ウルトラソウル | 男の滑走路

男の滑走路

日々の出来事を徒然に・・。

♪ソウルの夜景 やるせなくまばたき
ウォーカーヒルのカジノは今日もオールナイト♪

♪梨泰院のテーラーで光りもののスーツをオーダー
それさえすっかり忘れてゲームにのめりこむ♪

♪ソウルの夜よ なぜこんなに狂おしい
枯れた喉に流し込むドンペリ♪

~ウォーカーヒルズ・ブーガルー~ クレイジーケンバンド



長い日記です。すみません。

アニョハセヨ。
社員旅行でソウルに行ってまいりました。
社員旅行なんて13年ぶりだったんじゃないかなぁ。
ソウル後発チームは総勢19人(だったかな?)。

初日は、午前零時近くにホテル到着。

さ、さむい。気温は零度。
しかもrain。rainと書いて「ピ」。

そのまま寝てしまうのももったいないので、ホテルから地下鉄で2駅くらいの距離を徘徊してみました。

師走、しかも花金だからでしょうか、とにかく目立つのは酔っ払い。

フラフラ・・・なんと泥酔状態の人が多いこと・・。
しかもみんな何か叫んでます。

深夜までバスが運行しているので、バスを待っている人や、タクシー待ちをしている人も多かったですね。

タクシーでもっと遠出しちゃおうかなぁと思い、タクシーの捕まえ方を見ていると・・・

韓国でも手をあげてタクシーを止めるのは日本と一緒なのですが、こちらではウィンドウ越しに予め行き先を伝えたうえで、運転手が乗せるかどうかを判断するようです。

見た限り、乗せないことのほうが多い気がしたので、タクシーに乗るのは断念し、徒歩にて南大門(ナンデムン)にある有名な崇礼門(スンエモン 写真)を見て、今度は反対方向にある鍾路(チョンノ)の飲み屋街へ。

seoul1

かなり日式(和風)飲み屋が多いところでした。焼き鳥・ラーメソとか書いてある赤ちょうちんなんかも目立ってました。


しばらく歩いて小腹がへったので、近くのコンビニで、おにぎりを買ってホテルへ。時間は26時。

しかし。。。おにぎり辛かった。

2日目。
午前中は、ユネスコ世界遺産に指定された韓国5大王宮のひとつ。昌徳宮へ。

チャングムの誓いのロケ地でもあるのですが、ここには、李氏朝鮮最後の皇太子であった李垠(イ・ウン)の妃 梨本宮方子が晩年過ごした楽善斎(ナクソンジェ)があります。

梨本宮方子妃というのは、宮家であった梨本宮の長女で、昭和天皇の妃の第一候補だったそうですが、日韓併合後、政略結婚で李垠の妻になり、戦中から1963年まで夫とともに日本に在住、その後、韓国に帰化し、障害児の教育施設設立を始め、ボランティアに情熱を注ぎ、1989年、ソウルでその生涯を閉じました。

梨本宮方子妃、李方子さんは韓国で最も有名で、最も親しまれた日本人だそうで・・・

日本と韓国の歴史において、このような数奇な人生を送った人がいることを自分は知りませんでした。恥ずかしいことです。

11月24日に奇跡の夫婦愛スペシャルで岡田准一と菅野美穂がこの夫婦を演じていたんですね。見ればよかった。

昼食後、DFSやソウルの銀座とも言われる明洞(ミョンドン)を散策し、その後は自由行動。

汗蒸幕&アカスリに行くか迷ったのですが、初志を貫徹することに決定。

一人で、前述の「ウォーカーヒルズ・ブーガルー」の歌詞にも出てくる梨泰院(イテウォン)へ。

梨泰院は米軍基地のある街。
そうですねぇ・・福生みたいなもんですね。

ここには、スーツやシャツを仕立ててくれるお店が多く、剣さんは、ハーバードテイラーというお店でスーツを仕立てたらしい。

自分はスーツではなく、シャツをオーダーメイド。2000~4000円くらいで作れちゃいます。結構、よい生地だと思うんですけどね。

出来上がりに数日かかるので、自宅に送ってもらうことにしました。二週間後に届く予定、楽しみ。

それから剣さんのハーバードテイラーも見つけました。目立たない建物の地下にありました。
itewhong


夕方、再集合して、カルビやホルモンを食べたり、マッコリを飲んだあとは、各自でソウルタワーに行ったり、ミュージカル(ナンタ)を見に行ったり。

自分は、町の姿がもっと見たかったので、クリスマスイルミネーションがきれいな清渓川(チョンゲチョン)を東大門方面へ歩くことにしました。http://www.seoulnavi.com/miru/miru.php?id=862

ちょうどこの日から両岸にルミナリエのようなイルミネーションが点灯したらしく、とても素敵でした。ここはカップルで来るのがお勧めですね。

その後は、屋台で飲んだりして、二日目終了。午前1時過ぎにホテルに戻ってきました。もうちょっと遊びたかった。ウォーカーヒルズにも行きたかったんですけどね。

最終日。
3日目の午前も町を散策。

ホテル近くの徳寿宮(トクスグン)の大漢門(テハンムン)を通り過ぎようとすると、写真のようなシーンが。


seoul2


これは、王宮守門将交代式 といって朝鮮時代、王宮を護衛していていた武者の交代式だそうです。
http://www.seoulnavi.com/miru/miru_r_article.php?id=188
いわゆる衛兵交代ってやつですね。

あ、それから、地下鉄のホームで電車を待っていたら、見知らぬオジサンに道を聞かれました。もちろん答えられなかったですけど。日本人と韓国人は顔が違うなぁと思っていたのですけどね、あんまり違いはないってことなのかな?

地下鉄といえば、ソウルでは乗客が降りるのを待たずに、がんがん乗っていくんですね。東京だけなのかな、降りるのを待ってから乗るのは・・・あと、車内で大きな声で商売してる人もいました。欧米か!ですね。

さて帰路へ。
空港に向かう途中、物産店に立ち寄り、キムチ、韓国海苔買わされました。買わされたという表現がぴったりです。
商魂たくましかった。商魂たくましいと思うのはこのときだけではなかったです。

物価は日本よりほんの少し安いくらいかな。。屋台は安かったですけど。

あ、それからそれから韓国女性ですが、街なかの若い女性には美人(ミィン)もいましたが、そういう女性に限ってオジサン連れでした。たぶんエスコートアガシってやつですね。

あ、めがねっ娘がすごく多かったような・・・
一方、おばちゃんは、まさに肝っ玉かぁちゃんばっかりでした。オジャマンガ山田君(古っ)の母ちゃんみたいな。そうだ、ケロロ軍曹やってました。

プライベートでまた行こうと思います。そのときまで少々のハングルを覚えないといかんですな。

あぁ、とても長くなってしまいましたね。
最後まで読んでいただき

カムサハムニダ

でございました。