坊平ヒルクライム2023

に出場してきました。

 

ここ1年はZWIFTばかりで、実走もほとんどなく、今シーズン初のイベントとなります。

 

選んだ種目はMTB。

それでもって目標はどうしましょう・・・?

 

自転車関係で一度は入賞してみたい

ロードでもMTBでもいいから・・・。

でもそんな脚は持ってないぞ。

ヒルクライムはキツいだけだからもう出ないし最後のチャンス

ということで

「ギリギリでも入賞する」

ことを今回の目標にしました。

 

以前の大会のタイムをから、

1時間45分を入賞ギリギリタイムに算出しました。

ただ計算するのはいいんだけど、計画通りに自分が走ることが出来るのかというと、できないんですけどね。

 

そうすると、10分で140メートル登らないとダメなの・・・?

ってことは1分で14メートル。

30秒で7メートル

10秒で2メートルちょっと

1秒で20センチちょっと

登らないといけないんですよね。

 

あぁ、こりゃできない。

目標ということで割り切りましょう。

 

さて、当日会場について周りのMTBを横目でこっそりのぞいてみると、

サス外しのスリックタイヤ、クリートあり

電動MTB(自己申告しないと順位決定でトラブルに?!)

等々。

中にはフスサスの人も。

 

MTBのジャンルの中にも色々なバイクがありましたね。

 

マイバイクは

イボイボタイヤのハードテイルのフロントサスのフラペ

強いて言えばサドルバックは外してきたぜ!

違いは感じないが、空気圧も何となく気持ち高めに入れてきたぜ!

(空気圧低い方が転がり抵抗少なくて速いのか?)

といった仕様ですが、せめてクリートだけでも買った方が良かったと思いましたね。

来年も出るならスリックタイヤとクリートの坊平仕様も考えておこう。

(流石にノンサスまでは料金的にちょっと・・・。)

 

そんな感じで他人のバイクを見て準備不足を感じ気持ちが萎えたままパレードランがスタート。

ウォーミングアップもできるし、緊張も和らぐのでいいですね。

バイクはともかく自分のペースで登ろうと気持ちを整えることができました。

 

速度が遅いMTBは追い抜かれ要員なので、早めの2番目のグループでスタート。

スタートして早い人について行こうとすると結局脱落するだけなので、自分のペースを守りペダリング。

 

スタートして平坦区間が終わるとホワイトウォールと言われる短距離ながらも勾配がある坂が現れます。

ここでもペースを崩さずペダリング。

坂が終わった頃に、前を走っていたMTBに離されていきましたが、頑張ってついていってもどうせ結局は千切られる。

マイペースを守りました。

 

臨時で設けられた給水所もあり、ボランティアの方からコップをコップを受け取ろうとしたら、手が滑ってこぼしてしまいました。

すいません、すでにフラフラだったもので。

 

前の自転車を追いかけて抜いて行くということはなく、ただ、追い抜かれていく一方なので、モチベーションは上がりません。

キツい・・・。

 

ただ、前に追い抜けそうな自転車があっても、急に頑張ったりするとペースが乱れてしまうと思い、淡々と漕ぐことに集中しました。

 

それなりのヒルクライムのレースなので、途中で何があるかわかりません。

標高1000メートル過ぎたあたりからお尻が痛くなってきました。

シッティングで自転車を漕いでいたことから痛くなり、座っていられなくなりました。

何とか座る位置を変えながら堪えましたが、シッティングが調子良くても定期的にダンシングを入れて各部位を休ませないといけないんだなと勉強になりました。

 

ゴール手前になると

あと2km

あと1km

の残りの距離の看板が立ってます。

 

50メートル先を走っているロードバイクを目標に走っていて、ふとバイクに視線をやると、バイクらしきものが倒れていて、人の姿がなくなっていました。

ビックリしてバイクのところまで、行ってみると、人は道路脇の草むらにいて、声をかけたら

足が攣って転倒した

とのこと。

 

命の危機もなかったので、申し訳ないのですが、自己回復を期待し、再び自転車を漕ぎ出しました。

自分の尻の痛みや他の方のトラブル等も目の当たりしに、色々と対策、準備しないといけないんだなと勉強させられます。

 

ゴールまで500メートルの看板を過ぎ、ゴールが見えれば気持ちが軽くなるんですが、これがなかなかゴールが見えない。

ゴールまだですか?

まだですか?

まだまだじゃん。

キツいです。

 

直前になってからゴールが現れ、何とかゴール。

そしてその直後にリアのチェーンがスポーク側に外れるアクシデント。

ゴールしてからも何があるかわかりません。

受付で預けた荷物を受け取り、汗でビショビショのウェアを着替え、外科医からは想像できない涼しさを堪能しながら下山の時を待ちます。

 

何分で登ったのか等は思わす、

あー、疲れた。

登りきった

もういいや、もう登らない

でも景色いいなぁ

ってことばかり思ってました。

 

さて下山してからですが、会場に前半にゴールした人までの途中記録が早速張り出されていました。

後からゴールした人たちは基本的には遅いわけで、この記録で入賞できていれば、まずは間違いない処です。

 

入賞したいという淡い希望が叶うのか・・・。

 

あー、ダメでした。

やっぱり甘くないですね。

敗者は去るのみ。

 

でも改めて順位表見てみると、電動MTBも上位に入っているよね?

それでもって速い。

 

ちゃんと申告しないと失格?

 

順位も変わるよね?

 

ってなことで、表彰式での順位発表を見たところ、MTBの部門はその関係のため後日発表とのこと。

もし入賞していたらの感動がなくなり、モヤモヤしたままの大会終了となりました。

 

結果がどうなるかはよしとして、信頼の原則なので自己申告はちゃんとしてもらわないと、大会運営側にも迷惑かかります・・・。

 

翌日正式なリザルトが出てまして、入賞してました。

願いは叶ったものの、既に過去の話。

感動が薄れてしまいました。

 

それは良しとして、週末のじろで庄内頑張ります。