康夫「なんだか、中折れになっちゃったね」
太郎「しょんぼり」
康夫「まぁまぁ、そう肩を落とさずに」
太郎「だってさぁ」
康夫「文句言いが多いからなぁ」
太郎「だしょ?パ~っと大盤振る舞いすることの何が悪いの?」
康夫「僻む(ひがむ)連中が多いってこと」
太郎「所得がどうだこうだじゃなくってさぁ、気持ちが明るくなれば、景気も良くなるじゃん?」
康夫「そうなの?」
太郎「景気の正体って知ってる?」
康夫「知らない」
太郎「国民の気分なんだよ」
康夫「どう言うこと?」
太郎「醤油ぅこと!」
康夫「・・・」
太郎「つまりさぁ、皆が物を買えば景気はいい訳」
康夫「よくわかんない」
太郎「国民が、じゃんじゃん購買する。企業が儲かる。給料が上がる。上がった給料で物を買う。これが好景気」
康夫「ふむふむ」
太郎「逆に、国民が貯蓄に走る。企業は儲からない。給料が上がらない。更に貯蓄する。これが不景気」
康夫「つまりは、国民の気分次第」
太郎「醤油ぅこと」
康夫「つまらん!太郎のギャグはつまらん!」
太郎「しょんなぁ・・・」
康夫「で、その国民の気分は誰が作るわけ?」
太郎「情報」
康夫「報道ってこと?」
太郎「そう、マスメディア。景気が悪くなるぞぅって、どこもが同じ報道をする。そうなのか、景気が悪くなるのかと国民は、節約する。貯蓄に走る。それで、お金が回らなくなる」
康夫「そうかぁ、そうだよね?毎日ニュースで景気が悪くなるって報道してたら、買い換えようと思ってた調子が悪いテレビを買い替えずに我慢するか修理するもんね」
太郎「だから、全国民に2万円の大盤振る舞いで、国民の気分を明るくしようと思ったのに」
康夫「金持ちにくばるなだとか、子供と年寄りの金額を増やせとか、ちゃちゃが入った」
太郎「確かに、その財源は、近い将来に先送りしたけどさぁ」
康夫「明るいニュースが景気を良くする」
太郎「そう、その通りなんだよ。お祭り騒ぎだろうが、馬鹿騒ぎだろうが、踊らされるのも悪くないと思うんだけどなぁ?」
康夫「したり顔で、こんな裏があるみたいな報道がもてはやされる」
太郎「もっと素直になれよぉ」
康夫「で、太郎ちゃんにはいくら入るわけ?」
太郎「僕は、もちろん辞退します」
康夫「それじゃあ、お祭り騒ぎにならないじゃない。一番に給付を受けて、秋葉原で買い物しなきゃ。首相自ら先頭に立って、お祭り騒ぎ!」
太郎「そっかぁ、そうだよね?でも、手続きが面倒なんだよね~」
康夫「・・・」