振り返り①でお伝えした
老け肌への落とし穴
日焼け止めの塗り直しの頻度が低い
番組では、「なぜ塗り直しが必要なのか」を実証するため
特殊なライトを使用して
日焼け止めを塗ってから数時間後の変化を検証
日焼け止めを塗った直後は
ライトをあてると左のように黒く見えます。
ところが、3時間外出をした後は
直後と比較して、顔全体がうっすら明るくなっているのがわかりますね
つまり、日焼け止めが薄れている証拠です
薄れた理由は、外出中のこんな行動にありました
顔を触ったり、頬杖をついたり
電話をしたり
汗を拭いたり
これら物理的な刺激によって徐々に落ちていったと考えられます。
また、あまり知られていませんが、日焼け止めは
紫外線があたること自体でも機能が落ちていきます
ですから、日焼け止めの機能をきちんと保つためにも
2~3時間毎の塗り直しが必要です
塗り直しは、パウダータイプがおすすめです
よれたファンデーションや皮脂などの上に
軽くティッシュを押し当てて優しくオフしてから
ファンデーションをスポンジにとって肌にポンポンのせてください
ものすごく激しい動きで塗っている様子が
これは、「老け肌」です
老け肌への落とし穴
顔への強い刺激
顔には、皮膚を筋膜や骨につなぎとめる杭のような役割をする
「リガメント」という靱帯があります。
加齢によってただでさえ、弱くなっていくのに
ガンガン動かして強い刺激を与えると
靱帯が伸びて弱くなります。
つまり、肌への強い刺激を与えれば与えるほど
「たるみ」を加速させてしまうのです
さらに、皆さんにお話を伺っていくと
外に出ない時はまったく日焼け止めを塗らないという声が
これは、もちろん「老け肌」です
室内なら大丈夫だと思っている方が多くいらっしゃいますが・・・
窓ガラス越しの紫外線でも老化は進みます
老け肌への落とし穴
室内での油断
紫外線は、波長の長いものからUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されます
このうち地上に届いて肌に影響を与える紫外線は
UV-AとUV-Bの2種類です
特にUV-A(紫外線A波)は、波長が長く真皮層にまで届き
コラーゲンやエラスチンを変性させ、時間をかけて皮膚の弾力を失わせ
そんな紫外線A波は
約80%も窓ガラスを透過することがわかっています
ですから、外出する・しない、メークする・しないに関わらず
顔に関しては朝のスキンケアの最後には日やけ止めを塗る
と決めてしまいましょう
続いて、サングラスをチェック
サングラスをかけること自体は◎良いのですが
レンズの色が濃すぎると瞳孔が開くので
逆でに紫外線が目に入りやすくなってしまいます
瞳孔は光の入り口で
開いたり閉じたりすることで目に入る光の量を調節しています
色の濃いサングラスをはずした直後の瞳孔を見てみると
明るい場所にいる時よりも開いているのがわかりますね。
つまり、色の濃いレンズをかけると、瞳孔が開き
レンズの隙間から紫外線が入りやすくなるということです
すると、目の中でレンズの役割をする水晶体にダメージを与え
白内障のリスクを高めてしまいます
サングラスは、UVカット加工が施された色の薄いレンズで
さ隙間から紫外線が入りにくいタイプを選びましょう
スタジオでも、ご質問にお答えしました
出演されていた北原さんが
日焼け止めはパンパン叩き込むという
なかなか体育会系なことを言っていましたが
これは「老け肌」
日焼け止めは、上に膜を作るだけで
十分に機能を発揮するので
こすったり、叩いたり、すりこんだりする必要はありません
優しくのばしていただくことをおすすめします
振り返り③では、
紫外線のリスクを高めてしまう意外な食べ物について
ご紹介いたします
そちらも是非ご一読ください
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)
♪重版しました♪
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