ザンクトガレン 2009 part 11 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
ザンクトガレン 2009



「とっても難しく理解不能です。」



そんなメールやコメントをいただいています。



もともと、がん治療の専門家に対しての学習の資料ですので、とっても難しいですよね。



でも、ドクターたちがどのような資料に目を通しているのかも知っておいてくださいね。





-microRNAs(マイクロRNA)



microRNAs ,particularly miR-335 and miR-206 , affect metastases by blocking cell migration while miR-126 blocks cell proliferation.



マイクロRNA、特にmiR-335 and miR-206は細胞移行を防ぐことによって転移に影響を与え、一方miR-126は細胞増殖を抑制する。



These microRNAs may be lost in highly metastatic cancers and this is associated with an oligogenic signature indicative of poor prognosis.



これらのマイクロRNAは高度転移能を有するがんで欠損している可能性があり、予後不良を示唆する特徴と関連している。



The predictive potential is being investigated.

Reintroduction of specific microRNAs has proved to be effective in suppressing metastases in animal models.



動物モデルにおいて特定のマイクロRNAの再挿入は転移抑制に寄与することが証明されている。





“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





今日は、緩和ケアの勉強会を院内で開催しました。



大盛況でした。



看護師さんだけでなく、理学療法士、ソーシャルワーカー、医療事務スタッフが参加してくださいました。



今日のテーマは「がん患者さまの御家族のケア」でした。



病気と闘っているのは、患者様だけではありません。



御家族も一緒に悩み、苦しまれていることが多いのです。



私たちはまた、御家族をサポートしていくことの大切さを感じています。



今日は、そんなお話を緩和ケア認定看護師さんから聞かせていただき、私からは少し緩和ケアの考え方についてお話をさせていただきました。



がん治療と緩和ケアは同時に行っていくものなのです。



がんの告知を受けてつらくなっているお気持ちを和らげてさし上げるのも、大事な緩和ケアの一つですからね。



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