ほぼ半年前に、

血糖値を下げ、老化を防ぎ、免疫力を高める…最強の健康食品「ヨーグルト」で唯一注意するべきこと 「飲むヨーグルト」は無糖プレーンでも避けたほうがいい

というその時点での情報に対して疑問を呈し、「飲むヨーグルトを避ける必要なし」とするブログを投稿しましたが、それをリブログしますので、始めに一読願います。

(端的には、ほぼ後半に当たる「飲むヨーグルトに関しては・・・」からでも構いません)

 

本稿では、リブログで参照した記事と同じライター(笹井恵里子:ジャーナリスト)の最新の記事(*)から、老けないヨーグルトや機能別ヨーグルトの具体的な情報を紹介します。

 

 

まず「老けない」の定義ですが、抗糖化作用つまり糖化産物であるAGE(終末糖化産物で老化の原因物質)の生成抑制作用のことを指しています。

 

市販のプレーンヨーグルトのAGE生成抑制率(下記()内)を比較した実験結果(八木雅之氏(同志社大客員教授))によると、ベスト5は次の様になりました。

 

 1位:明治 ブルガリアヨーグルト(60.1%)

 2位:小岩井 生乳100%ヨーグルト(59.2%)

 3位:森永 ビヒダスプレーンヨーグルト(48.8%)

 4位:フジッコ カスピ海ヨーグルト(48.3%)

 5位:雪印 ナチュレ恵プレーンヨーグルト(45.2%)

 

ちなみに、調べた19種のヨーグルト全てでAGE生成抑制作用があったそうですが、試料として実験に供したのはホエイ(乳清:上澄み液)なので、捨てないで摂ってください。

 

ヨーグルトには機能別に選べるメリットもあります。

いずれも機能性表示食品として届け出ており、その機能の表示が可能ですので、まとめてみました(具体例:主な菌株/商品名)。

但し、これらの効果は最低でも2週間継続しないと期待できないので、老けないタイプも考慮した上で選んだ商品は、じっくり構えて実感してください。

 

そしてヨーグルト摂取のタイミングですが、アンチエイジング作用を期待するなら、「食前」に食べるほうが断然いい。ヨーグルトは血糖値を抑え、抗糖化作用を促す(AGE発生を防ぐ)からなのです。

 

最後にヨーグルトにキウイかバナナを組み合わせると、食物繊維やオリゴ糖のプレバイオティクスがプラスされて、文字通り最強食になります。

 

一日100~150gを目安に、是非、毎日の食事で摂取することをお勧めします。

 

((*)笹井恵里子著:老けない最強食(文春新書)に基づく記事(PRESIDENT Online,2023.11.23)を参照し、一部改編・引用しました。また本文中の下線部の詳細については、インターネット等の情報で確認してください。)