2009.8.12 ザンクトガレン 2009 part 31 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
Part いくつまでいくのでしょうか。



まだまだいくよ!





-specific considerations for treatment choice

(治療選択のための特に考慮すべき事項)



In distilling patients and tumour features to reach patient treatment decisions , the Panel has adopted a fundamentally different approach from that used in previous consensus reports.



患者と腫瘍の特性を明確にして患者の治療を選択するために、パネルは以前までのコンセンサスレポートで使用されたのとは全く異なった取り組み方法をとった。



Clinical decisions in systemic adjuvant therapy of early breast cancer must address three distinct questions:



早期乳がん患者に対する全身的薬物療法に関する臨床的判断は、三つの明確な問題に取り組まなくてはならない。



i)what justifies the use of endocrine therapy,



すなわち、

1)内分泌療法の実施を正当化する根拠、



ii)what justifies the use of anti-HER2 therapy, and



2)抗HER2療法の実施を正当化する根拠



iii)what justifies the use of chemotherapy.



3)化学療法の実施を正当化する根拠である。



Because these decisions are based on quite separate criteria , the previous attempt to produce a single-risk categorization and a separate therapy recommendation are no longer considered appropriate.



これらは全く異なった基準に基づいて判断されるため、今までのように一律のカテゴリーへの分類や別個の推奨治療はもはや適切な方法とは考えられない、と判断した。



The new algorithm is summarised in Table 2.



あたらしいアルゴリズムを表2にまとめてある。(表2は後日記載します;yasuu)



As before , the Panel recognised that adherence to therapeutic guidelines is affected by affordability of certain genetic and imaging tests and the costs of some systemic therapies in various geographic settings.



これまでと同様、治療ガイドラインを遵守するには、地域的状況、遺伝子診断法の価格や、それらが利用可能かどうかなどの様々な要因に影響される。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





先日、出張で滞在したホテルでの対応でとても感動したことがありました。



困ったことがあり、その問題を解決していただきたいとお願いしたときに、



「もちろんでございます。」



と笑顔で迅速に対応してくださったのです。



何か困ったことや、解決しずらいことなどを、病院で相談しようとすると、多くの医師が嫌な顔をしたり、冷たい対応をしたりということが少なくないと思います。



それにより、つらい思いをされている患者様、御家族様がたくさんいらっしゃると思います。



まずは、代表して皆様に「ごめんなさい。」をさせていただくのと同時に、



患者様、御家族様に何かをご相談されたときには、



「もちろん責任を持って解決させていただきます。」



という対応をこれからも行っていきたいと思います。





もうこんな時間ですね。



早く休まないと明日に差し支えますよ、皆様。



遅くまでお付き合いくださいまして、いつもありがとうございます。





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