大生郷天満宮 ③ | 物語の面白さを考えるブログ

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参拝記②の続き。

 

 

大生郷天満宮は台地の上に建っており、社殿の裏手、台地をくだったところに参拝者用の駐車場があります。

 

ここ以外にも、社地をとりまく道路沿いに、いくつか駐車場があります。

 

駐車場の一隅に恵比須社がありました。

黄色い鳥居は初めて見たかもしれません。

 

お社。

 

道路をはさんで、向かい側には、菅原道真公の御廟所があります。

手前に池と厳島社があり、奥の小高くなった場所が御廟所。

 

石標。

 

石標のわきの道をのぼります。

 

 

 

御廟所。

塔の上部にあるのは、宝珠と白蓮華坐。

大生郷天満宮に伝わる「御廟天神画像」には、「白蓮華坐に乗った宝珠」が描かれており、道真公を宝珠に見立てたものであるといいます。

鳥居建立の記念碑には、平成十四年(2002)十一月の日付で、「菅公没後千百年を迎え、菅公の御遺骨を御本殿から遷すため、天満宮奉賛会によって御廟所が建設された」とありますから、現在、御遺骨はこちらに眠っていると思われます。

ちなみに、道真公が没したのは、延喜三年二月二十五日(903年3月26日:ユリウス暦)。

 

御廟所の向かって右手奥に、大黒神社。

黄色い鳥居が、おめでたい感じがして、気分が明るくなります。

 

お社。

 

台地からおりて、池の中にある厳島社(弁財天)にお参り。

 

黄色がかった白い鳥居をくぐり、神橋をわたります。

 

お社。

御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。

お社の前で手を合わせていたら、足もとから清浄な気がフワ~ッと立ちのぼる感覚がありました。

 

池の中にたたずむお社。美しい。

 

梅の花で飾るイメージで撮影。

 

お社の後ろ姿。美しい。

手前の暗い青みと、お社のまわりの明るさとの対比がいい感じです。

 

池の鯉。

 

お社の前側。

池が二段になっています。小ぶりながら、壮麗な造り。

眼鏡橋っぽい二連アーチの神橋がかわいらしかったです。

 

大生郷天満宮には、以前にも参拝したことがありましたが、そのときは日本史の知識がなかったので、特別に思うところはありませんでした(このときは御廟所の存在に気付いていなかったので、こちらは今回が初参拝です)。

今回、平将門と菅原景行との関係を知った上で、あらためて参拝したところ、いくつかの気付きを得ることができました。

特に、蚕影山神社の石碑が境内にあったことは驚きで、将門と良兼との関係性について想像をかきたてられ、楽しかったです。

 

(終わり)

 

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大生郷天満宮 (おおのごう てんまんぐう)

 

御祭神:菅原道真

 

鎮座地:茨城県常総市大生郷町1234

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