放置自転車 | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解


通常、放置自転車と言えば駅前と相場は決まっているのだが、なぜか、ある日うちの駐車場に見知らぬ自転車が。


最初は、隣の子供の友達だろうと思って、そのままにしておいたのだが、何日も何日も、ず~っと置いてある。


すこし、気になりだした。


で、隣の奥さんに訊いてみた
「この、自転車は息子さんの友達のじゃないですか?」
「違います。実は・・・はす向かいの○○の旦那さんがどこかで拾ってきたらしいですよ」
「は?」
「どうして、お宅の駐車場に置いたんですかねぇ?」


なんですと~!!!


ちょっと変わり者の○○の旦那さん。やらかしてくれた


どうせ、訊いても白を切るに違いない


が、迂闊に捨てられない


ここはひとつ、警察に穏便に処理してもらおう


ってことで、早速電話


ほどなくパトカーがやってきた。しかもご丁寧に赤色灯まで点けて


事情を説明して
「ここに、中学校の通学用の鑑札も付いてますから、持ち主はわかりますよね?」
「それは、無理です」
「え?」
「その手の鑑札は、警察に登録されているわけではないので」
「・・・じゃあ、どうすればいいんですか?」
「拾得物として届けを出してください」
「あぁ、なるほど。それで、後はそちらが処理してくれるんですね?」
「はい、警察署まで持ってきてください」
「どうやって?」
「それは知りません。そちらでどうにかしてください」
「・・・」


公僕のくせに・・・\(*`∧´)/


警察が帰った後、隣の奥さんと目を見合わせた
「どうしましょ?」
「捨てれば?」と、隣の奥さんはあっさりと言った
「ですよね~」
「警察に届けが出ていないんなら、本人が捨てたんでしょ?いいんじゃないの」
「ですよね~」


ってことで、今度は役場に電話
「○○の○○です。粗大ごみの回収をお願いします」
「○○さんですね。次の回収はと・・・5日後になります。不燃物のゴミ袋を貼り付けて、わかり易い場所に出しておいてください」


え?一枚30円のゴミ袋を?


そりゃあ、大した金額じゃないけど、割り切れない。


はす向かいの馬鹿親父が拾ってきたごみ自転車のために、なんでおいらが金を出すの?


でも、かかわるともっと不愉快な思いをするから、30円はどぶに落としたと思うことにしよう


それにしても、理解できない