上口唇の外側の傷って、どんな感じですか? | 山本クリニック院長 ドクトル山本ブログ

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Key Words : 唇を厚く、唇を挙げる、唇の形を変える、鼻の下を短く、口元 美容整形

 

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に深く感謝いたします。

上口唇の形状を整える手術に口唇の外側の皮膚を切り取って引き上げる手術があります。

美容外科での手術件数としては、目や鼻の手術に比べると少ないので、あまり目にしないのですが、傷の経過等についてお問い合わせを受けることが増えましたので、ご紹介したいと思います。

 

まず、術前と術後4か月の状態を比較していただきたいと思います。唇の形が変わり、口全体の雰囲気も変わったのではないでしょうか?

 

術前

術後4か月

術式に関して説明されていることも少ないと思いますので、少し説明を加えたいと思います。まず唇を引きあげますので、その分の皮膚を切り取らなくてはなりません。単純にデザインすると唇が伸びたり縮んだりしますので、術後に形が変わってしまいます。こうしたことを計算に入れてデザインします。このデザインする能力をデザイン力と私は呼んでいますが、このデザイン力が美容外科医には大事なことです。

次に、局所麻酔をして、この部分を切り取ります。切り取るときに均等で適度な厚みで切り取らないと、術後に段差が出来てしまいます。この作業と縫合が仕上がりに大きく影響します。

 

今回は、術後の傷経過を中心に御覧に入れたいと思います。術後5日目抜糸時の状態をお見せしますが、この方は、腫れが大きく出たほうだと思います。唇や唇の上の部分の皮下出血があり、一部分は黄色くなっています。

いつも同じ事を書きますが、同じ手術名前でも内容は医療機関によって全く違います。ちょうど『マグロの握り』というメニューでも値段、内容が、回転ずしと老舗のお寿司屋さんでは、大きく異なるようなものだと思います。

ただ、医療は、高ければ腕が良いというものではありません。そこには、医者の感性や世界観が含まれ、金額に反映されていることもありますので、なによりも大事なのは、『ご自分に合った先生を見つけていただく』事だと思います。

 

次に術後1か月、術後2か月の状態をお見せします。傷口がだんだんと馴染んで行く様子がお分かりいただけるのではないでしょうか?

術後1か月

 

術後2か月

 

どのような手術でも同じですが、術前に『担当医を吟味して決めていただく』事が非常に大事だと思います。

 

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