康夫「解除しちゃったね~」
太郎「そうなんだよ。発表の一時間前に電話があったんだけどさ」
康夫「らしいね。どんな話だったの?」
太郎「太郎首相を男と見込んでお願いする。ってさ」
康夫「あらま~、上手いところを突かれたね」
太郎「そうなんだよ。男と言われちゃあ、断れないやね」
康夫「でもさ~、本当に引退前の打ち上げ花火なんだろうか?」
太郎「う~ん、経済は失速したし、アフガンとイラクは泥沼だし、そうかもしれない」
康夫「そうかなぁ?我が国と違って、狡猾なアメリカが?ただの打ち上げ花火?」
太郎「他になにがあるって言うのさ」
康夫「何かさぁ、水面下で取引してるんじゃないの?」
太郎「例えば?」
康夫「食糧支援したら、原子炉を爆破するとかさ」
太郎「そんなことしたら放射能を撒き散らすじゃない」
康夫「例えばだよ!例えば!でも、国民を人だと思わないあの国ならやりそうじゃん?」
太郎「そりゃそうだけどさ、だったら派手に発表すればいいじゃん」
康夫「アメリカがさ、言葉で発表するよりも、突然爆破の映像が流れた方がインパクトあるじゃん」
太郎「この前の、どうでもいい煙突みたいに?」
康夫「そうそう、あれは重要な施設じゃないことがばれちゃって、とんだ茶番だったけどね」
太郎「でもさぁ、重態らしいじゃん?」
康夫「そこよぉ、問題は。万が一のことがあったらさ、どうなるかわからない。発表しました、政権交代しました、そんな約束は知りませんってさ」
太郎「なるほど~!発表しなければ、反古にされてもダメージはないし、実行されえば、衝撃的事実になる」
康夫「そういうこと。じゃないと解除しないと思うよ」
太郎「康夫ちゃん頭いい!」
康夫「推測に過ぎないけどね。そんな気配はなかった?」
太郎「な~んにも」
康夫「気付かなかったんじゃないの?」
太郎「どう言う意味さぁ」
康夫「太郎ちゃんは裏表がないからなぁ。いい意味正直、悪く言えば単純」
太郎「実家に帰らせていただきます」
康夫「あ、待って、悪かったよ。ところで拉致問題はどうするの?」
太郎「拉致問題の解決して支援なし」
康夫「次の六カ国会議では、絶対支援の話が出るよ」
太郎「我が日本の姿勢は変わりません。スローガン通り、強い日本を貫きます」
康夫「大丈夫?」
太郎「国民を守らずして、何が国家ぞ!できることなら、竹槍で突撃したいくらいだ」
康夫「それは止めといた方がいい」
太郎「どうして?」
康夫「相手がいくら貧しい装備だからといって、竹槍では勝てない」
太郎「そうかなぁ?先生には筋がいいって褒められたんだけどなぁ」
康夫「そう言う問題じゃない」
太郎「じゃあ、核を打ち込んじゃおうか?」
康夫「いきなり乱暴だなぁ。その前にあるの?」
太郎「またまたぁ、康夫ちゃんだって先代の首相なんだから知ってるくせに」
康夫「聞いてない。聞いてない。あるの?」
太郎「ないよ」
康夫「脅かさないでよ」
太郎「しまったなぁ、昭一ちゃんは経済産業大臣じゃなくて、防衛大臣にすればよかった」
康夫「またまた、危ない発言を」
太郎「面白くなってたと思うよ」
康夫「仮にも一国の首相が軽々しいことを言ってはいけません」
太郎「あれ?どうしたの?急に難い事言っちゃって」
康夫「後ろ!」
太郎「え?あ!古・・・」