お子様の気持ち(大滝さまより) | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
大滝さまよりメッセージをいただきました。

「子供たちへママの病気を伝えるべきか。」
→ ブログ記事はこちら

私は、伝えるのがベストだと思います。

かわいそう、乗り越えられない、登校拒否になるかも・・と思うと
そうなると言います。

でも、高橋先生の言われるとうり
必ずお子様にも不安や悲しみを乗り越えられる日が来ます。
 
これは、30代、40代で母親を亡くした子供を見てそう思います。

隠した方が、大人は嘘をつくと感じて心を開いてくれません。
 
後は、元気な頃から命について語ること、命は永遠ではなく、
生き返らないこと。

昆虫やペットの死から学んだり、絵本も沢山あります。

4~5歳からしっかり理解できます。
 
病気でなくても事故や震災などで命を失う事もあります。

急な出来事にも生きる力を子供達につけるべきです。

日本も100年ほど前までは死は自宅で身近だったし、
子供にも一緒に関わらせていたそうですよね。

戦争と言う親が目の前で殺されると言う事も。。。

でも、あの時代だから子供達は貧乏でも生き抜いてこられた生きる力
があったのだと思います。

今は、子供に伝えられないママさんが、現実には非常に多いです。

命の教育って必要だなって・・痛感しています。

知人が小学校で乳がんについて語り・・好評なようですよ。
 
と思わずメールしました。

上手く伝えられないですが・・・
死や病気の話題をタブーにする世の中に反対な私です。

死を感じてこそ生を大切にすると思います。



高橋です。

大滝さま、どうもありがとうございます。

ママのつらいお気持ちもとても良くわかります。

でも一人で抱え込まなくてもいいのですよね。

医療者の力を借りながら、
上手にお子様に病状をお伝えし、
一緒に病気を乗り越えていって欲しいですね。

私たち医療者は
ママや御家族だけでなく
お子様の心の中をも想像しながら
お話をするように心がけていきたいと思います。

そしてひとりでも多くのママとお子様、
それから旦那様や御家族みんなが
一日も早く笑顔になれるように祈っています。



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