いわゆるハーフのお子さんをお持ちの親御さん、

子供に「ハーフ」という言葉を使ったことがありますか?

 

 

先日、ふと上の子に聞かれました。

 

「ハーフって何?」

 

いつもではないですが、自分のブログを一緒に見ています。

ブログの最下部にある、ブログ村のボタンに「ハーフの子」があったのですね。

 

近くに、あまり日本人家庭もおらず (そこでもハーフって聞いたことない)、

日本に帰っても家族と過ごしているのが主なので、ハーフと呼ばれたことはありません。

 

恐らく学校でも「ハーフ」として扱われたことはなく。

関連:痛恨のミスとハーフの環境

 

そこへ「ハーフの子」ときたので気になったようです。

 

とっさにでた私の答えは、

 

両親の半分(ハーフ)が外国人だと、その子どもはそう呼ばれるよ。

 

でした。

子どもではなく、ハーフなのは親??って不思議に思われるかもしれませんが。

 

周りから違うように扱われる、

よって、どちらの国にも居場所がみつけられない、

ハーフの語感が悪い(ハーフ = フルじゃない、足りない)

 

などなど、一瞬ハーフに関するネガティブな考えがよぎりましたが、それは説明しませんでした。

 

彼は

「自分はトライリンガルで、日本にもフランスにも家族があって、イギリスに住んでいる。」

と認識しています。

 

事実だしそれでいいかな、と。今、「ハーフ」のアイデアを入れる必要はないかな、という理由で。

良いか悪いかは分かりません。

 

とっさに出てきた私の答えはそうでした。

 

 

 

 

 

個人的な感想ですが、イギリス(おそらく他の欧米諸国でも)では、異国間ハーフの場合、あまりその違いが特別視されない気がします。

例えば、スペインXポルトガルとか、見た目に分からないですし。。。

そもそも大陸側のヨーロッパ人だったら、何世代前は違う国という人もいっぱいいるわけで。

 

異人種間 (なんか、すごい語感だ。interracial/interethnic)の子供だと、

容姿が違ってきて、マイノリティとして、多少「違い」が出てくるのかもしれません。

 

この辺り、昨日の記事でCoquelicotさんが興味深いコメントを残してくれています!

 

 

うちは、異国間、異人種間の結婚 (欧米にいる国際結婚は多いですよね)です。

 

公立の学校を選ぶにあたって、多様性のある学校を選びました。

この辺のデータは公表されています。

例えば、イギリスですから当然ですが、white britishが大部分の公立校もあります。

子供と私にとって、民族の多様性が高い方がいいかなあと思い、現在の学校を選びました。

 

皆がそれぞれ違えば、ただ単に個人になるかなと思いまして。

 

幼い子でも、というか、幼い子って「違うこと」にすごく敏感です。

皆と同じじゃない、というのは不安要素になり得ます。

 

ずーーっと前の記事に書いたのですが、「おにぎり」問題

 

問題になってないですが 笑。

 

黒い海苔をからかわれてから、皆と同じサンドイッチじゃないとイヤだと子供がいうようになった、とか。

そういうお話しを聞きます。

 

うちの子も、最初は「何それ何それ目」と聞かれたそうです。

クラスほぼ全員に 笑。

 

そこへ先生が来て

「みんなのお弁当おいしそうだけど、とりかえっこ出来るのなら、XX君(うちの子)のお弁当がいいな」

 

と言ったそうで、突然、おにぎり、好感度アップ。合格

 

違うからおかしい、ではなく、

違う、ただそれだけ(私は好き)。

 

という場面に変えてくれた先生に感謝です。乙女のトキメキ

 

この調子で、子ども達には、

 

日本語は周りで誰も話してない -> (他の人と違うからイヤ)

日本語は周りで誰も話してない -> 自分は違う言語も話す。それだけ。

 

 

私の国でも夫の国でもない国に住んで、私たち二人の言葉でない言葉で暮らしているので、

そこに基盤を求めすぎず、

ひとりの個人になってほしいな、と親の勝手な願いがあります。

 

 

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