◇第2話◇ 見知らぬ誰か | 物語の面白さを考えるブログ

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鱗滝のいる狭霧山を目指す炭治郎と禰豆子は、

山中のお堂で人喰い鬼と遭遇、戦いになる。

 

第二話は鬼についての説明回ですね~。

第一話では、鬼化した禰豆子以外、鬼が登場しなかったので、

鬼とはいかなる存在か、早めに読者に説明しておこうという

意図が読み取れます。

 

鬼の不死身性が示されます。

頸を切っても死なない、

頭部から腕を生やすなどの肉体的変貌が可能、

といったことが判明します。

 

炭治郎については、「鼻が利く」という設定に次いで、

「頭が硬い」ことが新たに判明しました。

ちょっと面白いのが、側頭部から腕を生やした鬼の姿にムカついて、

頭突きを喰らわすところ。

第一話で示された「怒りは手足を動かす原動力になる」という

義勇さんの持論を、さっそく体現しています。

鬼滅は、細かいところで、前後の情報が連関しながら

物語が進む点が、私的にポイント高いです。

 

天狗の面を被った謎の男(鱗滝さん)が登場したところで次回へ。

ワニ先生の独特のセンスに慣れた今なら、何とも思いませんが、

初見ではかなり戸惑いましたよ。なぜに天狗?

 

ワニ先生、自画像が何故にワニなのでしょうか。