こんにちは、ドラゴンアイです。

 

今回のテーマは『自由』についてです。

 

私は常日頃から幸せというのは自由であることだと考えていて、この『自由』こそが最も尊く、地球で暮らす私たちにとって難しいテーマであると思っています。

 

自由を獲得するためには4つの鍵が必要になります。

まず一つは『自立していること』『取捨選択ができること』『俯瞰して物事を捉えること』そして最後が最も重要かつ意外と思われるかもしれない要素なのですが、調和していることです。

 

この要素の一つでも欠けてしまうと本当の意味で自由な生き方を体現することは難しいと言えます。

 

なぜそう思うのかについて、お話ししていきますね。

 

 

 自立していること

 

 

前回のブログでお話したとおり、自由を獲得する条件で必須条件なのは自立していることです。自立というのは経済的に自立しているということより、自らの意思を明確に持ち、選択権を常に自分が保有しているという感覚で生きることです。

 

例えば組織で働いている場合、自分には選択肢がないという感覚に陥ることがあると思います。立場的な問題で主張が通らなかったり、自分の理想通りに物事を進めることが難しく感じてしまうのは当然起こり得る問題だと思います。

 

前提として、社会とは様々な人間と共存していくことでもあります。全て思い通りにコントロールすることは不可能です。

 

ですが、世の中には無数の働き口があり、今の時代ご自身で企業することだって難しいことではありません。その無数の選択肢の中から、自分は『組織に入り、その会社を成長させる一員となること』を選んでいるはずなのです。

 

 

時折、組織で働くことを馬鹿にする人が見受けられますが、私はそういった考えは一切持っておりません。

 

なぜなら、3次元の世界で生きる私達は大なり小なり社会に貢献することをを求められますが、一人一人が与えられる影響力はやはり知れて、人同士が協力し合って物事をクリエイトした方がより効率的で大きなものを作り出すことができると感じているからです。

 

会社に使われていると犠牲的な気持ちで生きるか、会社の一員となって社会に貢献したいと思うか。自分の価値は自分の考え方で決まります。

 

もちろん個人で活動できる能力を持っている人が素晴らしいのは言うまでもありませんよね。

 

自分の才能を生かしながら物事をクリエイトできる人は、組織では実現できない価値を見出している方だと思います。

 

 

 取捨選択ができること

 

 

前回のブログでもお伝えしましたが、選んだ選択肢にミスは存在しません。良し悪しは本人が決め、変更することはいつだって可能なのです。

 

善悪というのに囚われている方が時々いらっしゃいますが、この世の中において善悪は当人の感覚だけに依存するものです。悪意や犯罪行為等を除き、これをしてはいけないということはありません。

 

究極の話、ご自身の波動を高め幸せに暮らしていくことが他人への幸福にも繋がっていますし、他人のために犠牲的な生き方を選ぶ必要はありません。

 

他人にとって価値のあるものが自分にとって価値がないものであることも当然ですし、自分にしかわからない価値があるものも当然なのです。

だから、自分の生き方を誰かに理解をしてもらおうとしなくても良いのです。自分が求めているものに気づき、その声に答えてあげることが自由への一歩です。

 

 

 俯瞰して物事を捉えること

 

そして3つ目の必須要素は俯瞰して物事を捉えることです。『俯瞰して』と言うと先ほどお伝えしたご自身の価値に基づいて取捨選択をするということと相反するように思われるかもしれませんが、そうではありません。

 

俯瞰して物事を見ることと、他人軸で物事を考えることは全く異なります。

メタ認知力とも言いますが、ご自身の判断力を高めるには、まず自分も他者も含めて第三者の目線で見ることが大切なのです。

 

よく、『自己肯定感を高める』とか『自分軸で生きる』などが幸せに生きるマインドとして必要とされていますが、この2つにはいずれにも俯瞰して物事を捉えられる感覚が必要となります。

 

詳しくは自己肯定感のカラクリをご参照いただければと思います。

 

自分が選んだ選択が世間からどのようなものとして認識されるか、ご自身がどういう人間として捉えられているのか等多角的に捉えることで初めて健全にご自身を肯定し、自分にとって正しい選択ができるようになるのです。

 

 

 調和していること

 

 

最後の必須要素は『調和していること』です。

 

誰にも縛られない自由というのは取り巻く人や環境全てに調和している状態のことを言います。

 

自由な生き方というと、『独立して起業する』であったり、『身一つで旅に出る』ようなイメージを持たれるかもしれませんが、そうではありません。

自分と異なる生命体の個性を認めながらも、共存して生きていくということこそが本質的な自由なのです。

 

もともと人類はワンネスに向かうために魂を磨いています。いくら孤独を愛していたとしても、他者の協力なしに一人だけで生きていくことはできません。

私たち人間は他者との関わりだけではなく、自然の恵みや動物等、ありとあらゆるものから恩恵を受けて豊かな暮らしを実現しています。

 

私は自由なんだ!誰にも縛られないんだ!という考えに囚われている間は逆にエゴに利用されている状態であり、不自由な生き方と言えます。周囲の人間や環境に左右されていない状態とは社会に調和しながら生きているということです。

 

 

ここで注意したいのは、調和=誰とでも仲良くすることではありません。

一人でいるほうが好きなのであれば別に無理に他人と仲良くする必要はありません。

 

そもそも自由というワードにも囚われず、一人でいても友達や家族といても心が穏やかであるということが自由ということなのだと思います。

 

自分にとって心地のよいものを選択していくということが大切です。

この4つの鍵を手に入れることができれば、自由の扉を開くことができます。

 

皆様はいくつ当てはまりましたでしょうか?

私は意識しつつも、メンタル状態によってはどうしても不自由さを感じてしまう時はあります。

 

簡単なようで難しい内容ではありますが、意識するだけでも行動は自然と変わっていきますので、ぜひご参考にされてみてくださいね。

 

 

 

ドラゴンアイ