腰抜けNIPPON | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解



康夫「打たなかったねぇ」
太郎「何を言ってるの。打ったじゃない」
康夫「え!打ったの。じゃあ外れ?」
太郎「外れかどうかは、見解の相違だけど、打ったよ」
康夫「そう、打ったの。よくマスコミにばれなかったね?」
太郎「どうかしてるんじゃない?ばんばん報道してるじゃない」
康夫「え~、そんなニュースどこも流してなかったよ」
太郎「どこが~」
康夫「で、SM3?それともPAC3?」
太郎「何のこと?」
康夫「だから、迎撃ミサイル打ったんでしょ?」
太郎「迎撃ミサイルなんて打つわけないじゃん」
康夫「じゃあ、何を打ったって言うの。まさか、対空砲とか言うんじゃないでしょうね」
太郎「打ったのは北朝鮮。僕は、迎撃ミサイルも対空砲も発射命令は出してないよ」
康夫「なんだぁ、どうして打たなかったのよ?」
太郎「打てるわけないじゃん。撃墜したら戦争だよ。上空を通過しただけなんだから」
康夫「あ~あ、それじゃあ、これから先もなめられっぱなしじゃん。いつになったら敗戦国から脱皮できるの!」
太郎「ちゃんと抗議もしたし、国連の安保理も動かしてます」
康夫「太郎ちゃんともあろうものが、そんなもの何の役に立つと言うの」
太郎「そりゃあ、僕だって撃墜したかったさ。いかなる飛翔体も、我が国の上空を通過することは認めないってね」
康夫「だったら打てば良かったんだよ」
太郎「戦争になっても?」
康夫「来れるもんなら来てみろってもんだよ」
太郎「やつらは来るよ」
康夫「北朝鮮軍なんて、勝負になりません。自衛隊の敵じゃない」
太郎「ミサイルを打ってきたら?」
康夫「もう、ミサイルはありません。そんな金あるわけないじゃない」
太郎「じゃあ、攻める?」
康夫「ノン!占領戦をやったら、いくらなんでも自衛隊員に戦死者が出る」
太郎「じゃあ、どうするの?」
康夫「ほっときゃいいさ」
太郎「それでいいの?」
康夫「いいよ、やつらは、ちゃちな工作船しか持ってない。そんなもの空対艦ミサイルで撃沈」
太郎「戦闘機で来たら?」
康夫「満足に飛べる戦闘機は三機あるかないか。勝負にならない」
太郎「なるほど~」
康夫「それに、アメリカの真意を知るいいチャンスだったんだよ。やつらが、日米安保条約を履行する気があるのかどうか」
太郎「守るに決まってるじゃん」
康夫「どうして?」
太郎「だって、条約を交わしているんだから、守るのが当然でしょ?」
康夫「馬鹿だねぇ、これまで何回裏切られてきてると思ってるの?他国は都合が悪くなったら、条約を破棄することは歴史が証明してる」
太郎「そうかぁ。そうだよねぇ。打てばよかった」
康夫「でも、僕だったら打ってないけどね」
太郎「どういうこと?」
康夫「ブッシュの二の舞は御免だ」
太郎「・・・」


おまけ

康夫「でもね、今回のミサイルで一番びびったのは中国だよ」
太郎「まさかぁ」
康夫「日本は、先のノドン1号で既に東京を人質にとられた」
太郎「そうだね」
康夫「今回のミサイルはアメリカには届かない」
太郎「そりゃそうだ」
康夫「ロシアの主要都市にも届かない」
太郎「ウラジオストックは?」
康夫「ロシア中枢にとって、あの町はどうでもいい」
太郎「ありゃ」
康夫「中国は北京を人質にとられた」
太郎「それは深刻だ」
康夫「核の恐ろしさは、核保有国が一番よく知っているからね」
太郎「じゃあ、どうして中国は北朝鮮を庇うの?」
康夫「好きなんじゃない?」
太郎「え~?そんな理由なの?
康夫「いけない?」
太郎「・・・」