ザンクトガレン 2009 part10 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
ザンクトガレン 2009

ついに10回目まできました。



膨大な量なので、永遠に続くような気もします。



最新情報の解読もなかなか大変ですね。





-Stem cells(幹細胞)



Further support for the stem-cell hypothesis in breast cancer arises in preclinical studies in which a subpopulation of cells identified by aldefluor are uniquely capable of transplanting tumours in animal models and appear to have the characteristics of self-renewing stem cells.



乳がん領域における幹細胞仮説は、動物実験モデルでaldefluorによって識別される細胞亜集団は独自に腫瘍を移植することが可能であり、自己新生幹細胞の特徴を持つようである、という前臨床研究によってさらに支持される。



Detection of such cells in clinical tissue microarrays identified patients with a relatively poor prognosis.



組織のマイクロアレイにそのような細胞が存在することは相対的に予後が悪いことを示唆する。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





なかなかハイレベルなお話であります。



私も勉強不足で分からない言葉だらけです。



でも分からないことを避けて通っていると、知識が偏ってしまうので、一度は文章を読んでおかないといけません。



後で振り返ってみて、内容が見えてくることがありますので。



みんな、がんばろうね。





今朝も暗いうちから手術室で闘っていました。



いつ人を病気が襲うか分かりません。



そんな時、いつでも緊急対応してくれる病院は絶対に必要ですよね。



私たちは常に、どんな時でも救急患者様に対応できる病院を目指しています。



でもその体制を維持するためには、病院内の全てのスタッフが熱くないといけません。



さいわい、私たちのスタッフはとても熱く、いつも全力で私たち医師をサポートしてくださいます。感謝しています。



ただ、誰かだけが熱くてもいけません。



みんなが熱いハートを持って、誠心誠意患者様のために全力を尽くすことが大切です。



これからもそんな病院でありたいと思っています。



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