天国で、父や母に会ったらよろしく言っといてね




さて、その葬儀での出来事です
遺族、親族の焼香が終わり、来賓の焼香が始ります
次々と、名前を呼ばれ焼香に向かう人々
「○議院議員○○様」

ん?知ってる名前
でも、見たことのない顔

・・・・・・・あぁ、秘書かぁ!

一人だけ御本人でしたが、他は全部秘書さん



そして「○○寺御住職○○様」


ん?お寺の住職?

そう、お坊さんです

しかも、しっかり坊主の衣装

菩提寺の住職は、読経(どきょう)の真っ最中
じゃあ、焼香しているあのお坊さんは?

親族の知り合い?


事情は、解明できなかったけれど、お坊さんが読経する前で、お坊さんが焼香をする
不思議な風景
まぁ、お坊さんの葬儀では、当たり前の風景なんだろうけど
ってか、会葬者のほとんどがお坊さんだったりして

お坊さんのお坊さんによるお坊さんのための葬儀(笑)



来賓の焼香が終わり、一般会葬者の焼香に移ると、会場は一気に騒がしくなる

「あん人は誰かぇ?」
「あれ?」
「そうじゃ」
「あん人は、なんじゃ・・・あの・・・ほれ・・・○○ちゃんの従兄じゃが」
「あぁ、あん人がそうかえ」
「そうそう・・・・・・・・・・・・・」


「すげぇなぁ、鐘や太鼓が鳴る葬式は初めてじゃ」
「そうやなぁ、わしも初めてじゃ」
「伴奏も二人やしなぁ」
「伴奏?」
「そうじゃ、御いんげの後ろに二人おるじゃろが。あれが伴奏」
「へぇ、あれが伴奏かえ?」
「そうじゃ」


「久しぶりじゃなぁ」
「そうじゃなぁ。前におうたのはいつじゃったかなぁ?」
「こん前は、○○ちゃんの葬式でおうたが」
「あぁ、そうじゃった。そうじゃった。あん時は暑かったなぁ」


「きゃ~、久しぶり~」
「元気しちょった?」
「うん、元気。元気。」
「あんたは?」
「うちは、ちょっと病気して入院しちょったんよ」
「あら~、そうなん?言うてくれたら見舞いに行ったのに~」
「ごめんなぁ、色々あったんよ~」
「そうなぁ」





そう、お葬式は、親戚一同の同窓会なのである